MVNO回線を使って初めて気がついたデメリット

イオンモバイル料金一覧

MVNO回線に移行して約2ヶ月。
一番心配した回線速度の低下もお昼休み以外は大きな問題は発生していません。
そのお昼休みもtwitterなら多少遅くなる程度で許容範囲かなと思えます。

MVNO回線について書かれたブログによくある「今まで8,000円だったのが1,500円に収まり劇的に安くなった!」というような感想は持っていません。
そもそも私はMNPで一括0円、毎月割などの割引で月額料金が2,000円程で済んでいたからです。
このような私にとってMVNOのメリットは料金面ではなく2年縛りがなくなったことです。「割安で回線速度が低下しない業者へ、いつでも自由に移行できる」のは大きなメリットです。

その一方で使い始めてわかったデメリットがありました。
それがSIMカードの差し替えにプロファイルが必要で、そのプロファイルを事前にインストールできないということです。
この点はあまり書かれていませんので、今回はその点について述べます。

メインで使用しているイオンモバイル
メインで使用しているイオンモバイル

私の現状のMVNO環境は、
イオンモバイル データ回線 4GB(2GB+キャンペーン2GB)
mineo データ回線 1GB
です。
イオンモバイル4GBはメインのiPhone SEで使用しています。
過去の使用環境から3〜3.5GBで推移してきたので4GBなら十分の予定でした。

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ところが最近、朝の通勤電車内で「iTunes Match」で音楽を聴いています。この影響で1ヶ月4GBでは足りなくなってしまいました。
このため月末、iPad Airで使用しているmineo回線に差し替えています。
iPad Airは休日外出する際に持ち出すだけなので1GBですが余っている状態です。

3キャリア間ならSIMカードを差し替えで使用可能です。
しかしMVNO回線ではSIMカードの差し替えと同時に該当MVNO業者のプロファイルが必要になります。

その手順は、
使用していたプロファイルを削除
新しいプロファイルをダウンロードしインストール
です。

プロファイルは端末に複数をインストールしておき必要な時にオン、オフして使い分けるという一般的なアプリで可能な方法に対応していません。
つまり、その都度での入れ替えが必要となります。

MVNO回線はプロファイルのインストールが必要
MVNO回線はプロファイルのその都度インストールが必要

この際の問題は、プロファイルをダウンロードするので通信環境が必要なことです。
自宅ではWi-Fiがあるので大丈夫ですが、外出時に差し替えなくてはいけなくなった時に常にWi-Fi環境があるわけではないことです。
少なくなったら事前にSIMカードを入れ替えておけば良いのですが、7GB定額環境が染みついているMVNO初心者の私はついつい忘れてしまいます。

1度は新宿だったのでヨドバシカメラに緊急移動し、ヨドバシカメラの無料Wi-Fiを使わせてもらいました。
しかし先日は埼玉の地方市だったので無料Wi-Fiを提供している施設がわかりませんでした。
そのため帰宅するまでネット環境がない状態。iPod touchとモバイルルーターを使っていた時代を思い出しました。
MVNO初心者で使用環境に慣れていない故の大失敗でした。

容量アップに伴いプラン変更を検討

通常は一度挿したら端末の買い替えなどがない限り差し替えしません。なので毎月SIMカードを差し替える私の使用方法が一般的でないのは確かです。
いずれにしても現状の4GBでは不足なのは確かなので改善策を考えました。

現在のようにiTunes Matchを使うならiPhone SEには最低5GB必要とわかりました。
そこで改善するには、
iPhone SE回線の容量アップをする
iPhone SEとiPad Airで同時に使えるシェアプランにする
の2つの選択が考えられます。

手間がかからないのはiPhone SEのイオンモバイル回線の容量アップすることです。でもこれにすると月額料金がシェアプランとほぼ同額になってしまいます。
それなら、「IIJmio」「ライトスタートプラン」でSIMカード2枚にすれば360円/月安くなります。

IIJmioのシェアプランも選択肢のひとつ
IIJmioのシェアプランも選択肢のひとつ

上記の料金は契約に伴う事務手数料などを含みません。
それらも考慮したらどれが私の使用環境に適しているのか、もう少々検討した上で決定したいと思います。