なかなか解決策が見つからなかったAirMac ExpressのAirPlay機能による同時出力。
解決したのは、有料ソフトウェア「Airfoil」(29ドル)でした。
酔いどれさんの
サウンドすべてをAirPlayってちょっとね…、「iTunes」の様に個別アプリでAirPlayしたい!
の記事で初めて「Airfoil」を知りました。

ここまで、AirPlayの親機・子機化、「Audio MIDI 設定」でも目的を達成できなかったので、まずはトライアル版で私のニーズに合っているか確認しました(会社の経費になるので無駄が出ないよう慎重に)。
ダウンロードし起動。
起動時に開くウインドウの「Source」をクリック。
すると使用するアプリケーション(Recent Applivcation)、システムオーディオ(System Audio)、出力先(Audio Devices)が現れます。
ここで、「AirMac Express」と「AirMac Express 02」が別に表示されていることを確認できました。

次に、設定画面(Preferences)の「Groups」タブの「Groups」欄の左下の「+」ボタンをクリックし、グループを作ります。今回は「Spotify」にしました。
右側「Speakers」にスピーカー一覧から出力先を選択します。
スピーカー一覧がラジオボタンではなくチェックボタンになっているので複数選択が可能とわかります。
この時点で解決する可能性をかなり感じました。
今回は当然「AirMac Express」と「AirMac Express 02」を選択します。
これでSpotifyのグループ作成が完成です。

起動ウインドウに戻ると「GROUPS」内に「Spotify」ができています。
そこで、「Spotify」右側にある音符アイコンをクリックし選択。すると、「AIRPLAY DEVICES」の「AirMac Express」と「AirMac Express 02」が選択中になります。
これは、先程「GROUPS」内に「Spotify」というグループを作ったためです。
このように、Airfoilでは2つでも3つでも出力先を設定できる仕様になっているのがわかります。
また、Spotifyでは出力先を「AirMac Express」と「AirMac Express 02」とし、「iTunes」では「AirMac Express」だけにするのも「GROUPS」内でグループ分けするだけで可能になります。

これで準備OKです。
いよいよ、MacのSpotifyから音楽を流します。
やった!
やっとAirMac Expressにつながった2つのスピーカーから音楽が流れました!
同時出力の完成です!
長かった… やっと成功です!
私の希望通りの結果が得られましたので、正式にAirfoilを購入しました。
AirfoilはMac版だけでなくWindows版もあるので、事務担当のPCでもMac同様同時出力が実現します。
これで、私が不在でMacが立ち上がっていなくてもPC側から音楽が同時出力できます。
AirfoilによりMacだけでなくPCでもiOS、Androidでも同時出力が実現し、より満足な結果を得ることができたのは嬉しいことです。
スピーカー購入
今まではテストだったので、オフィスに転がっていたおまけで付いてきた思われるレノボの古い小さなスピーカーを使っていました。
しかし、AirPlayでの複数スピーカー同時出力が完成したのを機会に、AirMac Express 02につながるスピーカーを新規購入しました。
と言ってもオフィスでBGMとしての使用なので安いので十分。
購入したのは、安いが評価が高いLOGICOOL(ロジクール)の「Z120BW」。
JBLの「JBLPEBBLESWHTJN」も候補でしたが、5,311円もするのでZ120BWの音質で満足できなくなってからの購入で十分と思い、次回購入予定品としました。
まぁ、1,500円なので音質をグダグダ記述することもありません。
音楽が聴けるだけで良しとのレベルです。

Airfoilにはイコライザ機能があるので、これで調整すれば安いスピーカーでも多少は聴きやすくなるかもしれません。
今後、時間を見て調整したいと思います。