iOS11.3.1の脱獄環境での「Activator」の不具合続く…

新しいリスプリング画面

iOS11.3.1に対応しているはずの脱獄アプリ「Activator」が私の環境では相変わらず不具合が続いています

カスタマイズ系の脱獄アプリなら我慢するのですが、「Activator」は脱獄環境には必須のアプリ。インストールできないのは、脱獄環境の便利さのかなりの部分を逃していることになります。

ベータ版でiOS11.3に対応しているはずの「Activator」
ベータ版でiOS11.3に対応しているはずの「Activator」

固有の環境でエラーが起こる原因としては、別のアプリなどとコンフリクトを起こしている可能性があります。
そこで、問題を起こしているアプリを探し出すため「iCleaner Pro」でチェックしました。
ブログ「iBitzEdge」「iCleaner Proを使って問題を起こしているTweakを特定する方法」を参考にし、全脱獄アプリを一時的にオフの状態にしました。

「iCleaner Pro」でチェック
「iCleaner Pro」でチェック

しかし、すべての脱獄アプリをオフにしても「Activator」のエラーは解消しません

仕方がないので、どの操作でエラーを起こすのかタッチアンドトライで把握することにしました。
何度かのエラーを積み重ねたら、ジェスチャーの変更、削除など設定をいじるとほぼ100%の確率でリスプリングが発生することがわかりました。
一方、設定されているジェスチャーを使う場合は、ほとんどリスプリングは発生しません

iOS11.3.1にインストールした「Activator」は、設定がまったくないまっさらな状態ではなく、iOS9.3時代の設定値が反映していました。
つまり、iOS9.3時代の設定値のまま使うのならリスプリングは発生しないようでした。

iOS9.3時代のメニューが反映している
iOS9.3時代のメニューが反映している
追加イベントは全部で41語ある!
追加イベントは全部で41語ある!

iOS9.3脱獄時代のジェスチャー設定が反映していたのが幸いしました。
iOS9.3脱獄時代にジェスチャーの設定はほぼやり尽くしました。なので、iOS9.3脱獄時代の設定が使えるのなら不足はありません

また、不具合後の動作も再起動するのではなくリスプリング。端末が再起動すると入獄状態になるので脱獄ツール「Electra」で再度脱獄作業を行う必要があります。
しかし、リスプリングならセーフモードからの復帰を行えば良いだけです。端末が再起動する際の煩雑さからすれば大きな違いです。

「Activator」の便利さとエラーによる不便さを比較するため、しばらく使ってみました。

結果。
通常に使っても、日に数回リスプリングになります(^^;)
ホーム画面のある個所を触れたり、ホームボタンを触れたりする際に発生するケースが多い印象です。
それも、常時ではなく稀に発生するので再現性が高くなく原因の追求もしにくい状況です。

この結果を受けて総合的に考慮しましたが、やはり「Activator」をインストールした方のメリットが大きいと感じました。

脱獄アプリのインストーラー「Sileo」が近々リリースされるようです。それに合わせて「Activator」もベータ版から正式版になるのだと思います。
正式版でこの不具合が解消することに期待しながら、我慢できるところまで使っていきたいと思います。