前回はSSL化の準備編としてSSL化を決心した理由を述べました。
今回は、SSL化のための実際の作業をレポートします。
初めてSSL化作業を終えての感想は、
ひとつひとつは難しくはないが、作業工程が多くて時間がかかる
です。
SSL証明書の手続き
さて、順番に作業を振り返ります。
まず、初めてなので失敗し取り返しがつかなくなることがないよう、SSL化の手順を調べました。
その結果、大変詳しく解説しているブログを見つけました。そこに記述されている手順で行ったおかげで滞りなく作業が完了しました。
そのブログが「わいひら」さんが管理者をしている「寝ログ」の「WordPressをhttpからhttpsにSSL化した全手順まとめ(エックスサーバー環境)」です。
備忘録を兼ねて作業手順を記載しておきます。
事前にデータベースのバックアップをとる
エックスサーバーでSSL設定を行う
WordPressの設定からURLを変更する
内部リンクをSearch Regexで全て置換する
.htaccessをにリダイレクト用のコードを追記する
SSLエラーのチェック方法
テーマなどの設定を見直す
その他サービス・ツールの設定の変更など
SNSのシェアカウントを引き継ぐ
「寝ログ」では「エックスサーバー」を使用しての作業となっていますが、私が契約している「VALUE DOMAIN」でもまったく問題ありませんでした。
「VALUE DOMAIN」では「アルファSSL」の申し込みページから申し込みします。
このページの「SSL証明書(ドメイン認証)の購入」表の「アルファSSL」1,296円の「購入」ボタンをクリックします。
そうそう、大事なことを忘れていました。「VALUE DOMAIN」の格安「アルファSSL」は、
[/aside]
と注意書きがあるように「VALUE DOMAIN」を契約していないと購入できません。
「VALUE DOMAIN」のレンタルサーバーも格安なのでこの機会にサーバー移転をしてSSL化するのも、ひとつの手段だと思います。
昔と異なりサポートもシッカリしてきたので、初心者にも薦められます。
購入手順は詳しい説明ページがありますからそれに従って手続きします。
WordPressの作業
SSL証明書が発行されたら、ここからはWordPress側の作業になります。
ここから作業工程がたくさんあります。順調にいけばあまり時間はかからないのですが、初めてなので不安です。なので、時間がある落ち着いた気持ちのときに作業を行う方が失敗が起きる可能性が少ないと思います。
作業に中でも置換プラグイン「Search Regex」は、取り消しが効かない作業ので少々緊張しました。そのためにも、最初の手順にあるバックアップは必須です。
WordPressでの作業を一通り終わってもブラウザーで表示すると鍵マークが表示されない状態になっているのがほとんどらしいです。
これは、ページ内に「http://…」のままの個所があるためです。これをひとつひとつ潰していく作業がもっとも難しい作業です。
特に、ソースコードを理解していないとどこを変更すれば良いかわからないと思います。
エラーのケースは各自異なるので、参考にしている「寝ログ」だけで解決しません。自分自身でググッて解決するしかありません。
まぁでも、不完全なSSLでもセキュリティー的には「http://…」より低下することはないので、解決するまでに時間がかかっても良しとするのもひとつの考えだと思います。
私の場合は、WordPress側は完全にSSL化が完了しましたが、手打ちでHTMLを書いていた古いサイトの方は不完全のままです(^^;)
こちらは、時間を見て徐々に対応していく予定です。
その他の設定変更
Google関連の「Google Analytics」や「Google Search Console」を導入している場合は、それらの修正も必要です。
これも、「寝ログ」の別ページ「サイトのHTTPS化で必要となるGoogleサーチコンソールの再登録方法」に手順が記載されています。
今回は、わいひらさんの「寝ログ」のおかげで無事にSSL化を完了しました。感謝です!