「放送大学」の「セミナーハウス」に初宿泊!

3階建て「セミナーハウス」の全景

5月18日、19日に「放送大学・千葉学習センター」内にある宿泊施設「セミナーハウス」に宿泊しました。
「放送大学・千葉学習センター」での2日連続の面接授業を受講したからです。

「放送大学」はテレビ(BS放送)とラジオでの授業がメインの通信大学です。
しかし、一部授業に「面接授業」があります。

「面接授業」というのは、学習センターやサテライトスペースで直接、教師から指導を受ける講座です。
堅苦しい大学講座とは異なりサークルやリクリエーションのような講座もあり、教師や同じ「放送大学」学生同士が触れあう機会としても活用できます。
開催場所は、各都道府県にある学習センターと全国7カ所のサテライトスペースです。

「放送大学」の「千葉学習センター」はJR京葉線・海浜幕張駅lから徒歩15分
「放送大学」の「千葉学習センター」はJR京葉線・海浜幕張駅lから徒歩15分

私の自宅は多摩地域です。「放送大学・千葉学習センター」のある海浜幕張駅までは片道2時間弱。通えない距離ではありません。
事実、以前仕事で「幕張メッセ」でのイベントに行った際には2日連続で通った経験もあります。

でも、「セミナーハウス」は「放送大学」の学生・職員しか泊まれない施設です。
折角同じ敷地内の「千葉学習センター」に行くのだから「この機会に利用しておきたい」と思いました。

「千葉学習センター」正面入口
「千葉学習センター」正面入口

「セミナーハウス」は数年前に値上げしましたが、それでもシングルが2,200円(税込)と格安!
もっとも大学の活動のためということで補助が出ているのだとは思いますが、それでもこの価格でどの程度設備が充実しているのかを実体験したいとの気持ちもありました。

「面接授業」は教室のスペースが限れているので、申し込みが多いと抽選になります。
2019年第1学期の場合、申込み締め切りが2月末。受講確定し授業料支払い通知が届くのが3月上旬です。
実際は2〜3日後には「放送大学」の自分のページを除けば結果がわかります。

私はその時点で「セミナーハウス」に申し込みをしようとした所、この5月13日の週はすべて満室でした。
他の週はガラガラなのに13日の週だけ満室。
何かのイベントがあり1週間ほぼ貸し切り状態になってしまっていると思い宿泊はあきらめ通学する予定にしました。

その後5月に入ってから「放送大学」のWebサイトに再度確認した所、シングルが2部屋ほど空きが出ていました!
「チャンス!」と思い、即申し込み!
カード決済に対応していないので銀行振込で入金しましたが、それで申し込みが完了ではありません。
書面での申込書と振込書のコピーを郵送で「セミナーハウス」まで送らなければなりません。
今時の一般的なシステムなら銀行振込したら、振込完了のメールが来て完了なのに対して「放送大学」はいまだに郵送での確認です。
また、申し込み完了の連絡は来ません。
心配ならこちらから電話をかけて確認するしかありません。

今回初めて体験して手間がかかり苦労します。
通信教育をしているにしてはシステムが時代遅れ感は否めません。
サッサとカード決済などに対応して申し込みの手間を改善して欲しいものです。

宿泊当日

「セミナーハウス」の入口
「セミナーハウス」の入口

「面接授業」が終わったのが17時15分。
そのまま真っ直ぐに「セミナーハウス」に行き、手続きをし入室しました。
「セミナーハウス」は「千葉学習センター」から図書館を経由した先にあります。「千葉学習センター」から徒歩で2分程です。

事前に料金は払っているので、名前を記帳して部屋のカギをもらうだけです。

カギは「玄関」と「居間」の2つ
カギは「玄関」と「居間」の2つ

カギは2つあり、「玄関」「居間」とシールが貼ってありました。
テッキリ部屋の入口が「玄関」だと思ったら、違いました…
部屋の入口は「居間」でした。部屋の入口が「居間」?
「セミナーハウス」はビジネスホテルと違い、夜間にも受付の人がいるわけではありません。
夜間の出入は自分で行います。そのため「セミナーハウス」の入口が「玄関」になるとの考えのようです。
でも、最初はその理屈はわかりませんよね。
カギをもらう時にも説明がありませんでしたし…

下記の写真がシングルの部屋です。
結構綺麗でした。
確かにビジネスホテルのシングル部屋に比べればかなり狭いです。
ベットと机だけのスペースです。
でも、私はビジネスホテルでも机でiPhoneやiPadで遊んでいるだけなので、部屋が広い必要性はありません。

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ベットと机だけのシンプルな室内
ベットと机だけのシンプルな室内
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でも、テレビとポットはある
でも、テレビとポットはある
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室内から入口を見る。右側がユニットバス
室内から入口を見る。右側がユニットバス
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むしろ私は、ユックリと湯船に入りくつろぐ事のできるバスタブがある方が大事です。
海外旅行では、ツアーでもバスタブがないホテルになることがありますが、その時の残念さは大きいものがあります。
なので、ユニットバスがある「セミナーハウス」は満足です。

ポットもバスタオル、ボディーシャンプーもあり、パックのお茶までありました。
歯ブラシ、歯磨き粉はありませんでしたが、2,200円でこの位のアメニティが揃っていればOKでしょう。

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トイレと浴槽
トイレと浴槽
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ボディーシャンプーとバスタオルはある
ボディーシャンプーとバスタオルはある
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また注意する点は、「セミナーハウス」にはインターネット環境はありません。
今のビジネスホテルのほとんどは無料Wi-Fiを完備しているのが当たり前になりました。
しかし、「セミナーハウス」はWi-Fiどころか有線LANもありません。

でも「セミナーハウス」は山の中ではなく、JR京葉線・海浜幕張駅とJR総武本線・幕張駅の間の市街地なのでキャリアのLTE回線は問題なくつながります。
今のスマホユーザーはLTE接続可能契約だと思いますので影響はないとは思います。
ただし、私の「iPad 2018」のように通常SIMカードを入れていないような場合は対応が必要です。
私は翌月使用予定のSIMカードを挿して対応しました。
でも結局夜の数時間だけだったので、容量はそれほど消費していませんでした。

満足度は高かったので、また機会があったら利用したいと思いました。

1階入口脇にあるロビー
1階入口脇にあるロビー