Bluetoothイヤホンに馴れるとコード付きには戻れないので買い替え購入!

【追記】

製品本体、およびパッケージに技適マークがないことが発覚!

説明文に技適マークを取得と記載されていたので安心して購入しました。
しかし、製品本体、パッケージのどこにも技適マークが表示されていません。
私の認識が間違っているのかと思い関東総合通信局に問い合わせしましたが間違っていませんでした。

技適マークは取得した上で表示義務があります。

SoundPEATSは初めてではなく以前にもAmazonのレビューで問題化しています。
その後の対応をみていると技適マーク取得だけでOKで表示義務は認識していないように感じます。
このままでは使用ユーザーに罰則が適用されています。
よって購入をお薦めしません。

現在、メーカーに問い合わせしています。
返答が来たら報告します。

【追記2】

技適マーク非表示問題に関してのSoundPEATS社とのやり取りを別にアップしました。
詳しくはそちらをご覧ください。

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Bluetoothイヤホン「SoundPEATS Q11」購入

「SoundPEATS」のBluetoothイヤホン「Q11」を「Amazon」で購入しました。

Amazonで購入したSoundPEATSのBluetoothイヤホンQ11
Amazonで購入したSoundPEATSのBluetoothイヤホンQ11

 

これは昨年9月視聴モニターで提供された「Q9A」が故障したための買い替えです。

Q9A以外にも同じSoundPEATSのBluetoothイヤホン「QY7」「Xiaomi」のコード付きイヤホンがあります。
通常ならそれらに切り替えれば良いのですが、あえて購入したのには理由があります。

QY7の音質は気に入っているのですが長時間着けていると耳が痛くなってしまう欠点に気がつきました。そのため今はメインではなくサブで使っています。
また、Bluetoothイヤホンに使い始めるとコード付きイヤホンは取り扱いが面倒、音質が多少良くてもなるべく使いたくないと思いが強くなりました。

このような理由で今回Q9Aの代わりとなるメインのBluetoothイヤホンの購入に踏み切りました。

その結果購入したのがSoundPEATSのQ11。今年3月発売の新商品です。
今まで使っていたQ9AとQY7が価格の割には音質が良かったので信頼して今回もSoundPEATSを選択しました。定価5,784円ですがキャンペーン期間中だったので2,741円で購入。それでも3,000円弱、私にしては少々高いイヤホン購入となりました。

視聴環境

最初に断らなくてはなりません。
この視聴はイコラーザーアプリ「Denon Audio」を使用して視聴しました。
Q9Aを含め私がiPhoneで視聴する音楽はすべてDenon Audioを使用しています。このため比較視聴にもDenon Audioを使用し実使用と同じ環境で行いました。
私が購入している2,000円前後のイヤホンは素のままではなかなか評価対象にならないと感じています。
でも、そこに数百円のイコライザーアプリを入れるだけで何倍もの価格のイヤホンに近い音質になります。コストパフォーマンス面からもそちらの方が賢い選択です。
ゆえにイコライザーアプリが必須です。

Q11視聴記

SoundPEATSお馴染のキャリングポーチ付き
SoundPEATSお馴染のキャリングポーチ付き

音響製品は届いたらまずエージング。音楽を大きめの音量で鳴らして振動板などを馴染ませます。
今回のQ11は4〜5時間ほど音楽を鳴らしてから視聴しました。
視聴記はメインに使っていたQ9Aと比較します。

Q9AもQ11も音のバランスは良いとの印象です。
安いイヤホンにありがちな高域がキンキンに出るとか、意味もない低域を強調するためブカブカの音を出し中音域をマスクしてしまうとかという「音楽」を聴くに適さない音作りはしてません
具体的にQ9Aとの違いをピックアップすると、

高域がきつくなくまろやか
低域が締まっている
中音域は音の被りがないのでクリアーさがあり細かい音も聴き取れる

Q11を視聴するとQ9AもQY7も高域が少々きつかったのがわかりました。個人的には刺激的な高域を出さないQ11の音作りの方が好きです。
また低域もしまった音質で中音域に被りが起こらずクリアーさを実現しています。Q11に比べるとQ9AもQY7も低域がゆるく中音域を多少マスクしていました。

Q9Aはエージングに少々時間がかかりましたが、Q11はそれ程のエージングをしなくても良い音質を再現しました。

かなり評価が高くなりましたがヨイショ評価ではありません。Q11は自腹で購入したのでメーカーに気兼ねをする必要はありませんからね。

Q11装着感

電源やボリュームなどは本体ではなくコントローラーにある
電源やボリュームなどは本体ではなくコントローラーにある
過去のBluetoothイヤホンの中で装着感がもっとも良いQ11
過去のBluetoothイヤホンの中で装着感がもっとも良いQ11

QY7は長時間着けていると耳が痛くなった一方でQ9Aは少し緩く少しショックがあると耳から外れる事がありました。Q11はそれらの欠点を克服しました。長時間着けていても耳が痛くならない程度でかつ簡単に外れない形状です。私が過去購入のイヤホンの中で一番フィットしました。もっとも、耳の形は各個人で異なるのこの形状が合うユーザーと合わないユーザーがいるのにを理解する必要があります。

改善要望

高評価となったQ11ですが欠点がないわけではありません。
一番気になったのがBluetooth接続の遅さです。

コントローラー中央にあるボタンを押すと電源インになります。Q9Aなどでは電源が入ると続けてBluetooth接続になったとのアナウンスがありました。
しかしQ11はかなり待たされます。ペアリングが削除されたのではないかとBluetoothの設定画面を見に行ったり、手動で接続させたりするケースが多々あります。最新モデルなのに以前のモデルよりBluetooth接続が遅いってどうなっているのと疑問に思っています。
でもこの点を指摘したレビューがないので私の個体での現象なのかもしれません。これだけ接続が遅かったらレビューに出てくるはずですから。

次が日本語のアナウンスについてです。
Q11の音声アナウンスは当初英語だったようですがレビューによると私が購入する少し前から日本語になりました。
過去購入イヤホンは英語が中心でOEM先のままだと中国語でのアナウンスもありましたが日本語のアナウンスは聞いたことがありません。
購入前は日本語でもよいと思っていたのですが実際に体験してみるとアナウンスが長くなってしまうとの欠点に気付きました。
英語だと「Power ON」で済むのに日本語だと「電源が入りました」となり、聞いている方としては倍くらい長くと感じてしまいます。充電が少なくなると「充電が少なくなりました。充電をしてお使いください」とかなり長いアナウンスもあります。
カッコつけることではなく実用面からも短くて済む英語の方がよいのかなと思いました。

まとめ

このように多少の改善要望はありますが、イヤホンで大事な音質面では満足度は高いモデルといえます。
少々予算オーバーでしたが結果的に3,000円弱は高くなかったとの感想です。