「Apple USB SuperDrive」を分解!

「Apple USB SuperDrive」

先日、会社の方が自宅iMacに外付けしているDVDドライブが動作せず、中に入った音楽CDが取り出せなくなったとのSOSが入りました。

トレイ横に「強制イジェクトボタン」の穴があるからそれをクリップなどで押せば強制排出すると教えました。
すると、そんな穴はないとの事。
詳しく聞くと、その方が持っていたのは「Apple USB SuperDrive」でした(既に製造完了かと思ったら、まだ現行製品なのには驚きました…)。
そう、「Apple USB SuperDrive」はトレー式ではなくスロットローディング式。
つまり、強制イジェクトボタンがないのでクリップなどで強制排出ができません

会社も持ってきてもらいトラブル切り分けのため動作確認しました。
ソフトウェア的なトラブルなら、
ターミナルに「 drutil eject 」と入力してエンター
再起動直後にトラックパッドを押しっぱなしにする
再起動直後に「Eject」ボタンを押しっぱなしにする
のどれかで解決するはずでした。
しかし、いずれの方法でも音楽CDは出てきません。
動作音はするので音楽CDを出そうとしているが、どこかに引っかかって出てこないとの状態。
明らかに、ハード的なトラブルです。

となると、音楽CDを救出するには分解するしか手段はありません
しかし、Appleの製品らしく、美観優先のため外装にネジは1本も使っていませんので、ドライバーで簡単に分解することはできません。
調べてみると分解するには上下のケースを止めているツメを外す必要があるわかりました。

「Apple USB SuperDrive」の持ち主は、中の音楽CDを取り戻して欲しいとの要望でした。
一方で、「Apple USB SuperDrive」は、2013年1月に購入。6年も経過しているし、最近はほとんど使う機会もないので壊してもOKと割り切っていました。
ツメで組み立ててある製品は、分解過程でツメを壊してしまい再現できない可能性があるので、ネジ止めよりもリスクがあります。
復元しなくても良いとの事なので、心配なく分解作業に取り掛かれました(^_^)

今回の分解に関しては「bunkai」ブログ「Apple USBドライブが認識しない、分解方法」を参考にさせていただきました。

分解に使ったのはプラスドライバーの他にはトルクスドライバーと金属ヘラ

分解に使ったのはプラスドライバーの他にはトルクスドライバーと金属ヘラ

実際に分解で、もっとも難しかったのは最初の工程の上下の外装を金属ヘラでツメを外す作業でした。
かなり強い力を加えないと上下の外装の隙間に金属ヘラが入りません。
しかし、1ヶ所金属ヘラが入れば、後は順番にヘラを差し込んで上下外装を外すのは力も要らずスムーズでした。

少し大きめの金属ヘラだった。かなり強い力で押す必要がある
少し大きめの金属ヘラだった。かなり強い力で押す必要がある
1ヶ所ツメが取れたら、後は簡単
1ヶ所ツメが取れたら、後は簡単

一番難関の外装外しが完了

一番難関の外装外しが完了

外装を外した後は、内部のネジを外すだけ。それも10本程です。
その中でT8トルクスネジは1本だけ。後は、00×50のプラスネジです。
トルクスネジとプラスネジが混在し、太さも長さも異なる30本以上のネジが使われていた「Mac mini 2012」モデルから比べれば楽勝です。

ネジ3本。左下が唯一のトルクスネジを使用個所
ネジ3本。左下が唯一のトルクスネジを使用個所
反対側にネジ2本
反対側にネジ2本

USBケーブル脇のシールドテープ
USBケーブル脇のシールドテープ
シールドテープは二段になっている
シールドテープは二段になっている
シールドテープを二段とも外した
シールドテープを二段とも外した

シールドテープの下のネジ2本を外す
シールドテープの下のネジ2本を外す
USBケーブルと本体は両面テープで接着させている
USBケーブルと本体は両面テープで接着させている
USBケーブルを本体から外す
USBケーブルを本体から外す

以降、DVDドライブの分解に移ります。
DVDドライブは、懐かしい(今はなき)日立LG製でした。

DVDドライブ本体の4本のネジを外す
DVDドライブ本体の4本のネジを外す
分解完了
分解完了

「Apple USB SuperDrive」のツメは、一般的な日本の家電製品のような柔なツメではなかったので、欠けたり折れたりすることもありませんでした。
その結果、壊れてしまっても良いとの事でしたが、無事に元のように組み立てることができました。
もっとも、ハード的にトラブルを抱えているので2度と使わない方が良いとは伝えておきました。
デザイン的にキレイなのでMacファンなら記念として保存しておくのが無難かなと思いました。

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