ISICカードと放送大学の学割を使ってみた!

東京国立博物館と国立西洋美術館の学割入場券

10月に「国際学生証カード」(以下、ISICカード)を作ったのは先日報告しました。目的は海外旅行時の身分証明書です。
ですが、国内のいろいろな施設でも学割が利くので一度利用しようと思い、上野の「東京国立博物館」に行きました。常設展一般620円のところ、ISICカードの学割で210円引きの410円になります。

ところで、前回はISICのWebサイトが激遅と報告しましたが、ISICのiOSアプリは中々優秀です。
名前とカード番号を入れるとバーチャルな学生証ができます。
学割が利く施設に行くと「現在地」からその施設が表示されます。その施設の詳細を見ると上部に割引額が下部に「ISICカードを表示」が出ます。
「ISICカードを表示」をタップすれば、バーチャルな学生証が表示されるので、施設によってはそれだけで学割が完了することになります。

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iOSのISICアプリ。名前とカードナンバーでログイン
iOSのISICアプリ。名前とカードナンバーでログイン
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ISICアプリに登録完了
ISICアプリに登録完了
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割引施設を表示させる
割引施設を表示させる
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下部の「ISICカードを表示」をタップでバーチャルなカードが表示される
下部の「ISICカードを表示」をタップでバーチャルなカードが表示される
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わざわざ上野に来たのですから、ついでに放送大学「国立美術館キャンパスメンバーズ制度」で無料になる「国立西洋美術館」にも寄りました。

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東京国立博物館

東京国立博物館はISICカードで210円引き
東京国立博物館はISICカードで210円引き

東京国立博物館では、アジアと日本の仏像を中心に鑑賞しました。

やはり、仏像って良いですね。
信仰心はないのですが、仏像を観ていると引き込まれる魅力があります。
欧州旅行に行った際には、欧州の絵画や彫刻を見ますが、写実的で「上手い」とは思いますが、それだけ
それに対して、日本を初めアジアの仏像はひとつの彫刻に何時間かけても飽きない魅力があります。

東洋館

東京国立博物館の最初は、東洋館
東京国立博物館。最初は東洋館に
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菩薩立像。中国・北斉時代552年(重要文化財)
菩薩立像。中国・北斉時代552年(重要文化財)
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観音菩薩立像。中国・隋時代585年
観音菩薩立像。中国・隋時代585年
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菩薩立像。パキスタン・ガンダーラ2世紀
菩薩立像。パキスタン・ガンダーラ2世紀
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同じくパキスタン・ガンダーラの仏像
同じくパキスタン・ガンダーラの仏像
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法隆寺宝物館

次は、法隆寺宝物館。近代的な建物で少々違和感...
次は、法隆寺宝物館。近代的な建物で少々違和感…
やはり、現地に比べたら小物ばかりで作品数も少なかった
やはり、奈良・法隆寺に比べたら小物ばかりで作品数も少なかった

本館

続いて、本館
続いて、本館
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入ってすぐの、この階段が有名らしい
入ってすぐの、この階段が有名らしい
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十一面観音菩薩立像。本館も1m以下の小振りの仏像が中心
十一面観音菩薩立像。本館も1m以下の小振りの仏像が中心
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薬師如来坐像
薬師如来坐像
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ダイナミックな動きの二天王立像
ダイナミックな動きの二天王立像
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国立西洋美術館

国立西洋美術館は、放送大学が加盟している「国立美術館キャンパスメンバーズ制度」で無料
国立西洋美術館は、放送大学が加盟している「国立美術館キャンパスメンバーズ制度」で無料

西洋美術で古いキリスト教をテーマにした絵画、彫刻にはまったく興味がない私。
近代になりキリスト教絵画・彫刻ではないテーマを描けるようになった以降は、多少観ても良い感じです。
なので、サラッと観て終わり。仏像とは大違い(^^;)

つい最近、世界遺産になったル・コンビュジエ氏設計の国立西洋美術館
つい最近、世界遺産になったル・コンビュジエ氏設計の国立西洋美術館
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アルベール・グレーズの「収穫物の脱穀」(1912年)
アルベール・グレーズの「収穫物の脱穀」(1912年)
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ミロの「絵画」(1953年)
ミロの「絵画」(1953年)
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ジャン・デュビュッフェの「美しい尾の牝牛」(1954年)
ジャン・デュビュッフェの「美しい尾の牝牛」(1954年)
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誰が見てもわかるピカソの作品。「男と女」(1969年)
誰が見てもわかるピカソの作品。「男と女」(1969年)
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まとめ

以上のように、ISICカードと国立美術館キャンパスメンバーズの学割を使い、上野の東京国立博物館と国立西洋美術館に入場しました。
当初思っていたほど窓口で「おじさんが学割??」との不信感のある扱いは受けませんでした。学生証を提示すれば問題なく学割適用になりました。一安心(^^;)

国立美術館キャンパスメンバーズ適用施設は、6ヶ所と少ないですが、ISICカードの方は美術館・博物館だけでなくカフェなど飲食店(新横浜ラーメン博物館も…)、洋書など適用施設は多いので使える機会が増えるかもしれません。