スマートウォッチ「Activite Steel」に続き、同じ「Withings(現NOKIA)」社のスマート体重計「Body Cardio Black」を購入しようと考えていました。
しかし、「Activite Steel」購入時に12,125円だったのが、購入を迷っている内に3,308円高の15,433円になり、NOKIAブランドになってからは定価の25,250円からほどんど下がらなくなりました。
10,000円チョットなら買いたいですが、20,000円越えでは私にとって論外な価格です。
ところが10月20日、BMI値(体格指数)、体脂肪率、体水分率、筋肉率、骨量、BMR(基礎代謝量)、AMR(生活活動代謝)の機能を搭載したスマート体重・体組成計が2,999円でAmazonに出ていることをtwitterで知りました。おまけに21日までに購入なら400円引きの2,599円です。
それが、今回購入した「TaoTronics」の「TT-MX001」です。
値段につられ即購入しました!
「Body Cardio Black」には及びませんが同社の「Body +」並みの機能はあります。ほぼ同じ機能で1/5近くの価格。また、日本メーカーのタニタやオムロンと比べても格安です。
通常の2,000円台のスマート体重計ではiPhoneへの同期機能はほとんどありませんが、TT-MX001はこの価格で同期機能付き! その点も、私がTT-MX001を購入した理由です。
ところで、販売しているTaoTronics。まったく知らないメーカーです。
Webサイトを見ると、本社は米国となっていますが、中国製の商品を自社ブランドで販売している会社のようです。
サポートなどで少々不安がありましたがAmazonでのレビューは高かったので、ダメ元でも諦めが付くので購入しました。
到着したTT-MX001をチェックしました。
安い中国からの輸入品だと機械翻訳のままのような意味不明な日本語の取説が時々あります。しかし、TT-MX001に同梱されていた取説はカラーで22ページもあり、日本語もしっかりしていました。
その一方で、少々不安な点もありました。
例えば、Amazon内のメーカー説明文によると同期するのはiOSのみと書かれていますが、同梱の取説にはAndroidにも対応と記載されています。
また、取説が同社のWebサイトからダウンロードできるはずなのですが、新発売したばかりではないのにTT-MX001が商品一覧にないというのも??です。
故障した場合などのサポートが心配になりました。その心配が早速現実になるのは、後で記述します。
使用レポート
TT-MX001を便利に使うのはApp Storeにある「TT Monitor」が必須なので、事前にダウンロードします。
TT-MX001の測定データはMac上では閲覧できないのが私としては不満点です。やはり、データ記録の推移は大画面のMacのモニターの方が見やすいですから。
さて、今まで使っていたTANITAとTT-MX001の測定値を比較したところ、体重がTT-MX001の方がTANITAよりも1kg近くも低く表示され驚きました。
誤差範囲にしては大き過ぎるので、どちらが正しいのか調べてみました。
最近行った健康診断時の体重があったので、それと比較したところ、TT-MX001の方が正しい数値のようでした。
体脂肪や筋肉量なども違っていましたが、これは誤差の範囲と判断しました。しかし、こちらもTT-MX001の方が健康診断時の数値に近いようです。
新しく購入した商品の方が信用できない数値だと最悪だったのですがひとまず安心しました。
トラブル発生
iPhone SEとのBluetooth同期もスムーズにつながり快適な環境が構築されたと思っていたところ、不具合が見つかりました。
TT-MX001のiOSアプリTT Monitorでは年・月・日ごとにデータが記録される仕様です。
当然今は「2017年」にデータが記録されなければならなりません。ところが、何故か「2255年」というあり得ない年にデータが記録されています。
それも、必ず「2255年」に続けて記録されるなら間違ってはいますが、それはそれで一覧性は保てます。
ところが、データの記録が「2255年」と「2017年」で日替わりになるようなおかしな挙動となっています。
このため、過去のデータ比較ができなく大変不便な状況となっています。
試しに「2255年」に記録されたデータを全て削除すると「2255年」フォルダ(?)はなくなります。しかし、次回にデータを同期すると再び「2255年」が現れます。
Amazonのレビューには同様の症状は報告されていないので私の購入した機器の不具合なのかもしれません。
そこで、サポートにメールで問い合わせをしましたが、1週間過ぎても何の音沙汰なし!
再度、問い合わせして返答がなければAmazonにクレームを入れようと考えています。