以前の職場では毎年広島に出張で来ていました。
でも、博多から広島経由して四国へのルート、またはその逆で広島で宿泊することはありませんでした。
しかし、今回の出張は広島単独で、しかも月曜午前のアポです。
広島午前なので当日東京出発では間に合わないので前泊となります。前日は日曜日。ということは、早めに行って広島観光ができるではないか! と気付きました。
そこで、近くまでは行きながらいけなかった宮島に行くことにしました。
観光するには現地にお昼くらいに着きたいです。「駅探」で検索すると宮島にお昼に着くには8時半の飛行機になります。その飛行機に間に合うには6時前に出発しなくてはいけない検索結果でした(^^;)
当日、6時前に出発しましたが、外はまだ真っ暗。
幸いトラブルもなく予定通り12時前にJR山陽線の宮島口駅に着きました。
ところで、5年ぶりに訪れた広島駅が様変わりしているのに驚きました。
駅前にタワーマンションが出来ていていますし、JR広島駅もかなり整備されていました。JR山陽線の電車も新しい車両が運行していました。
やはり、5年も来ていないと変わるものですね。
厳島神社にはフェリーに乗らないと行けないことは今回調べるまで知りませんでした。てっきり、地続きだとばかり思っていました(^^;)
あなごめしの和田
まず、最初に行ったのが厳島神社ではなく、あなごめしで有名な「和田」です。
宮島はあなごめしが有名との事。有名なお店が何軒か紹介されていましたが、その1軒が和田です。
ただここは毎日入荷数を超えると閉めてしまうのですが、その時間が早い! 時には12時半と口コミで書かれていました。開店が11時なので1時間半で売り切れ閉店です。
私が宮島口駅に着いたのが12時。そこからフェリーで10分、宮島からお店までが10分弱なのでフェリーを降りたら、まずはお店にダッシュしました。やっとお店に着いたのが12時半ギリギリでした。
まだ売り切れになっていなかったのでお店の方に予約を入れてもらいました。でも、私が到着した後売り切れになったので私が最後のお客でした。ギリギリセーフでした。
12時半に売り切れになるというのは眉唾と思っていましたがウソではなかったです。
和田のメニューは「あなごめし」ただひとつだけです。表ではしばらく待ちましたが、お店の中に案内されてからは10分ほどであなごめしが出てきました。
見た目は鰻の蒲焼きぽいですが、タレも薄味、あなご自身も鰻より淡白です。
私的には、関東の蒲焼きの方がボリューム感があって好きです。関東の蒲焼きがしつこいと感じる人なら好きかもしれないとの感想を持ちました。
豊国神社と五重の塔
和田を出たのが13時半近く。
腹ごしらえをしたので、これからゆっくりと宮島観光です。
お店から出たら、極近くに五重塔が見えたした。そこで、まず五重の塔目指して行きました。
この五重の塔のある場所が「豊国神社」です。
大鳥居
フェリーで宮島に来る12時前後は引潮の時間帯だったようで大鳥居の周りに観光客が大勢いました。それから2時間ほど経過しましたが、大鳥居を行くとまだ引潮で近くまで行けました。
潮が満ちてきたら近づくことはできないので行ける時間帯で行っておかないとと思い大鳥居に向いました。
間近で見る大鳥居の大きさに圧倒されます。一般的な神社の鳥居に比べかなり高いです。きっと、満潮の時に丁度バランスの良い形に見えるように作られているのでしょう。
厳島神社
あなごめしの和田、豊国神社、大鳥居と回り道しましたが、やっと厳島神社に到着です。
しかし、厳島神社は引き潮のためまったく水がありません。
厳島神社は潮が満ちていないと絵にならないので、潮が満ちてくるまでは厳島神社以外を散策しました。
満潮時間は19時半なので入場制限時間の16時半くらいには潮が満ちている厳島神社が見れる物と期待しました。
結論を先に言ってしまうと、潮が満ちて来る前に17時になってしまいました。
結局、潮が満ちている厳島神社は見られませんでした…
残念!
ライトアップを待っている18時過ぎにやっと潮が満ちて来ました。厳島神社が満ちている図は表からしか感じ取れませんでした。
次回は、潮が満ちている時間帯をチェックして来るようにしたいです。
それにしても、厳島神社をここに建立した昔の人は凄いですね。瀬戸内海の潮の満ち引きを利用して幻想的な雰囲気を醸し出す演出をするのですから。
潮の満ち引きに佇む厳島神社を見ると、やはり独特の神々しさを感じます。
このように、自然を活かした宗教施設って欧州にはあまり見かけませんね(フランスのモンシャンミッシェル位でしょうか)。キリスト教など欧州では自然を押さえ付けてしまうイメージがあります。自然と一体化するというのが仏教施設らしいです。
食べ歩き
宮島観光は時間があったので食べ歩きもしました。
お昼は、先ほど紹介した「あなごめしの和田」でしたが、早めの夕食として(宮島のお店はほとんどが17時には閉まってしまいます。食事出来るお店は最終オーダーが16時半です)、「焼きがきのはやし」に行きました。
焼きがきのはやしのお薦めは「かきめし」との事だったので、それを注文。あなごめしが1,800円もしたのに比べ980円とリーズナブルです。正直、あなごめしの1,800円は高いです。これが半額の980円ならお薦めなのですが…
私的には、味だけでなく価格も考えるとあなごめしよりもかきめしの方がお薦めです。
和田とはやしの間におやつとして食べたのが「和奏 ぺったらぽったら本舗 」です。
たれが付いた焼きごはんの上に牡蠣がのっかったモノです。歩きながらも食べられるファーストフード的な一品です。
B級グルメとしては満足する味です。ただ、320円は少々高いかなと思います。まぁ、観光地価格ですから仕方ありませんかね。
でも、このお店のおばさんは親しみやすくて好感が持てました。「どこから来たの?」と気軽に声をかけたり、自分からお客さんに写真を撮ってあげたりとサービス満点でした。
まだいろいろ食べたいモノがあったのですが、既に2時間おきに食べているので、他の名産は次回に来た時の楽しみに取っておくことにしました。
原爆ドーム
厳島神社のライトアップを見てから宮島を後にしました。
ホテルに着き荷物を置いてからホテルから直ぐ近の原爆ドームのライトアップを見に行きました。
原爆ドームは何度か来ましたが、ライトアップの原爆ドームは初めてです。
翌日の朝には原爆ドームと平和公園も回りました。
第二次世界大戦。米国に民間人を大量虐殺されたのに戦争犯罪として訴えないばかりか戦後70年、米国の植民地化されていて何の疑問も覚えない日本人って大馬鹿者だと思います。
また、フクイチという世界人類に大変な影響を与える原発事故を起こしたのに、反省する事なく原発再稼働するって発想、どこから来るのでしょうか?
もしかすると、日本人って地球最大の害虫でないでしょうか。