既報のように、「QCY」のBluetoothイヤホン「QY11」が逝ってしまった代わりにAmazonで購入した「ICEFOX」が技適マーク取得していなかったので返金処理とゴタゴタが続いているBluetoothイヤホン周辺。
このような状況のため、現在は「Xiaomi」のコード付きのイヤホン「Piston 2」で急場を凌いでいます。
このようにBluetoothイヤホン環境に変化があったので、何となくイヤーピースを変えたくなりました。
今使っているイヤーピース「audio-technica」の 「SOLID BASS スペアイヤピース ER-CK50M」に不満があるわけではありませんが、1,000円前後で音質変化を楽しめるので、安い暇潰しになります。
iPhone SEでイヤホンを使用した音楽鑑賞なのですから音質などは重要視していません。
過去に真空管アンプを自作し、JBLやALTECの38cmスピーカーを使っていたオーディオマニアの私からすれば、音楽を圧縮した上でイヤホンを使用するのですから音質を持ち出すには無理な環境です。
このような前提の上、安くて音の変化を味わえるイヤーピースを探しました。
私が常時追っかけている分野ではないので、直近のイヤーピースの情報収集をし商品の選択をしました。
その中から、評価が高かった「SpinFit」と「final」を購入。
スピーカーやイヤホンは、振動板があるためエージングを必要します。しかし、イヤーピースはイヤホン本体に着けるカバーなのでPiston 2に付けて即試聴ができるので楽です。
そのレポートは下記の通りです。
「SpinFit」
SpinFitの第一印象は、
高域がかなり出ている
です。
高域が出過ぎていると、長時間聴いている場合、耳が痛くなるのですが、SpinFitはその辺りを上手く処理しているようで耳にキツイ音質ではないのは評価できます。
また、レンジが広く透明感があるのも特長です。
ロックやポップスなど若者向けの音楽には適している音作りと感じました。SpinFitがAmazonなどで評価が高いのがわかる気がします。
一方で、SpinFitの作りの特長となっているくびれによるフィット感。
私の得た装着感では、一般的なイヤーピースと大差ないとの印象を受けました。
よって、残念ながらこの特長による評価ポイントはありません。
「final」
finalは、SpinFitの後に試聴すると、高域がかなり抑えられているのに気付きます。
レンジもそれ程広くないので、音が篭っているとの印象を持つユーザーもいるかと思います。
しかし、JAZZやボーカルをジックリと聴くならfinalはお薦め。
一方、ロックなど高域の伸びを希望するユーザーには、少々不利な音作りです。
私は、finalの方が気に入りました。
イコライジング調整
両商品を試聴、比較をしましたが、その差は僅か。脱獄アプリのイコライザー「EqualizerEverywhere」の調整で収まると感じました。
そこで早速、「EqualizerEverywhere」でイコライジングしてみました。
まずは、第一印象が良かったfinal。
調整したのは高域です。多少篭り気味な感じを受けるので、3kHz以上の周波数を少々アップ。
これだけで、高域がクリアーになり思惑通りになり、かなり満足度が高まりました。
一方、SpinFitの高域減衰調整は少々難しく、まだベストな調整は得られていません。今後も調整作業が必要です。
新しいBluetoothイヤホンが決定するまでに完了したいと思います。