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2014/09/18 アジア大会2014 日本女子代表 vs ヨルダン女子代表

日本女子代表 12-0 ヨルダン女子代表


5月のアジアカップでヨルダン女子代表と闘い7-0で勝利しています。
そのため、勝点3は間違いなく興味は何点取るか、でした。

しかし、ヨルダン女子代表からすると前回7失点もしているので、同じ轍を踏まないよう守備的な布陣にして、大量失点をしないように望んでくる事は予想されました。
そのため、なでしこジャパンが得点を取る事に苦労する事も想定されました。サッカーではよくある事例ですから。

でも、なでしこジャパンとヨルダン女子代表の実力差は予想以上でした。
前回以上の展開になり、前半だけで8-0。これだけ得点があると中だるみになるものですが、なでしこジャパンは後半も得点を重ね12-0で試合終了。

なでしこジャパンの試合前、中国女子代表は台湾女子代表と対戦していました。この試合、中国女子代表は4得点しか取れませんでした。
この結果、中国女子代表とは得失点差8。なでしこジャパンは、最終戦の台湾女子代表である程度の得点程度取れば、1位通過が濃厚になりました。

この試合の先発は下記の通りです。
第1戦から数名が変更になりました。

GK 山根
DF 有吉 北原 長船(岩清水) 臼井
MF 阪口 宮間 木龍(増矢) 川澄
FW 菅澤(中島) 吉良

この試合、ヨルダン女子代表のシュートが1本しかなかった事からわかるように、守備の評価をする程の攻撃はありませんでした
逆に、そのように相手のプレッシャーがないはずなのに、ミスが見られたのは反省材料です。
特に、長船とGK・山根が交錯したシーンは、シッカリと声を出せば防げたアクシデントだと思います。
長船が相手FWに押されたのは確かですが、この試合内容であのようなシーンまで持ち込まれるのは、明らかな判断ミスです。

一方攻撃でも、ゴールエリアで相手がボールウォッチャーになるならマークを外すのは簡単。得点を取ったからといって評価にはつながらないと思います。
男子のU-21日本代表で、鈴木武蔵がU-21クウェート代表戦では2得点するも、強いU-23イラク代表戦ではシュートどころかボールキープさえ出来ませんでした。
やはり、強い相手の時にどれだけ結果を出せるかが評価のポイントです。

なでしこジャパンは、高瀬、猶本に続きこの試合で長船が負傷。登録メンバーが18名しかいない中で苦しいメンバー構成になります。
しかし、決勝トーナメントが見えたので決勝トーナメントを視野にして復帰を目指して欲しいと思います。