本日のメインはヴァチカン市国です。
今回は11月20日まで特別公開している「聖年の扉」と「サン・ピエトロ大聖堂」のクーポラに行きました。
あえて定番の「システィーナ礼拝堂」や「ヴァチカン美術館」を外したのはいつも大混雑していることと、そもそも私が西欧美術にあまり興味がないからです。
西欧の宗教絵画や彫刻はリアルな描写で上手いとは思いますが感動しません。私にとって日本の古典絵画や仏教彫刻の方が感動できます。仏像などは何時間観ていても飽きません。
ということで今回システィーナ礼拝堂はパスしました。
ヴァチカン市国、聖年の扉
聖年の扉は事前申し込みで送られてきたPDFチケットをプリントアウトしサンタンジェロ城近くの受付で提示します。
そこからは、専用通路で聖年の扉まで行けます。
専用通路を通るので混まないでスムーズに行けるとのことでしたが、巡礼の列がいると要所要所でお祈りが始まるので中々前に進まず渋滞が起こります。
私たちは朝イチだったので巡礼の列は1箇所だけでした。それでもなかなか進まないので無礼を承知で、お祈りをしている前を追い越しました。
東洋人でカトリック教徒でないのは明らかなので許してくれるでしょう(^^;)
帰り掛けに専用通路を見たら複数箇所でお祈りが始まっていてかなりの渋滞を起こし入場までにかなりの時間がかかりそうでした。
順番としてはクーポラ登頂後ですが、聖年の扉拝観記念の証明書をインフォメーションで購入(2ユーロ)しました。予約表を見せ自分の名前を書くと即発行してくれます。
証明書といってもPCからのプリントアウトしただけのモノです。「プリントアウトするだけで250円は高い! コンビニならA3判カラーでも30円なのに」と考えてはいけないのですよね…
ヴァチカン市国・クーポラ
聖年の扉を潜ったらそこはサン・ピエトロ大聖堂です。昨年も来たので簡単に見学し今回の目的のクーポラ登頂に向かいました。
今回クーポラに登って、有名な割には行った人が少ない理由がわかりました。それは、
頂上までがかなりハード
だからです。
家族は根を上げていました。また、一緒に登っていた海外の女性連れも息が上がっていました。
途中までエレベーターを利用しましたが、それでもハード(330段)です。地上からすべて階段(551段)だったら家族は途中棄権だったでしょう。
老若男女がいるツアー観光では無理です! キッパリ!
あいにく曇り空だったので写真的にはメリハリのあるキレイな写真は撮れませんでしたが、眺めは素晴らしかったです。
ヴァチカン市国の画像が多かったので1日目午後のサンタ・マリア・デル・ポポロ教会、サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会、サンタ・ゴスティーノ教会、ナヴォーナ広場は次回アップします。