「Spotify」の日本語・英語混在のアーティスト表記を解消を目指す!

Spotifyのアーティスト名を英語表記に

「Spotify」使用当初から違和感を感じていたのが、フォローしているアーティスト表記が日本語、英語の混在になっていることです。

別に英語でなく日本語でも統一されていれば良いのです。
しかし現状は、同じジャンルで同じ時代のアーティストなのに英語表記と日本語表記に別れています
例えば、アート・ブレイキーは日本語表記で、The Jazz Messengersは英語表記です。
そもそも、アート・ブレイキーのアルバムとThe Jazz MessengersのアルバムをSpotifyがどのような基準で分けているのかもわからないので、この部分でもユーザーは混乱します。

「アート・ブレイキー」は日本語表記
「アート・ブレイキー」は日本語表記
「The Jazz Messengers」は英語表記
「The Jazz Messengers」は英語表記

「名前順」の場合、日本語が後の並びになります。フォローしているアーティスト名がリストにないので「あれっ?」と思いながら、そのままスクロールすると日本語表記になっていたため最後の方にある、という例がたくさんあります。
このため、アーティストを探す度に非常にストレスが溜まります
さらに、アート・ブレイキーとThe Jazz Messengersの例のようにSpotifyが英語表記と日本語表記の何を基準に区別しているのかユーザーからまったくわからないから余計にストレスです。

そのような不満があるのに今まで我慢していたのは、Spotifyの日本でのサービス開始時に公式twitterで日本語表記、英語表記の混在の解決に前向きなコメントしていたからです。
しかし、1年経過するのに一向に解決されません

Spotifyが解決してくれないのなら自分で解決しなくてはなりません。
そこでググッて調べたら、2016年10月の日本でのサービス開始時の時点で解決策をアップしていたブログがありました。

「KEN-G.COM」ブログです。

早速実行。
Spotifyを一度削除した上で、MacOS、iOSの表示言語を英語にして再インストールするだけ。
KEN-Gさんの仮説では、インストール時の言語を見ているためではないかとのことでした。

一度削除するので、今までフォローしたアーティストのデータが消えてしまうのではないかと心配しましたが、それはありませんでした
再インストールし、今までのアカウントでログインすればフォローのアーティストは元に戻ります。

私の環境ではMac mini、iPhone SE、iPad Airの3端末で実際に試してみました。

しかし、KEN-Gさんのブログの結果とは異なり、私の環境では再インストール当初は英語だったのに、その後日本語に戻る現象が出現。しばらくすると、以前と同じ表示になってしまいました。
そこで、日本語表記に該当すると思われるファイルをSpotifyのアプリから削除してみました。具体的には下記の通りです。

Spotifyを削除

Macの「システム環境設定>言語と地域」の「優先する言語」を「English」にして再起動

Spotifyを再インストール

Spotify.appを選択し、コントロール+クリックで「パッケージ内の内容を表示」を選択

「Contents」フォルダ内の

Chromium Embedded Framework.framework>Resources>ja.lproj
Resources>jp.lproj
Resources>locales>jp.mo

残念ながら、この方法でもしばらくすると日本語への先祖返りしてしまいました。

Mac環境では使用言語を英語にした
Mac環境では使用言語を英語にした

Spotifyの環境設定を確認したら使用言語を選択できる項目があったので、「日本語」から「English」にしたらアーティスト名が英語になりますが、当然左側のコンテンツ欄もメニューバーの表記もすべて英語です。
日本人アーティストの名前も英語表記ですが、曲名は日本語なので不自由はしないと判断し、使用言語を英語で運用することにしました。

使用言語を英語にしても曲名は日本語表記
使用言語を英語にしても曲名は日本語表記

一方、iOS環境のSpotifyアプリはMac環境のような使用言語を選択できる項目がないので同じ解決策が取れません。
また、裏技のような解決策を探しましたが、見つかりません。
正直、メインのiOS環境で日本語・英語混在の問題が解決しないのは辛いです。

Spotify公式サポートがアプリ単独での使用言語変更はNGと明言
Spotify公式サポートがアプリ単独での使用言語変更はNGと明言

Spotifyが解決してくれるのがベストなのは当然ですが、もう期待できないとの判断しています。
取り合えず、Mac環境での改善したのでよしとし、iOS環境の解決策は今後も続けていく予定です。