私がMacOS 7.3.1から使い続けている「Jedit」。その最新版が「Jedit Ω」です。
「Jedit Ω」にアップデートしたのは昨年の8月だから約1年になります。
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「Jedit Ω」開発の背景は上記のように書かれています。
今後の「macOS」は、32ビットアプリケーションは動作しなくなるので「Jedit X」から「Jedit Ω」に乗り換えるのは必須です。
しかし、ゼロから書き直したことも影響しているのか、昔のJeditの仕様からすると異なる動作の個所があり戸惑うこともありました。
しばらく使い続ければ馴れるかと思いましたが、1年経過しましたが馴染まない点があります。やはり身に染みついた使い勝手はリセットできません。
その最たる物が別名保存のショートカットです。
今までの「Jedit」は「MacOS」の仕様通り「shift+command+s」が「別名で保存」のショートカットでしたが、Jedit Xではこのショートカットは「複製」になっています。
何故わざわざMacOS正式仕様のショートカットから外れた仕様にしたのでしょうか?
アプリケーション単独のショートカットがバージョンアップで変更になるのなら許せます。でも、「別名保存」ってMacOSでもっとも一般的なショートカット。
別名で保存をする際に「shift+command+s」を使うのはMacOSユーザーにとっては自然。それが「Jedit Ω」では複製になってしまうのでイライラします。
また、「Jedit X」の初期設定ではメニューバー項目に「別名で保存」がないという致命的な欠点もあります。
そのため、別名で保存するには一度「複製」し、その複製したテキストを「保存」します。
MacOS仕様のショートカットに対応していれば一度で済むのに、こんな面倒くさい手順を必要とさせる理由がまったくわかりません。
さらに、「Jedit Ω」の保存ウインドウ画面もmacOSの純正の保存ウインドウとは異なっています。二段階に広がり、異様に大きくなり使いづらいです。
正直「Jedit X」に戻ろうとしましたが、32ビット問題があるので将来を考えたら「Jedit Ω」で解決する必要があります。
そこで、「別名で保存」のショートカットの復活をしました。
「別名で保存」のショートカットを作る
手順は簡単です。
「システム環境設定」の「キーボード」の「ショートカット」タブを開きます。
左側の「アプリケーション」を選択し右側の「+」をクリックします。
立ち上がったウインドウの「アプリケーション」から「Jedit Ω」を選択。
「メニュータイトル」に「別名で保存」を入力。ここは単語を正確に入力しないと動作しないので注意です!
「キーボードショートカット」の入力欄を入力可能状態にしてキーボードから「shift+command+s」を入力します。
「追加」をクリックします。
「キーボード」の「ショートカット」タブに「Jedit Ω」と「別名で保存」が追加されていたら終了です。
「Jedit X」のメニューバーで確認します。
メニューバーの「ファイル」に「別名で保存」とショートカットが追加されていたら成功です。
やっと、もっとも違和感のあった「別名で保存」問題が解決しました!
これで、「Jedit Ω」をストレスなく使えるようになりました。
もっと早くカスタマイズすれば良かった…