「iPhone SE」ユーザーが「iPhone X」に乗り換え【四苦八苦のファーストレビュー】

「iPhone SE」と「iPhone X」の違い

基本的な設定が終わったので、やっと「iPhone X」を外出時に持ち出せるようになりました。
電車や街中で「iPhone X」を使ったので、そのファーストレビューをアップします。
単刀直入にその感想を一言で言うと、

これ、「iPhone」じゃない!

です。
操作系がまったく違います
今までの「iPhone」の経験が通じません。まったく新しい世界に飛び込んだ感じです。
まるで、Android機のような使いにくさ。←使ったことないけど(^^;;

これを絶賛するITライターって、Appleのご意見伺いだけで、自分のポリシーないんでしょうね。

これだけインターフェースがAndroid機に近づいてくると、Apple大好きユーザーでなければAndroid機に移行する方が幸せだと思いました。
Android機なら10万円なんて法外なお金を払わなくても2〜3万円で十分デザイン的にも満足できる機種が揃っています。

XiaomiやOPPO、HTCは十分デザイン的に満足できます。
間違っても、クソデザイン機しかないSONYは買わなければ幸せになるでしょう。

では、具体的にファーストレビューを下記に記します。

大きい!

「iPhone SE」と「iPhone X」の大きさ比較
「iPhone SE」と「iPhone X」の大きさ比較

まぁ、「iPhone SE」が4インチで最小サイズなので、他のiPhoneが大きいく感じるのは覚悟していました。

でも、実際に手に持ってみると倍くらいの大きさに感じます。
本当は、

iPhone X 143.6×70.9×7.7mm
iPhone SE 123.8×58.6×7.6mm

と数字上は僅かなのです。
でも、実際に手に持ってみると、その差が数字以上に大きいです。

縦が長くなったのは認識していました。しかし、予想外に手に持って感じたのは横幅
「iPhone 8」までは私の大きい手でもシッカリとホールドできるのですが、「iPhone X」の横幅になるとホールドができなくなります。
「iPhone 8」と「iPhone X」の横幅の差は、僅か3.6mm(67.3mm対70.9mm)。しかし、この差をシッカリと認識します。

感覚的には倍になったので、胸ポケットに入るか心配しました。でも、実際は3.6mmしか幅は広がっていないので無理なく胸ポケットに入ったのには安心しました。

重い!

「iPhone SE」の113gに対して「iPhone X」は174g。その差61g。
「iPhone SE」の1.5倍になったのですから重いと感じるのは当然です。
また、縦に長くなり手のひらに収まらなくなったので、手と「iPhone X」の重心の差でより重く感じるのではないでしょうか。

まだ試用の段階なので長時間は持っていませんが、きっと長時間操作していたら腕が辛くなる予感がします。
まぁ、長時間操作の防止のため、少々休憩を取らせるので健康には良いかもしれません…

片手ムリ!

この横幅の差で片手で持てなくなった
この横幅の差で片手で持てなくなった

5.8インチの大画面。片手操作は無理です。
今まで、
「iPhone」=片手操作
に拘ってきましたが、「iPhone X」では両手操作が必須です。

「iPhone SE」では、脱獄アプリを利用して最上段に透明アイコンを置き、下4段を使っていました。
6段になった「iPhone X」では上2段に透明アイコンを置きます。
これで、どうにかすべてのアイコンに片手でタップすることはできるようになります。
でも、上部に「保存」などの操作系があるアプリでは両手を使わないといけません。
バンカーリングを着けたことで持ち手を動かせるようになりましたので片手で操作できる範囲が広がりました。
しかし、「iPhone SE」までのように持ち手固定でなく、微妙に移動させなくてはならないので、時には親指が攣りそうになります(^^;)

操作系がまったく違う

最初に記したように操作系がまったく違うので四苦八苦です。
フル画面になった「iPhone X」はホームボタンが廃止されました。
皮肉なことに、その結果ホームボタンを中心とした操作系の良さを改めて認識しました。

ホーム画面に戻るのに下部から上にタップするのは直ぐに理解でき、ホームボタンがなくなったマイナス面は感じません。

しかし、アイコン削除後にブルブルを解除するのに、「iPhone X」最上部右側のもっとも手の届かない個所(私は左手操作)に「完了」ボタンを設置しているのは理解できません
今までは操作しやすい下部のホームボタンを押せば良かったのですから、インターフェースが劣化したと言われても仕方がありません。

また、ブルブルを終了させるのに「完了」ボタンを表示するって「Apple」らしくないです。直感で判断できるインターフェースが「Apple」の売りだったのに文字に頼るのは残念な仕様です。
全然スマートでないしやっつけ仕事と感じました。
そもそも、「Apple」や「iPhone」を長いこと使っている私でさえ「iPhone X」でのブルブルの止め方がわからなくて焦りましたから。

さらに、「コントロールセンター」もやはりもっとも手の届かない最上部右端から下にスワイプ
以前は下部から上へスワイプでした。操作し難くなったのは間違いありません。
ホーム画面に戻るを下から上にスワイプにしてしまったので、改善しようがないと思います。
なので、これは脱獄アプリの「Activator」で改善しようと考えています。

【追記】

修正情報をいただきました
修正情報をいただきました

ブルブル終了について修正の情報をいただきました。
「twitter」でフォローをしている CoCoA さんからです。
ブルブルは液晶画面の下から上へスワイプすると解除されるとの事です。
知りませんでした!
情報ありがとうございましたm(_ _)m

「Face ID」は良い

「Face ID」はほぼ100%の認識!
「Face ID」はほぼ100%の認識!

一方、良かった点の筆頭は「Face ID」です。
私の使っていたのが「iPhone SE」だったこともありますが、「Touch ID」の認識率が良くありませんでした。
1回で認識するのは稀で、通常は2〜3回タッチし直さないとロックが解除できませんでした。
「iPhone SE」以降の第2世代目の「Touch ID」は認識率が高いようで「Face ID」よりも認識率が高かったとの意見もあります。

第1世代目の「Touch ID」から「iPhone X」に乗り換えた私にとって「Face ID」で認識率が高くなったことは確かです。
まだ、数日ですが「Face ID」での誤認識はほとんどありません。ストレスが低減しました。

認識しなかった原因の多くはマスクをしたままだった時です。
その面からいうと、冬は逆に面倒かもしれません。

認識率が高く便利になった「Face ID」ですが、馴染めない点がひとつあります。
「Touch ID」では
ロック解除→ホーム画面
だったのですが、「Face ID」は、
ロック解除→下部から上へスワイプ→ホーム画面
「Touch ID」に比べワンクッション余分な動作が入ります。

折角、「Face ID」でスムーズにロック解除になったのにワンクッション加わったことで結局、ホーム画面までたどり着く手間は同じです。
Appleはこれを改善しないでしょうから脱獄アプリで余分な「下部から上へスワイプ」をカットするつもりです。

Apple Pay

「iPhone SE」で出来なかった「Apple Pay」
「iPhone SE」で出来なかった「Apple Pay」

「iPhone X」を購入してやってみたかったことのひとつに「Apple Pay」があります。
「Apple Pay」が登場した時には話題になりましたが、「iPhone SE」の私は蚊帳の外でした。なので、「iPhone X」購入後には是非試したいと思っていました。

「Apple Pay」が日本で使用できるようになってから2年半程経過していますので、設定方法の情報は出尽くしています。
私もそれらを参考にしたので問題なく基本設定は完了しました。

でも、実際に使いこなせるかは店舗に行き実際に使用しないとわかりません。
私は今まで、「Suica」やお財布ケータイなど電子マネー類は一切使ったことがなかったので、少々緊張しました。

さて、実際どこのお店で試そうかといろいろと考え決めたのが「マクドナルド」。
ミスって決済できなかったときにも焦らないよう、混んでいない時間帯を選んで行きました。
「Apple Pay」ではなく「QUICPay」と言うのはマスターしていました。
紅茶のSを注文(100円!)し、「QUICPayで!」と言い「iPhone X」のサイドボタンをダブルクリック。
マニュアル通りにこれでOKと思ったところが、エラーで認証されません(^^;)

ドキドキ…

初めての「Apple Pay」でエラー(^^;)
初めての「Apple Pay」でエラー(^^;)

画面を見ると「顔を認識できません」とのアラート。
以前、IT関連のニュースサイトの記事で読んだのを思い出しました。

マスクだ!

過去読んだ記事を思い出したためパニックにならず冷静に判断できたました(^.^;)
この記事を思い出さなかったら、諦めて現金を支払うところでした。
マスクを取ったら顔認証をクリアー。

「リーダーにかざしてください」

の画面になり、無事に決済が完了。

初めての「Apple Pay」での支払い完了!
初めての「Apple Pay」での支払い完了!

「Apple Pay」による初めてのお使いが無事に終わりましたヽ(^O^)ノ!’

でも、今後「Apple Pay」を頻繁に使うかは未定です。
なぜなら、私の生活環境では「Apple Pay」を使うシーンがあまりありません。
電車での立ち寄り先も定期券圏内(吉祥寺やアキバ)です。
また、外出先であまり買物しません。コンビニにも珠にしか行きません。
今は「Amazon」や「ヨドバシカメラ」などECサイトでの買物が多いのが現実です。
まぁ、使うのを否定するわけではないので、今後機会があったら使ってみたいと思います。

Wi-Fiでのデータ移行に感動!

「じゃんぱら」で購入した「iPhone X」を充電しようとUSBケーブルを接続。すると、「iPhone X」が起動しました。
続けて、「iPhone X」が「クイックスタート」を始めるか聞いてきました

そう言えば、新しい「iPhone」へのデータ移行に関して、今まで「iTunes」だけだったのが新たに無線でのデータ移行が可能になったと、当時のApple関連のWebサイトの記事で読んだのを思い出しました。「自動セットアップ」とも言うようです。

そこで、そのまま「はい」をタップし実行してみました。
すると、「iPhone SE」のデータを移行し始めました。
「iTunes」のように有線でないので時間がかかるかと思いましたが、予想外に短時間でデータ移行が完了しました。
数時間を覚悟していましたが、30分程で完了です。

当時、記事を読んだ時には、「またAppleの誇大広告で、実際は実用にならないものだろう」と軽視していました。
しかし、実際に体験してみると、「これは使える!」と印象が変わりました
最近、日本ではPCを持っていないユーザーも多いようなので、その層にはピッタリな機能だと思いました。
また、PCを持っていてもUSBケーブルをつなぎ「iTunes」を立ち上げないといけない有線よりも楽です。

購入理由

今回「iPhone X」を購入した大きな理由は、
・フル画面
・2眼カメラ
です。

フル画面についてはすでに述べたので、2眼カメラについて記します。

念願の2眼カメラ
念願の2眼カメラ

「iPhone」を使い始めてから撮影は、ほぼ「iPhone」になりコンデジが出る機会は減少しました。
使う機会が減少したコンデジが活躍するのが、旅行などの際の望遠撮影です。
「iPhone」のカメラレンズは広角なので旅行先などで近くに寄れない史跡や高い建築物などを撮影するにはコンデジの望遠が必要でした。

以前から「iPhone」に望遠機能があったらコンデジがいらなくなると思っていました。
そのため、2眼カメラの「iPhone」は購入希望していた機種です。
しかし、「Apple」は2眼カメラ「iPhone」を上位機種にしか搭載してきませんでした。
具体的には「Plus」機種です。すると、価格面と同時に大きさでも私の選択肢には残りずらかったのが現実です。

それが、未使用品の「iPhone X」を購入したことで価格と大きさをクリアーしながら、初めて「iPhone」の2眼カメラを使えるようになりました。

現在、中古市場では2年前の「iPhone X」よりも昨年発売で現行機種の「iPhone XR」の方が安くなっています。
それにも関わらず私が「iPhone X」にしたのは、この2眼カメラが希望だったからです。

「iPhone X」の操作方法やインターフェースがあまりに「iPhone SE」と異なり、それをマスターするのが優先だったため、まだ「iPhone X」で撮影する機会がありません。
ここで、やっと「iPhone X」の設定が一段落したので、これから2眼カメラでの撮影に進みたいと思います。
ちょうど、4月下旬からゴールデンウィークが始まります。
なので、10連休は「iPhone X」の2眼カメラの撮影を思う存分する予定です。