今回紹介する「Iconator11」は、当初「iBlank」の代替えでした。
散々探していても「iBlank」の代替えが見つからず、「Iconator11」の「アイコン位置の変更」機能が「iBlank」の代替えに使えそうでした。
実際にインストールしチェック。使用に違和感がなかったので「Iconator11」で行こうと決意。ところが、その数日後に脱獄ブログ「Zunda-Hack」で「BlankIcons」が紹介されました。
「Iconator11」の「アイコン位置の変更」機能は、かなり調整が難しいのに対して「BlankIcons」は透明アイコンだけの単機能。iOS9.3で使用していた「iBlank」と同じ使い勝手だったので、透明アイコンの代替えとしては「BlankIcons」にしました。
そもそもIconator11は、透明アイコンを作るだけではなくホーム画面の幅広いカスタマイズができる脱獄アプリです。
例えば、ドッグの背景やフォルダの背景を透明にしたり、アイコンパッチやDockを非表示にしたりすることもできます。
と言うか、本来の使い方はそちらです。
そこで、このままIconator11を使わないのも勿体ないので、別のカスタマイズに利用することにしました。
まず取り掛かったのが、iPad Airのホーム画面のアイコンの列数の変更です。
iPad Airのアイコンの列数を4つから5つにしました。
何故なら、私はiPad Air購入当初から、iPhoneに比べアイコンの列幅間が空き過ぎていて間が抜けた感じを受けていました。
そこで、「Iconator11」の「列・段数の変更」で段数を1つ増やし5つにしました。
これで、私が感じていたスカスカ感がなくなり、フィット感が得られるようになりました。
ついでにもうひとつ。
「フォルダ背景を非表示」をオンにしてフォルダを開いた時に角丸四角が消えるようにしました。
別に、強い希望があったわけではなく、「ついで」に使っただけです。
他にも、いろいろとカスタマイズが可能ですが、一先ずここまで。
「アイコン位置の変更」の設定方法
取り止めにしましたが、「Iconator11」のアイコン位置を1段下げる方法は、癖があり苦労したので備忘録を兼ねて記載して置きます。
4インチのiPhone SEは、Dockを除きアイコンは5段となっています。
これを1段下げるので、最初に「Iconator11」の「列・段数の変更」で段数を4段にしておきます。
次に、「アイコン位置の変更」をオンにして移動距離を設定するのですが、ここをオンにしただけで、ホーム画面のアイコンがすべて中央に固まってしまうので驚きます!
移動数値をまったくいじっていないのにアイコンが団子状態になったらだれでもビックリしますよね。
スイッチをオンにしただけなのですからオリジナルの位置を保持し、その上で上下左右の数値で移動するような仕様にするのが当然だと思うのですが、そのようになっていません。
不思議な仕様です。
さらに、「アイコン位置の変更」の矢印の右端にある数値に単位がないので移動幅がわかりません。
mmなの? インチなの? ピクセルなの?
iPhone SEの4インチとiPhone Xの5.8インチ、iPad Airの9.7インチ。数値が絶対値なのか、相対値なのかでも変わってきます。
でも、それらの説明がありません。
つまり、試行錯誤で調整するしかないのです。
試行錯誤の結果、iPhone SEでは左右は130くらいがオリジナルと同等の位置でした。
また、私が希望するアイコンの1段差下にするために上を70弱、下を130前後にしました。
数値を直接入力できず、バーをスライドするだけなので、同じ数値にすることはほぼ不可能なので、アバウトな位置設定になります。
数値で指定できないのは、チョット不満です。
今後、機会があったら別のカスタマイズを試したいと思います。