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欧州周遊ツアー【SIMカード使用結果編】

出発前にレポートしたように、今回のヨーロッパ周遊ツアーでのインターネット環境には「Vodafone IE」を利用しました。

昨年のスペイン旅行のような使えなくなるトラブルは発生せず、帰国時の乗継ぎのチューリッヒ空港まで問題なく使えました。

ただし、回線でない部分で少々の問題点が発生しました。
それは、課金についてです。
「Vodafone IE」の「Red Roaming」はヨーロッパでは、2.99ユーロ/日。ですが、

「iPad Air」は、2.99ユーロ/日以上に課金されていた
「iPhone 5s」の課金日数が1日程多かった

の2点でトラブルが発生しました。

「iPad Air」での課金トラブル

途中で10ユーロ追加(左側)、残高0ユーロ(右側)

チャージしたのが25ユーロでした(到着時に0.5ユーロ残があったので合計25.5ユーロ)。
ヨーロッパ滞在7日間なので、
25.5ユーロ-(2.99ユーロ×7日)=4.13ユーロ
残る計算です。

4日夜にホテルで残高を確認した所、「iPhone 5s」は2.99ユーロ/日の課金となっていました。
しかし、「iPad Air」の回線は残りが1.4ユーロしかありませんでした。
「Vodafone IE」使用時に参考にした「『シニア旅人』の旅情報」のコメントでもタブレット使用したユーザーの方で課金が2.99ユーロ以上になっている事例がありました。
私の場合も、この事例になったようです。
仕方がないので、その場で10ユーロを追加でチャージしました。

更に、帰宅後に残高を確認したら0ユーロに...
最終日には「iPad Air」を使用しなかったので課金日数は2日のはずなので4ユーロ程の残高になるはずです。
今回の使用結果から判断すると「iPad Air」では課金が5ユーロ/日になっている計算です。
「iPhone 5s」では正常なのに「iPad Air」で「Vodafone IE」の「Red Roaming」を使用すると何故5ユーロになるのか原因が分かりません

「iPhone 5s」での使用日数トラブル

チャージは25.5ユーロ(左側)、残高1.45ユーロ(右側)

一方、「iPhone 5s」は2.99ユーロ/日と正しい課金でした。
ただし、帰国後に確認した所、残高が1.45ユーロでした。7日間使用なら残高が4.13ユーロのはずです。残高が1.45ユーロと言う事は8日間分が課金されている事になります。
「Vodafone IE」のSIMカードは飛行機の中で回線オフの状態で載せ代えたので日数が増える事は考えられません。 こちらも原因は不明です。

でも、「Vodafone IE」は魅力的!

「iPad Air」での1日の課金と「iPhone 5s」での使用日数に疑問点がある使用結果となりました。

「『シニア旅人』の旅情報」の管理人さんは、現地に到着したらSMSで「RED」を送信するとの事でした。
しかし、私はジュネーブ空港で回線をオンにしたら即「Vodafone IE」からSMSで「Red Roaming」になっているとの内容の通知が来たので、改めてSMSしませんでした。
また、私の「Vodafone IE」は「Red Roaming」以外はオフになっているので、間違って他のプランが適用になったとも考えられません。

このように、その原因が分からない点が少々気持ち悪いですが、それを加味しても他の回線確保手段と比べ格安なのは変りありません

「Vodafone IE」のSIMカード自体は1年以内にチャージすれば引き続き使えます。また、1度のチャージで90日間有効です。
この辺りは、日本のキャリアのプリペイド携帯とほぼ同じシステムです。
つまり、1年3ヶ月以内(1年間+90日)に使用する予定なら2.99ユーロ/日だけでSIMカード本体(15ユーロ)の購入は不要です。これも、魅力的です。

これらを考え合わせると、次回ヨーロッパに行く場合も、この「Vodafone IE」を使うのがベストな選択だと私は考えています。