5月30日に「iOS 11.3.1」に対応した脱獄ツールをリリースするとの情報が出ました。
情報源は、iOSの脱獄でお馴染のSANTSさんのブログ「Tools 4 Hack」なので信憑性が高いです。
久々にワクワクしています!
脱獄可能なバグ見つかり、それを使えば脱獄できるとの情報は各バージョン毎にありますが、実際にリリースに進むのは、その中のごく一部です。
何故なら、バグを見つけるのと、それを脱獄ツールとしてリリースするまでに仕上げるのでは大きな開きがあるからです。
また、実際に脱獄ツールをリリースしても、その時点でAppleがすでにそのiOSのバージョンの提供を終了している場合、運良くバージョンが一致したユーザーにしか脱獄が可能になりません。
今回の脱獄可能となるのはiOS11.3.1以下。このバージョンは現在(6月3日)アップデートできるバージョンに含まれています。
iOS 10.xの脱獄ツールリリースの際は、脱獄可能対象バージョンがすでに入手できない状況でした。
そのため私のメイン端末のiPhone SEもiOS9.3.3で止まっていました。
しかし、今回はまだAppleがアップデートを提供しているiOS11.3.1までが脱獄可能バージョンとなっているのがiOS10.xとは異なっています。
iOS9.3.3以来、やっと脱獄できる状況となりました。
iOS11.3.1の提供はWWDC2018開催前後で終了、その後はiOS11.4のみの対応になるのは明らかです。
iOS11.4の脱獄ツールが何時リリースされるのか、そもそもリリースされるのかも不明になります。
そこで、久々のこのチャンスにかけることにしました。
iOSアップデートの理由
正直、iOS9.3.3脱獄環境に不満はありません。
iOSも安定していますし、脱獄アプリも充実しています。
しかし、今年に入った辺りからアップデートするアプリで徐々にiOS9.3が対象外になる流れが出て来ました。2世代前なので当然と言えば当然です。
例えば、twitterのメインで使っている「Tweetlogix」。今回のアップデート後は対象バージョンが10.3以降になってしまいました。
今後もiO9.3.3が対象外になることが多くなることは予想されます。
そのことを考えると、iOSをアップデートし、しかも脱獄環境を維持できるのならと実行するのも必要かもと考えるようになりました。
一方で、アップデートすることで動作が遅くなるのは避けたいとの思いもあります。
先日、初代iPad AirをiOS11.3にしたら、かなり動作が遅くなりました。iPad Airはメイン端末ではないので我慢できる範囲できます。
しかし、iPhone SEはメイン端末なので動作が遅くなると日々ストレスになります。
アップデートで遅くなるリスクと、アップデートしないことで使用できるアプリが徐々に少なくなるリスクを比較し考慮しました。
ググったところ、iPhone SEをiOS11.3.1にしても顕著な動作の遅さは報告されていません。
そこで、6月2日にiPhone SEをiOS 11.3.1にアップデートすることを決意し実行しました。
iOS11.3.1へのアップデートを実行
「Tools 4 Hack」のページからiOS11.3.1のファームウェアをダウンロード。
iTunesのiPhone SEの概要タブ内の「アップデートを確認」をオプションキーを押しながらクリック。
ダウンロードしたファームウェアを選択すればiOS11.3.1にアップデートできます。
iOS11.3.1にアップデートしたら、万が一のためにSHSHを保存します。
SHSHというのは、iOSをダウンロードし復元ができるモノです。ただし、いろいろの条件が合えばという制限があるので実際はかなり難しいです。
でも、万が一の保険としてSHSHを取得しておきます。
いずれも無事に完了し、脱獄の準備が整いました!
久々の入獄で、馴れないiPhone環境となりました。
脱獄環境では「VirtualHome」を利用していたので触るだけでスリーブから起動しましたが、純正ではホームボタンを押さないといけないのに違和感を感じています。
また、「Activator」の利用でツールバーをダブルタップするだけでスリーブしていたのに上部のボタンを押さないとスリーブしないのに面倒くささを感じたりと、早速入獄環境の試練を受けています。
1週間前後で脱獄ツールがリリースされる見通しですが、やはり入獄環境に馴染めないので1日でも早い脱獄ツールのリリースを期待している私です!