待ちに待った「iPhone 4S」を含めた「iOS5.x」の脱獄ツールが1月21日にリリースされました。
リリース後すぐに脱獄したかったのですが、野暮用があり遅くなりました。一方で、バグ等でトラブルが発生しないか様子見をしていた部分もありますが(^^;)
やっと、時間が取れるようになったので脱獄を実行しました。
まず、既に脱獄したユーザーのレポートをWebサイトで読んで、今回の脱獄ツール「Absinthe」についての注意点をピックアップしておきます。これは、トラブルが発生した際に対処出来るようにするためでもあります。
また、脱獄過程の不具合でアプリケーションの整列が崩れた場合を考えて(過去にありましたので)ホーム画面とフォルダの中身をスクリーンショットですべて撮り「iPhoto」に保存しておきました。
脱獄作業の第一歩は、「iTunes」と同期を取って「iPhone 4S」内のデータをバックアップする事です。これにより脱獄に失敗した場合でも入獄状態までの復帰が可能となります。
また、脱獄は時間がかかるため「iPhone 4S」の設定で「パスコードロック」と「自動ロック」を「オフ」にしておく事が必須です。
ここまで終了したら、脱獄ツール「Absinthe」をダウンロードします。
脱獄の手順は「Jailbreak.Info」に詳しく解説されています。今回私は、この「Jailbreak.Info」を参考にしました。
今回の「Absinthe」は、脱獄作業中ユーザーは何もする必要がありません。単に脱獄終了を待つだけです。
「iOS4.x」まで使用していた「PwnageTool」では途中でユーザーがホームボタンや電源ボタンを指定のタイミングで操作しなくてはいけませんでした。このボタンを押す、離すタイミングで脱獄作業が失敗する事がありました。その点、「Absinthe」は世話なしで簡単です。
しかし、簡単なはずの「Absinthe」で私は2回失敗し3回目にやっと成功しました。
まず1回目の失敗事例。
「Absinthe」での脱獄作業は30分程で終了しました。
「iOS4.x」までの脱獄ツールでは「Mac」との間での脱獄作業が完了すると「Cydia」アイコンが現れ脱獄終了でした。
しかし、今回の「Absinthe」での脱獄は、「Mac」と「iPhone 4S」の間で行われる作業だけで脱獄が完了するわけではありません。何故なら「Mac」との間の脱獄作業が完了して現れるのは「Absinthe」アイコンだけです。
脱獄を完全に完了させるためには「Absinthe」アイコンをタップし起動させ「Greenpois0n.com」から「Cydia」をインストールさせる作業が必要となっています。
何の問題もないと思われた手順でしたが、私の場合「Absinthe」アイコンをタップすると「VPN」を要求するエラーダイヤグラムが表示されて先に進みませんでした。
私にとって「VPNって、何?」でした。
「JailBreakers.info」の「デバイスでの作業 Cydiaのインストール」項目に「iPhone 4S」の「設定>一般>ネットワーク」内にある「VPN」を「オン」にすればOKと記載されています。
しかし、私の環境ではこの「VPN」を「オン」にできません。
「Greenpois0n.com」が混雑しているとデータベースエラーが出るとも説明されていたので、数日様子を見ましたが同じ状態で解決しません。
私の事例が稀ではなく、同様の症状になったユーザーは結構いるようでした。
その場合は、「iPhone 4S」を「復元」し「新しいiPhoneとして設定」するとの解決策が「Tools 4 Hack」にありました。
このままでは先に進まないので「復元」する事にしました。
通常「復元」を実行すると自動的にバックアップファイルを作成するそうです。
しかし、ここでは念のため、「iTunes」の「iPhone」アイコンを「control+クリック」して「バックアップ」を選択し、手動でバックアップファイルを作成しました。手動でバックアップを取ると履歴にバックアップの日時が明示されるので元に戻す時にどれを指定すれば良いかがハッキリするメリットがあります。
手動でのバックアップが終わったら「復元」ポタンをクリックして「iPhone 4S」を「復元」します。「復元」が完了すると「バックアップから復元」か「新しいiPhone」か聞かれます。勿論、「新しいiPhoneとして設定」を選択します。
これで、まっさらな「iPhone 4S」ができ上がりました。
今回はこれに対して脱獄します。
この「iPhone 4S」はアプリケーションやデータがまったく入っていないので脱獄する時間は10分かからないで終了します。
脱獄終了後に現れた「Absinthe」アイコンをタップ。
今回は無事に「Cydia」がインストールされました。これで解決と思ったら、次の問題が...。
標準アプリケーションの「ビデオ」と「株価」のアイコンが真っ白となっています。これもWebサイトに報告がありましたので、珍しい事例ではないようです。
「株価」は使用していないので気にしませんが「ビデオ」は使用頻度がありますので、これが真っ白では気になります。
この事例は「Absinthe」の「v0.3」までに発生するバグだそうです。私が脱獄に使用したのが「v0.3」でした。
2月2日にリリースされた最新の「v0.4」では解決しているとの事でした。
今回の原因は「Absinthe」のバグですが、私にとっては2回目の脱獄の失敗。
そこで、新しい「v0.4」をダウンロードして、再度脱獄作業を行う事にしました。
まっさらなので再脱獄もたいして時間がかからないので、それ程の負担でもありません。悩んでいるより実行した方が早い感じです。
「v0.4」で脱獄を行ったら真っ白アイコンの問題もクリアーして無地に脱獄完成となりました。
このように3回目でやっと脱獄完了です。
アイコンが真っ白になるバグは「v0.4」で解決しましたが、「VPN」の問題はいまだに発生するようです。
また、まっさらな「iPhone 4S」に対して脱獄した方が安定性があるとの意見もあります。
このような事を考えると、一見遠回りのように思えますが「復元」作業を行ってから脱獄するのが、結果としてもっとも早くて安全な脱獄方法ではないかと私は感じました。
次回は、「iPhone 4S」にインストールした脱獄アプリケーションについてレポートします。