テレビチューナー「東芝・TT-4K100」を購入!

テレビチューナー「東芝 TT-4K100」

リビングのテレビ録画用HDDレコーダーが故障し再起不能になりました。

地上デジタル(以下、地デジ)放送は映りますが、BS/CS放送が「信号がありません」とのエラー表示で映らないという症状です。

接続不良やケーブルの断線なども考えられるので故障個所を特定するため切り分け作業をしました。
故障個所の原因としては下記が考えられます。

BS/CSパラボラアンテナ本体
BS/CSパラボラアンテナのケーブルから分配器までのケーブル、および接続個所
HDDレコーダー本体内部のBS/CSチューナー

まず、入力切替をしテレビ本体、別のHDDレコーダーでBS放送の受信チェックしたところ、どちらとも通常通り映りました。つまり、BS/CSパラボラアンテナ本体から分配器までは異常がないということです。

すると、分配器からHDDレコーダーまでのケーブル、HDDレコーダー本体のどちらかが原因となります。
そこで分波器を外し分配器からダイレクトでHDDレコーダーの地デジアンテナ端子、BS/CSアンテナ端子に接続。地デジ、BS/CS混合波をHDDレコーダー本体の各アンテナ端子に接続しますので、地デジアンテナ端子では地デジ放送のみ、BS/CSアンテナ端子ではBS/CS放送のみを受信し放送しなくてはいけません。
この点検で地デジ放送は映りましたが、BS/CS放送は映りませんでした。作業結果からHDDレコーダー本体のBS/CSチューナーと特定されました。

正直、ケーブル系のトラブルを願っていました。何故なら、ケーブルの買い替えなら数千円で済みますから。しかし、HDDレコーダーの不具合と判明したので高額な本体の買い替えになってしまいました。

買い替え機種の検討

HDDレコーダーの買い替えは久々なので商品情報がまったくありません。
そこで、新しいHDDレコーダー買い替えのため「ヨドバシカメラ」店舗で機種と標準価格を確認しました。あえて店舗に出向いたのは、店舗では売れ筋機種を前面に出すので一目で商品動向が判断できるからです。

店舗確認では、5万円以上の「ブルーレイHDDレコーダー」が売れ筋のようでした。
でも私はここ10年程テレビ録画番組をブルーレイやDVDに焼いたことはありません。なので、私にとってブルーレイ搭載は不要な機能です。
そこで、ブルーレイ非搭載の機種を探しました。
ブルーレイ非搭載の機種となると家電メーカー以外にPC関連メーカーの機種も多くなります。それでも4万円前後とそこそこの値段です。

もう少し安くならないかと調べたら「テレビチューナー」というジャンルを見つけました。HDDなしでテレビチューナーのみという商品。価格は2万円以下一気に安くなります!
ただし、録画するには外付けHDDを別途用意しなくてはいけません。
機械に弱い人なら「面倒くさい!」と思う部分です。でも、PC関連で経験があれば全然手間ではありません。その分安くなるならそちらの方がうれしいです。
小容量HDDなら追加でも5,000円以下、「テレビチューナー」本体と合わせても2万円台前半です!

また、低価格のHDDレコーダーが4K放送非対応なのに対して「TVチューナー」は2万円以下なのにすべて4K放送対応です。
現在4K放送で見たい番組はありません。しかし、今後少しは充実してくるかもしれません。2万円以下で4K対応ならあっても良いでしょう。

以上を踏まえ「TVチューナー」を2機種を選びました。

東芝・TT-4K100(14,800円/Amazon価格)
SONY・DST-SHV1(19,000円/Amazon価格)

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単独チューナー「東芝」の「TT-4K100」
単独チューナー「東芝」の「TT-4K100」
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単独チューナー「ソニー」の「DST-SHV1」。4Kダブル搭載が特徴
単独チューナー「ソニー」の「DST-SHV1」。4Kダブル搭載が特徴
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この2機種を選んだのは地デジ・BS/CSがダブルチューナーだからです。
他社機種はシングルチューナーでした。シングルチューナーの場合録画している時間帯は裏番組を見れないので少々不便です。

「TT-4K100」と「DST-SHV1」の違いは4K放送がダブルチューナーか否かです。それで「DST-SHV1」は約5,000円割高になります。
そもそもリビングのテレビは4K対応ではないし、かつ4K放送に魅力ある番組がまだありません。なので、4Kダブルチューナーいらないと判断、最終的に「TT-4K100」に決定しました。

設定

「TT-4K100」は「Amazon」で購入。到着したのが3月1日。
「こんなに大きい箱?」。届いた箱の大きさに驚きました。実機はヨドバシカメラ店頭で確認していましたが、箱は予想していた倍くらいの大きさでした。
中は緩衝材でシッカリと梱包されていました。でも、このところ「Apple」のシンプルな箱に馴染んでいたので、緩衝材ガッチリの箱には少々戸惑いました。

接続は簡単でした。今までのHDDレコーダーのアンテナケーブルとHDMIケーブルを「TT-4K100」に接続変更するだけ。唯一の追加作業は「TT-4K100」に外付けHDDを接続すること。これもPC関連で馴染んだ作業なので即完了です。

「東芝 TT-4K100」のリア面の接続端子
「東芝 TT-4K100」のリア面の接続端子

続けて初期設定です。
「Apple」関連の機種はマニュアルがほとんどないですが、日本の家電メーカー製なので100ページを超えるマニュアルが付いていました。
そのマニュアルを見ながら地デジ放送、BS/CS放送、4K放送の受信設定を行いました。
各チャンネルの取得などは「TT-4K100」が自動的に行ってくれるので手間はかかりません。BS/CS放送のチャンネル設定を行うと4K番組も同時に設定完了になりました。

最後にHDDの接続し「TT-4K100」を起動するとHDDの初期化を促すアラート表示が出るので「OK」にして初期設定をしてすべての設定が完了しました。

操作感

今まで使っていたHDDレコーダーが「東芝」製だったので番組予約などの画面表示、操作体系はほとんど同じ戸惑いはありませんでした。
これが、「SONY」の「DST-SHV1」だったら、操作体系とGUIの違いで馴染むまでに時間がかかったでしょう。この点でも、今までと同じ「東芝」製を選んだのがメリットになりました。

良い事だけではありませんでした。実際に操作してわかりましたが、「TT-4K100」は動作が遅いです。
別のHDDレコーダーがリモコン操作後ワンテンポで表示されるのに対して、「TT-4K100」は数秒待たされます。一瞬リモコン操作が反映していないのかな? と思い数秒待ってやっと表示される感覚です。
私はテレビをほとんど見ません。使うのはサッカー中継や旅番組の録画予約するときだけです。そのような頻度なので我慢できますが、四六時中テレビ視聴をしているような方にはストレスになること確実です。そのような方には「TT-4K100」はお薦めしません。