Gmailのインターフェースに違和感
先月、「Gmail.アプリ」がアップデートしました。
疑問もなくアップデートしましたが、起動してビックリ! 様変わりしていました。
見た目だけでなく使い勝手もかなり変更。正直、違和感アリアリです。
何事も変わったばかりの時は戸惑うものなので、我慢してしばらく使っていました。
でも、馴染めません。2週間程使いましたが、最初の使い難さの印象は変わらずでした。
![アップデートし違和感イッパイになってしまったGmailアプリ](https://www.monk-jp.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/161226_09.png)
そもそも何が気に入らないかと言うと、メール一覧の頭に着いているアイコンです。
正直邪魔!
このアイコンが縦幅を取るため一覧表示の件数が少なくなってしまっています。
一覧表示の目的はザーッと見て重要なメールと後回しにしても良いメールを見分けることです。それなのに、意味のないアイコンのために件数が少なくなっては本末転倒です。
更に、今までは複数のメールを一括して既読し、引き続きアーカイブできたのにそれも出来なくなっています。
しばらくして付きましたが、Gmailの新しいデザインって、Googleがプッシュしている「Inbox」ソックリですね。
これで、Googleが近い内にGmailの開発を中止してInboxに統合する計画なのは明白になりました。私はInboxが気に入らなかったからGmailアプリを使い続けていたのに、同じインターフェースになってしまうならGmailアプリを使い続ける理由がありません。
GoogleがGmailを廃止しInBoxに統合する計画なら、この機会に乗り換えるのが良いと考えました。
代替えに見つかったのが「Spark」
私は、iPhoneでのメーラーは長くGmailアプリだったので代替えアプリに何があるかまったく情報がありません。
でも、ググってみたら簡単に代替えのアプリが見つかりました。
「Spark」です。
当初は、いろいろなメーラーをタッチアンドトライしなくてはいけないので時間がかかるのではと覚悟していました。
しかし、Sparkがダントツ評価だったので試行錯誤することがなく助かりました。
![Gmailの代替えで見つけたSpark](https://www.monk-jp.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/161226_01.png)
Sparkの具体的な特長は既にいろいろなブログで書かれているので、それらを参照してください。
私の第一印象は、
評判通り使い勝手が良い
でした。
![フリックにいろいろな機能を設定できる](https://www.monk-jp.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/161226_08.png)
特に気に入ったのは、Sparkが売りにしている「Smart Inbox」です。
Smart Inboxは、自動的にメールを種類別に振り分けてくれる機能です。
具体的には、
個人的
通知
メールマガジン
の3種類に分けてくれます。
実際の運用では、メルマガと通常メールとに分けられるのが最大のメリットです。
メルマガって急ぎのメールではないのに一般的なメーラーだとすべてのメールが受信ボックスの中にあることで、急ぎのメールがメルマガの間に隠れてしまうデメリットがありました。
Smart Inboxは自動でメルマガを振り分けてくれるので急ぎのメールを見逃すことが防げます。
Gmailでメルマガにラベルを付けてもGmailアプリ上は時系列表示なのでラベル指定では区別されません。
これは使える機能です!
![Sparkの特長のひとつのInbox機能](https://www.monk-jp.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/161226_05.png)
さらにGmailアプリと大きく違うのはGmail以外も扱えることです。また、アカウントを切り替える事なく、すべてのアカウントを同時に受信、表示ができるのも便利です。
個人のメールアドレスはGmailで受信するように設定していますのでGmailアプリでも不都合はありません。しかし、仕事関係のメールアドレスには独自ドメインになっているのもあります。
このような場合、Sparkにメリットがあります。
![Gmail以外にも対応](https://www.monk-jp.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/161226_03.png)
ただし、改善点もあります。その第一が、
受信メールの表示の遅さ
です。
Gmailはアプリを立ち上げるとほぼ瞬時にメールを受信し表示します。でも、Sparkはアプリを立ち上げて新規メールが表示されるまでに10秒以上かかります。稀にある現象ではなく、それが通常動作です。
パッチ表示があるので未読メールがあることは認識しているはずです。なのに何故こんなに受信メールの読み込みが遅いのでしょうか? まるで、アプリを開いてから受信作業をしているようです。
正直、この受信メールの遅さが改善されなければ使い続けていくことはできません。
でも、レビューを見ると受信メールが遅いとの評価がありません。これだけ遅ければ、誰かが指摘するはずです。
私だけの事例なのでしょうか。不思議です?
Mac版Sparkリリース
私がiOS版Sparkを使い始めた丁度その時期にMac版のSparkがリリースされました。
![新たにMacにも対応](https://www.monk-jp.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/161226_04.png)
私はMacのメーラーには「Mailplane」を使っていました。
MailplaneはGmail専用メーラーです。有料アプリケーションですがGmail純正よりも使い勝手が良いのが売りです。
今まで、Mailplaneに不満はなかったのですが、最近アップデートしたらパッチ表示が機能しなくなりました。暫く経過しましたが、改善する気配がありません。
そこで、MacのメーラーもSparkにしてみました。
大画面(23インチディスプレイ)なのでiOSよりもSmart Inboxでの一覧表示の威力が発揮されます。
嬉しいことにMac版ではiOS版のような受信メールの遅さはありません。そのため、現状ではiOS版よりもMac版の方がメリットが大きいようです。
受信メールの遅さがあるのでiOS版は今後も使い続けるかは未定ですが、Mac版はMailplaneから乗り換えるつもりです。