「Banggood.com」で購入した「Xiaomi」の有線イヤホン「Piston 3」が2日に到着しました。
今回の海外通販で最大の懸念事項が、購入した「Piston 3」が本物か否かでした。
さて、その結果は...
本物でしたヽ(^O^)ノ
ホットひと安心。
「Apple」製品とは別の意味での「開封の儀」の緊張感は高かったです(^^;)
事前にWebサイトで収集した情報に間違いがなかった事が証明されました。
では、真偽確認した過程をレポートします。
基本は、前モデル「Piston 2」と同じです。ただし、多少変更されている個所があるので画像を中心にした「開封の儀」で変更個所を含めたポイントを示します。
パッケージは「Piston 2」が「無印良品」を彷彿させる段ボールデザインなのに対して、「Piston 3」は真っ白のパッケージ。
「Piston 2」の段ボールのイメージが強かったので、一瞬「あれ、偽物?」と思ってしまいました。
パッケージの中のケース。
情報通りシッカリとした作りです。
今時、日本製品の2,000円台のイヤホンは、つり下げパッケージでコストダウンしています。「Piston 3」のようなケースは10,000円近くの商品でないとお目にかかれないのではないでしょうか。
ケースを開け、真偽のポイントのひとつイヤーピース部分のサイズ表記を確認します。
「XS / S / L」表記が本物で音符表記が偽物です。幸い、今回購入したのは「XS / S / L」表記でした。
ただし、「Piston 2」の真偽のひとつであったクリップは「Piston 3」には正規版でも同梱されていません。
最後の真偽のポイントはQRコード。
「iPhone 5s」のQRコードアプリから読み取ると、正規版証明画面(左側画像)が表示されました。
以上、チェックポイントをすべてクリアーしたので、今回「Banggood.com」で購入した「Piston 3」は本物と判断しました。
今回購入した「Piston 3」のパッケージに記載された正式モデル名は「小米活塞耳机(?准版)」。
「Google翻訳」によると「Xiaomi ピストンヘッドフォン(スタンダード版)」との意味だそうです。「Xiaomi」のWebサイトでの表記と同じです。
「Piston 3」の製品の作りはシッカリとしています。いわゆる、「中華系」と言われるチープ感はありません。
この品質の製品が2,000円台で購入出来るのなら満足です。
後は、実際の使用環境での耐久性です。
1年もしない内に破損や断線等の不良が出るようだと「安物買いの銭失い」になってしまいますからね。
そこで心配なのが、「Piston 3」のケーブルがかなり細い事です。
ケーブル本体が細いと言うは被膜が薄いと考えられます。
そのような構造で、不可抗力で強い力がかかった場合(引っかかった場合等)の耐久性が懸念されます。
今回、初めて中国本土からの通販でたので、どのように荷物が届くのかを確認したいと思い、追跡情報を小まめにチェックしました。
まず、驚いたのが追跡情報がなかなか反映されない事です。
日本の宅配便だと、ショップからの発送メールから数時間で追跡情報が反映されます。
また、昨年スペインの通販を使用した際も、今年の春に「ebay」で通販した際も追跡情報は1日程で反映されました。
しかし、今回は数日を要しました。
追跡情報Webサイト「17track.net」での表示は、
追跡番号が見当たりません
のままでした。
22日に「Banggood.com」で購入手続きをし、「17track.net」に追跡情報が反映したのが27日頃です。
その頃には、荷物は既に広州空港で出国準備中でした。
発送元がバーコード入力を忘れたのでしょうか?
それとも、中国からの荷物はこれが正常な状態なのでしょうか?
相手国空港を出発してからは日本の郵便局の追跡で情報を取得出来ます。
そのため、中国国内での荷物の移動をシアルタイムで知りたかったのですが、今回は(?)役に立ちませんでした。
今回の購入目的が中国の通販サイト「Banggood.com」からの購入品が本物か否かがメインになってしまいました。 そのため、音響製品なのに音質への興味は二の次になってしまいました(^^;)
でも、折角だから「Apple」純正有線イヤホンと聞き比べをしました。
「Piston 2」は、購入したばかりの音質とエージングを済ませた後の音質ではかなりの違いが出るとイヤホンマニアの評価がありました。「Piston 3」にも当てはまるかもしれません。
なので、購入したばかりの視聴が「Piston 3」の本当の音質ではないかもしれない点を踏まえての評価となります。
「Piston 3」の第一印象は下記の通りです。
・高音域に伸びがある
・中低域が厚い
・音場の広がりがある
音場の広がりを好み低音域重視の人には評価が高い音造りと感じました。
でも、私のように中音域重視の「かまぼこ型」好きだと「Apple」純正イヤホンと大きな評価差を付けるのは難しいです。
私には、長時間聴いていると高音域が気になり聴き疲れする懸念があります。
また、低域が厚いと言えば聞こえは良いのですが、悪く言えばブーストかけ過ぎとも言えます。
このため、場合によっては肝心な中音域がマスクされる可能性が見え隠れしています。中音域を前に出すためには低音域をもっと抑える方がよい印象を受けました。
エージングで、これらの点が改善されれば良いですが、どうなるでしょうか?
エージングが終わった後でも音質が私の好みに合わないようなら脱獄アプリケーション「EqualizerEverywhere」で調整する必要があるかもしれません。
その場合、そのイコライザ調整値は「Piston 3」専用として保存する事になります。
最後に、心配した音漏れはほとんど発生しないようです。
「Piston 2」は、ほとんどダダ漏れ状態との評があったので、通勤電車の中で等使用する事を考えたら「Piston 3」の選択が正解のようです。
「Banggood.com」で購入した「Piston 3」は、本物と確定。
また、荷物は手続きから12日で到着しました。2週間を予想していたので、それよりも僅かに早かったです。
これらの結果とWebサイトでの評価から「Banggood.com」が信用がおける通販サイトと言って良いと思います。
次回購入機会があった時も、安心して「Banggood.com」で注文する事が出来ます。
と言う事で、「Piston 3」の次に何か欲しい物がないかと眺めていたら、「Xiaomi」の「Bluetooth」片耳イヤホン「LYEJ01LM」がありました。
この商品は「Xiaomi」の中国版Webサイトだけで英語版Webサイトのラインナップにはありません。
しかし、「Banggood.com」では日本からの購入も可能となっています。ただし、「Piston 3」のように割引がないので、少々高く25.99ドル(3,200円弱)です。
「Xiaomi」の英語版に「LYEJ01LM」が紹介されていない理由は、電波の認証問題と思われます(日本での「技適マーク」)。
日本国内で「Bluetooth」付きの商品を販売するには「技適マーク」の取得が必要となります。しかし、現在「Xiaomi」の輸入代理店がいないので、これらの手続きが出来ません。
「技適マーク」ない商品を販売すると電波法違反になります。
このため、「Piston 2」や「Piston 3」を販売している国内の通販業者も「LYEJ01LM」は国内販売が出来ない状態なのでしょう。
かなり物欲を刺激される商品なので、国内で使えないのは残念です!