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返金で「EIZO EV2450-BKR」に買替え!

1月24日に「Mac mini」用モニターが突然起動しなくなり「EIZO」「EV2316W-Z」に買い替えました。
しかし、画面が上部から下部にグラデーションがかかっていて、かつ色が薄いので修理に出した所までは前回レポートしました。

その後の経緯は予想外の展開でした。
大きな流れは下記の通りです。

サポートからの返答は「良品判定」

返金対応のお願い

返金対応承諾の返答

モニターの買替え

再度「EIZO」のモニターを購入

各々詳しく説明していきます。
多少なりとも参考になる点があればレポートした甲斐があります。

返金対応までの経緯

引き取りしたのが2月6日。最初の修理内容の報告がメールで来たのが16日。
他メーカーの修理レビューを見るとかなり遅いのが目立ちます。「EIZO」の7営業日での返答は早いようです。
でも、返答内容にはガッカリでした。

【確認現象】
お客様の指摘症状は、弊社出荷良品レベルでした。

工業製品なので多少の差が発生するのは許容範囲だとは認識しています。
また、今回の事例は、重箱の隅をつつくような細かい差を取り上げて指摘した分けではありません。
こだわりのない家族が見ても「おかしい!」と言うレベルの差があったから修理依頼したのです。
しかし、これを「良品レベル」と言うのでは修理サポート部隊が存在する必要性はないと感じました。

そこで、納得出来ない旨の返答をしました。
その上で、そのままで帰って来ても使わないので返金対応出来ないかを投げ掛けました。

駄目元での要望だったのですが、返金対応するとのメールが来ました。
これは、購入2週間後(修理依頼は1週間後)だったのも要因だったのだと思います。購入から1ヶ月も、2ヶ月も経過していたら返金対応しなかったでしょう。

モニターの再購入

「EIZO」から返金対応してもらえたのは幸いでしたが、そのため再度モニターの購入機種を検討しなければならなくなりました。

「EIZO」のサポートが言う
TN液晶はグラデーションがあっても良品判定
に懲りたので、今回こそIPS液晶に絞って選ぶ事にしました。
もっとも、「EIZO」以外は2万円台でもほとんどがIPSパネルなので出費が増えないでも買替え可能です。
今回、私がモニターを選ぶ条件としたのが、

液晶パネル5年間補償
修理時の貸出機提供

です。
本体は長期保証していても、液晶パネルは1年間としているメーカーもあるので注意が必要でした。
結局、液晶パネルの5年間補償しているメーカーは「EIZO」の他には、
I・O Data
Philips
の2社だけでした。

しかし、液晶パネルを5年間保証している2社でも、修理引き取り時の貸出機の提供はありませんでした。

そもそも、貸出機提供しているのは「EIZO」の他は「DELL」だけらしいです。 その「DELL」も実際には法人メインのサービスなので個人ではかなり条件が厳しいとの事(ヨドバシカメラ・アキバ店店員談)。

このような事で、私が希望している「液晶パネル5年間保証」と「貸出機提供」の両方をクリアーしているのは「EIZO」しかない事が分かりました。

しかし、その「EIZO」のIPSパネルの機種は約4万円です。
同じ液晶パネルの5年間保証がある「Philips」と「I・O Data」では20,000円前後でIPSパネル(「I・O Data」はADSパネル)の機種があります。
この2社の場合、故障しなければ、「EIZO」の半額で済みます。運悪く修理が発生し買替えても「EIZO」の機種1台と同じ価格で済みます。
このように考えれば「Philips」か「I・O Data」を選択するのもひとつの方法でした。

今回、モニターの不良にあったのでWebサイトでモニターの修理レビューを調べてみると、海外メーカーを中心にかなり酷いとの評価が多く上がってました。
修理状況の確認のためメールを送っても返事が1週間2週間遅れるのは当たり前。このような状況なので、修理品が何時戻ってくるかを把握するのは困難です。
これらのメーカーの商品を購入した場合、1台だけでなく最低2台ないと修理の際に不自由になる事確実です。

一方、今回初めて「EIZO」のサポートを利用しました。
「良品の範囲」との返答にはガッカリでしたが、その対応スピードには感心しました。

こちらのメールでの問い合わせに対しての返答は、翌日中には必ずありました。早ければ翌日午前中です。
今まで、色々なPC周辺機器メーカーのサポートにメールで問い合わせしましたが、日本のメーカーでも返答まで数営業日は当たり前。そのような、過去の経験からすると「EIZO」のサポートの早さは他のPC関連のメーカーの中でも抜群の早さです。
一般的な事例の返信はマニュアルがあるので早くても、今回発生した返金と言うのは会社的にかなり時間のかかる作業です。しかし、「EIZO」はこの対応も翌日には返信が届いたのには驚きました。

1月なら5,000円安かった!

そのような窓口対応の素晴らしさから、もう一度「EIZO」に賭けてみました
「EIZO」から返金してもらいましたが、それに10,000円を上乗せしてIPSパネル機種機種を購入です。

購入したのは「EV2450-BKR」
1月には35,000円程になっていたらしいですが、現在は5,000円近く値上がりして39,800円。
少々、購入のタイミングが悪かったのが残念です。

「EV2450-BKR」使用感

「EIZO」のIPSパネル機「EV2450-BKR」

実際に「EV2450-BKR」を使用するまで気が付かなかった点が、

「EV2450-BKR」は23型ではなく23.8型だった

と言う事です。
「EV2450-BKR」を使っていて、

何か広いな?

と感じていました。

フレームレスだからかな?

と思っていた所、マニュアルを見たら23型ではなく23.8型と記載してありました。つまり、ほぼ24型です。
広くなったのは気のせいではなかったのです。
「EIZO」でIPSパネルの選択肢は「EV2450-BKR」しかなかったので細かいスペックまでは気にしていなかったので使うまで気が付きませんでした。

今は、自宅でDTPをしないので幅広画面は必ずしも必要ではありません。
23型でもう少し安い機種があったら私的には嬉しかったと言うのが本音です(^^;)

「EV2450-BKR」は問題なく正しく表示されました。
もっとも、今回も不具合があったらキレて、二度と「EIZO」には戻りませんが...

まとめ

当初モニターの買替え金額は、20,000円代前半を想定していました。
しかし、「EIZO」を選定したため5,000円アップ。それから、トラブルで再度の買替えで、さらに10,000円アップ。
結局、当初の想定の倍の買物となってしまいました...

今回、初めて「EIZO」の修理サポートを経験。
既に記述したように修理部隊の「良品判定」にはガッカリしましたが、メールでの対応窓口のスピードには感心。
結局、修理サポートのと良さと悪さを一緒に体験しました。

しかし、このメール対応のスピード感が再度の「EIZO」の購入につながったのは確かです。
返事が毎回数日遅れていたら解決までに2週間以上かかっていたわけです。
そのような対応だったら、「EIZO」を選択しなかったのは確かです。
トラブルよりもその後の対応が大事とは、このような事を言っているのでしょうね。

でも、もうトラブルなしであって欲しい。
また、「EIZO S2031W」と同様に故障なしで7年程持ってくれればこの出費も高くなかったと思います。