東京電力を止め、電気契約を東京ガスに切り替えました!

グリーンピース

自宅の電気契約、東京電力を止めて「東京ガス」にしました!

やっと、東電から手を切る事ができましたヽ(^O^)ノ

東京ガスの電気
東京ガスの電気

3.11 東日本大震災に伴う福島第一原発事故。
この重大な事故に対して東電は、

情報非公開(ノラリクラリ)
事実の隠蔽(メルトダウン)
被害者への誠意のない対応

等々信じられない対応をしてきました。

あまりに酷い東電の姿勢に、こんな会社とは関わりたくないと思いました。
でも、電気は事実上地域独占で変更ができませんでした。

それが、今年の4月からの電力自由化で一般家庭でも東電以外を選択する事ができるようになりました。

東電と電気契約を止める事ができる!

こんな嬉しい事はありません!

早速、電気契約の切り替え先を選ぶ事にしました。

移転先選定の基準

最大のポイントは

東電の電気ではない
原発に依存しない企業姿勢

の2点です。

また、自前で電力発電をする気がなく金もうけの匂いがするので「小売電気事業者」を取得した事業者も結構あります。
その事業者は既存の電力会社から電気を買うだけです。
例えば、「docomo」、「au」、「SoftBank」の携帯電話3キャリア。

docomoは中部電力
auは関西電力
SoftBankは東京電力

こんなところに切り替えても意味ありません。

原発事故当事者の東電と提携するなど言語道断!
SoftBankの孫社長は3.11直後、脱原発支持で太陽光発電を積極的に推進すると言ったはず。
なのに、原発事故を起こした東電と提携とは…
まぁ、言う事がコロコロ変るのは今に始まった事ではありません。驚くのには値しないし、期待もしていなかたったと言うのが正直なところですが。

また、半分近くを原発に頼っていた関電は東電以上に原発再稼働に躍起になっている電力会社です。
そんな会社と業務提携するauも論外!

東京ガスに決定!

電力自由化で「小売電気事業者」が雨後の筍のように出てきました。あまりに多いのでフォローしきれません。

そこで「グリーンピース」が電力自由化に参入した全国の小売電気事業者の情報ページ「電力会社 クリーン切り替えガイド」を提供していましたので、それを参考にしました。
これを見れば一目瞭然です。

グリーンピースの電力会社クリーン乗り換えガイド
グリーンピースの電力会社クリーン乗り換えガイド

ここの電源構成を見れば「常時バックアップ」と言う項目で既存の電力会社から電気を買っている事業者もわかります。
この割合が多い事業者はNGです。

一方、クリーンエネルギーを積極的に推進している小売電気事業者もいます。
このような事業者を選びたいですが、私の地域への提供がまだ行われていなかったりします。

そのように選択していくと、当初予想していたように「東京ガス」が最有力となりました。
東ガスは100%LNG。ガス会社なので当然ですね。
太陽光発電や風力発電などクリーン電力ではありませんが、石油や石炭よりも環境負荷が低いので選択範囲内の事業者です。
少なくとも、今後どのように転んでも既存の電力会社から電気を買う可能性はありませんし、原発に走る事もない安心感があります。

東京電力の電源構成
東京電力の電源構成 3.11前は1/3が原発だった そして今も再稼働やる気満々なクソ企業!

契約内容

と言う事で、東ガスと契約をしました。

携帯電話のような契約期間の縛りはありませんし、事務手数料という負担金もありません。
今月契約して来月解約しても消費者は使用した電気料金以外に支払う費用は発生しません(確認済み)。
この点は大事ですね。

月額料金はガスと電気両方を東ガスで契約する事で今までよりも約500円安くなる計算です。
でも、私が東電から東ガスに切り替えするのは料金を安くするためではなく、東電と手を切りたいのが最大の目的です。
むしろ料金が多少高くなっても東電と手を切りたいとの気持ちが強かった私です。

でも、契約切り替えは1%未満…

3.11以降、原発反対、再稼働反対が各種調査で8割を超えています。
なのに、契約切り替えをしたのは1%以下との事。
情けないです…

原発反対ならそれを態度で示すのに電力切り替えは有効な手段です。
東電と関電を始め既存の電力会社、政府の市民の声を無視した舐めた態度を変えるには一人ひとりの行動が必要です!