「Apple Watch Series 5」購入から1ヵ月半経過。
購入直後には「AutoSleep」、「HeartWatch」、「StepsApp」をインストールしました。これらは、事前に私の使用環境で必要と判断し、その中で評価の高かったアプリだったのでほぼ満足しています。
その後、「Apple Watch」ユーザーのブログやWebサイトで興味のあるアプリを見つけインストールしました。
今回はそのアプリをレポートします。
「REFSIX」
[colwrap][col2]

サッカーの主審用の時計と審判手帳の両方の機能を搭載したアプリです。
得点時間の記入、アディショナルタイムの追加、イエローカード・レッドカード適用選手の記録など多岐にわたっています。
通常審判は、審判時計2つと審判手帳を使って試合をコントロールしています。「REFSIX」は、それらを「Apple Watch」1台で行うことを目指したアプリです。
開発会社は、実際に主審に使ってもらいフィードバックを繰り返し実践レベルになったとコメントしています。
3級審判員の私から見ても、かなりサッカーの主審の仕事内容を理解した上で作りこまれていると感じました。卓上の理論だけで実戦での使い勝手を考えずプログラマーが考えただけのアプリではないことはわかります。
でも、実際の公式戦で使うかと言われると躊躇します。
何故なら「Apple Watch」がトラブルで動作しなくなったら試合を進めることができなくなるからです。
「Apple Watch」がトラブルになったからといって復旧するまで試合を止めるわけにはいきません。
通常、主審は審判時計を2つ付けています。これも万が一片方が動かなくなってももうひとつの時計で試合を進めるための保険です。PCのバックアップのようなものです。
なので、「REFSIX」で試合を運営するならバックアップを兼ねて「Apple Watch」を左右に1台づつ付けなければなりません。
その場合ひとつ疑問があります。現在の「Apple Watch」の仕様で、2つの「Apple Watch」間で「iCloud」などを介して情報を共有できるのでしょうか?
それができなかったら2つの「Apple Watch」を付ける意味がなくなります。
さらに、審判も試合の終盤は選手同様疲れます。
疲れた状態で「Apple Watch」の小さな画面を指で操作をするのはストレスです。
また、暑い日の試合などで大量の汗をいた指でスムーズな操作ができるのでしょうか?
それらを考えたら今まで通り主審時計と審判手帳で十分。むしろ万が一の場合の対処に融通が効くはずです。
開発コンセプトには共感できますが、実際の公式戦などの現場では少々難しいとの印象です。
「駅すぱあと」
[colwrap][col3]


私は「Mac」でも「iPhone」でも乗り換え案内は「駅探」を使っています。不満はありません。
そこで「Apple Watch」のアプリの乗り換え案内も「駅探」にしようと探しましたが、リリースしていませんでした。
その代わり「Apple Watch」では「駅すぱあと」の評価が高いのを知りました。高評価のポイントは、降車駅の1分前に振動で知らせてくれるという機能。
いつも使用している路線だと「次の駅で下車なのでそろそろ準備しなくては」と行動できますが、初めての路線だとひとつ手前の駅がわかりません。直前に振動通知があると乗り過ごさなくても良いという点が評価につながるのは理解できます。
早速試してみました。
休日にいつも利用しているJR中央線とその乗り換えで試したところ、降車駅の前に振動で知らせてくれました。
これは、使える! との第一印象です。
ただし、この通知機能はGPSではなく時刻を元にしているとのこと。この点に注意が必要です。何故なら、電車が遅れると正確でなくなるからです。
例えば、私が通勤に使っているJR中央線。平日朝夕のラッシュ時は、ほとんどダイヤ通りには運行していません。そのような場合「駅すぱあと」の通知機能だとまだ中野駅なのに「もうすぐ新宿駅」との通知が来ることになります。
時刻ではなくGPSで位置を把握すれば解決するのは開発者は承知しているのでしょう。でも、そうなるとプログラムをイチから書き直す必要があるのだと思います。
また、この通知機能は無料だとお知らせは1か所のみです。複数の通知機能が必要な場合、円/月の課金となります。
このようにダイヤ通りで電車が遅れないのなら実用になると感じました。
でも現在の私はほとんど内勤。仕事で遠くへ出かけることはなくなりました。以前のように取材などで関東近郊や宿泊の出張がある環境なら利用価値が大でした。
仕事などで知らない場所へよく行く人にはインストールしておいても無駄にはならないアプリだと思います。
「Chirp Pro」
[colwrap][col3]


「Apple Watch」で「Tweeter」が読めるアプリ。コアな「twitter」ユーザーの間では結構有名なアプリです。
でも、私の環境では常に手元に「iPhone X」があります。また「iPhone X」を取り出すことができず「Apple Watch」でしか情報を確認できないシーンはほとんどありません。
事実、インストールして1ヵ月程経過しますが、「Chirp Pro」は1度も開いていません。そもそも、インストールしたことさえ忘れてしまいそうです…
ということで、私の環境では万が一の保険程度の利用になります。
まとめ
「iPhone X」と異なり「Apple Watch」は機能が限定された端末。
そもそも「Apple Watch」に多くの機能を求めていないので、「App Store」から好みのアプリを見つけてきてガシガシとインストールしカスタマイズをすることは行っていません。
結局、今回追加でインストールしたアプリもメインになるものではありませんでした。
今後も新たにインストールするアプリはほとんどなく、現状インストールしたアプリで運用することになりそうです。
ということで、あと行える変更は、文字盤を変える程度のカスタマイズでしょうか?