「iPhone X」を「iOS13.5.1」脱獄環境にする!

「iOS13.5.1」と「Watch6.2.6」の最新バージョンにする

「iPhone X」を「iOS13.5.1」脱獄環境にしました。
脱獄ツール「checkra1n v0.10.2」は最新バージョンですが、まだ「iOS13.5.1」に正式対応していません。
ですが、前回「iOS13.4.x」から「iOS13.5」にアップデートしたと同じ手順で行えば「iOS13.5.1」にアップデートできるはずです。

「iOS13.5.」から「iOS13.5.1」への今回のアップデートの内容はただひとつ、脱獄ツール「unc0ver」に使われていた脆弱性・Exploitを塞ぐためだったとのこと。
このため、「unc0ver」は脱獄不可になりましたが、ソフトウェアではなくハードウェアの脆弱性を利用した脱獄ツール「checkra1n」には影響がありません。
少々心配な点は「checkra1n v0.10.2」が対応可能でも脱獄アプリが対応していない可能性があることでした。でも、アップデート内容が「unc0ver」に使われていた脆弱性・Exploitを塞ぐためだけなので脱獄アプリも正常に動作するはずと予想しました。
実際に「iOS13.5.1」脱獄環境にして脱獄アプリをインストール。予想通り問題なく動作しました。一安心です。

「iPhone X」を「iOS13.5.1」にアップデート
「iPhone X」を「iOS13.5.1」にアップデート
「Apple Watch Series 5」も最新バージョンにする
「Apple Watch Series 5」も最新バージョンにする

手順は「脱獄ツール「checkra1n v0.10.1」で「iOS13.5」を脱獄環境にした!」と同じですが改めて記載します。
まず、「iOS13.5」から「iOS13.5.1」へ通常通りアップデート。
一時的に入獄状態になりますので、再度脱獄状態にするための作業に進みます。
「checkra1n v0.10.2」を起動。そのままでは「Start」ボタンがグレーアウトしています。
そこで「Options」ボタンをクリックしカスタマイズします。「Options」画面の「Allow untested iOS/iPadOS/tvOS versions」項目をチェック
「Back」ボタンで元の画面に戻ります。最初の画面に戻るとグレーアウトしていた「Start」ボタンがクリックできるようになっているはずです。
あとは指示通りに進みます。
「checkra1n 」の成功率はほぼ100%(今まで失敗したことはありません)。問題なく脱獄が完了するはずです。
終了すると「iPhone X」のホーム画面に「checkra1n 」アイコンが追加されています。
「checkra1n 」内の「Cydia」をタップし、下部に出た「Install」をタップしてインストール作業をします。
ホーム画面に「Cydia」アイコンが追加されたら脱獄作業は終了です。

そのままでは「Start」グレーアウトしているので「Options」からカスタマイズ
そのままでは「Start」グレーアウトしているので「Options」からカスタマイズ
前回同様「Allow untested iOS/iPadOS/tvOS versions」項目をチェックする
前回同様「Allow untested iOS/iPadOS/tvOS versions」項目をチェックする
カスタマイズすると「Start」が選択可能になる
カスタマイズすると「Start」が選択可能になる

あとは「iOS13.5」脱獄環境でインストールしていた脱獄アプリを順次インストールします。
最後に先日追加した「ECG機能」が動作するかを検証しました。
「iPhone X」の「設定」内の「Watch.app」には該当する「心臓」があることを確認
「Apple Watch Series 5」の「心電図.app」を起動し測定します。測定結果が「iPhone X」側の「心臓」の「ブラウズ」タブにある「心電図(ECG)」に測定結果が追加されていればOKです。
以上で「iOS13.5」で追加した「ECG機能」が「iOS13.5.1」にもそのまま引き継がれていることが証明されました。
なお、「ECG機能」有効化するためにインストールした脱獄アプリ「ECG Enabler」は「iOS13.5.1」環境ではなくてもOKです。

「iOS13.5.1」にアップデート後も「ECG機能」は引き継がれていた
「iOS13.5.1」にアップデート後も「ECG機能」は引き継がれていた
「ECG機能」の動作確認
「ECG機能」の動作確認

ホント、ソフトウェアに依存しない「checkra1n」は最強です。脱獄犯からしたら感謝しかありません。
ただし、「iPhone X」までで「iPhone XS」以降には対応していないというハードウェア面での制限があるのが残念なところです。
なので、現在使用している「iPhone X」を大事に使いたいと思います。