自宅のPowerMac G4/400の内部空冷ファンを交換しました。
静音化が目的ではありません。異常音がするようになったからです。
カレコレ半年位前から使用中に時々(不定期的だが1週間に1度というようなまれに)ファンが大きな音を立てる症状が発生するようになりました。
一度終了して10〜15分位のインターバルを置いて起動すると何事もなかったかのように正常に動作します。異常音の間隔が短くなってくるようにも思えません。このため、今まで何の対策もしていませんでした。
しかし、この異常音で作業が10〜15分間中断するため効率が悪い事は確かです。そこで、やっと手当てをする決心をしました。
交換するなら静音ファンにするのは当然です。ネットでいろいろと検索して調べてもオリジナルの回転数、風量はわかりません。しかたがないので、回転数1,500rpm、ノイズレベル24.7dBで「超静音」と謳って適度な価格のADDA社製の12mmファン(CFX-120S)をT-ZONEで購入しました(売価1,980円)。
オリジナルのファンは、DELTA ELECTRONICS, INC. のWFC1212Bです。
コネクターはオリジナルは2ピンですが、ADDA社製は3ピンとなっています。2ピンへの変換コネクターを自作すればよいのでしょうが、面倒なので付属の4ピン変換コネクターを使用しました。電源からのコネクターであまっていた4ピンに接続しています。電圧的には+12Vだから問題はないはずです。
内蔵空冷用ファンを止めてる金具を外します。
まず、マル印の部分のネジを外します。
次は、金具の上部にある2ヵ所のツメを下に引いて外します。
これで金具は外れます。回りにぶつけないように注意して手前に持って来ます。
最後にファンと電源をつないでいるコネクターを外します。
これが、今回購入したADDA社製の12mmファン(CFX-120S)です。
DC12Vで0.13Aです。
Macのコネクターが2ピンで、CFX-120Sのコネクターが3ピンのためそのままでは接続できません。付属の3ピン-4ピン変換ケーブルを使用しました。
Macの電源であまっていた+12VコネクターにCFX-120Sを接続した様子。
オリジナルの12mmファンです。
ホコリで真っ白になっています。
交換して約1週間経過しました。
不良個所が内部空冷ファンなのか電源ファンなのか、決定できない部分もありましたが交換作業がしやすく間違っても出費が少ない所からということで内部空冷ファンを交換しました。
その後、異常音が発生しない所を見ると、やはり犯人は空冷ファンで正解だったようです。
オリジナルのスペックがないので風量などに少々不安は残りますが現状では問題はなしです。