「COVID-19」向け「接触通知アプリ(COCOA)」の通知機能の提供を開始!

15日以降は1日20件になる接触ログ記録

厚労省は「接触通知アプリ(COCOA)」のアップデート版を「iOS」は6月30日、「Android」は7月1日にリリース。それに続き、7月3日に「陽性者通知機能」の提供を開始しました。

「陽性者通知機能」がやっと提供される

「陽性者通知機能」がやっと提供される

陽性者通知機能がなければ「接触通知アプリ」はまったく意味ないアプリです。
「陽性者通知機能を付けてからリリースしろよ!」というのが正直な感想。ニュースサイトの記事を読むと最初リリースの6月時点では提供先の全国各地の保健所の準備が整っていなかったらしいです…
手順がまったく逆! 官庁の仕事は驚くことばかり!

やっと陽性者通知機能が使えるようになった「接触通知アプリ」ですが、その後に処理番号発行のトラブルが発生しています(15日に修復)。また、アプリ自体はまだプレビュー版。バグがまだあるようです。
こんな不完全な状態でリリースしたらマイナス評価につながるとの心配から通常の開発者ならリリースは見送るでしょう。これも官庁仕様では平気でリリースします…

処理番号発行がやっと15日以降に正常に稼働する

処理番号発行がやっと15日以降に正常に稼働する

当然メディアの評価もかなり厳しい。もっともその中には「接触通知アプリ」の経緯を知らず記事を書いているものも多く見受けられます
「アベノマスク」を引き合いに出しアベ政権の愚策のひとつと捉えている記事もありました。「接触通知アプリ」が「Apple」と「Google」のAPIを元にして構築しているという基本知識もしらないようです。
私でも知っている事をプロの記者やライターが知らないというレベルの低さに少々驚いています

さすがにITメディア系にはそのような記事を書くライターはいませんが、残念ながら一般に影響の強い新聞やテレビなどマスメディアが特に酷いです。
私が評価する「東京新聞」もこの件に関しては無知でした。
ITジャーナリストとして井上トシユキ氏が頻繁に登場しマイナス評価をしますが、そのコメントからは「接触通知アプリ」が「Apple」と「Google」のAPIが元になっていると知らずアベ政権がイチから作ったと思っている情弱振りを示しています。
私の読むIT関連の記事ではまったく目にしたことがないのですが「井上トシユキ氏」って有名な方? そもそも「接触通知アプリ」を評価するに値するジャーナリストなの? 多いな疑問があります。

東京新聞6月21日。メディアは仕様を知った上で批判をして欲しい

東京新聞6月21日。メディアは仕様を知った上で批判をして欲しい

東京新聞6月25日。取材すればバグとわかるのにそれを知らせず普及の妨げになる批判記事

東京新聞6月25日。取材すればバグとわかるのにそれを知らせず普及の妨げになる批判記事

1ヶ月経過して「接触通知アプリ」のインストール数は700万件超日本国民1億2,000万人のわずか6%強です。
これはマスメディアが「接触通知アプリ」をスケープゴートにしている事以外にアイコンに「厚労省」のロゴを使っている事も原因のひとつだと思います。
一般の人はこのアイコンを見たら厚労省がイチから作ったモノと勘違いするのが当然です。これだけCOVID-19の対応でグダグタのアベ政権。その対応の中心の厚労省が作ったアプリなんて信用できないと思うのが自然です。私だって経緯を知らなければ厚労省ロゴのアプリなんて絶対インストールしません

東京新聞6月25日。「アベノマスク」と同等に考える情弱ITジャーナリストのコメントで結論する

東京新聞6月25日。「アベノマスク」と同等に考える情弱ITジャーナリストのコメントで結論する

東京新聞7月16日の的外れの批判記事

東京新聞7月16日の的外れの批判記事

このような状況を踏まえ、今後厚労省は普及のためのシッカリとした広報活動が必要です。
そのための強力な助っ人はキャリアだと思います。
9月リリースの「iOS14」以降では接触通知機能がOSレベルで組み込まれる事と思いますのでインストール作業は必要なくなり使用するをオンにするだけ。
新規、機種変更などでキャリアショップでスマホを購入するユーザーに「接触通知アプリ」をオンにする声掛けするだけで普及率は大幅に改善するはずです。
今までもいらないSDカードやケースなどを強引に押し付けてきた窓口のスタッフです。ユーザーに負担のない「接触通知アプリ」をオンにする声掛けくらい朝飯前でしょう。
また、現在マイナスキャンペーンばかりをしているマスメディアへの正しい情報説明も必要です。新聞、テレビが正しい情報を伝えない限り普及にはなりません。

そもそも「接触通知アプリ」は、アプリ単体でCOVID-9のすべての感染を防ごうとするものではありません。
基本となるPCR検査や抗体検査などをカバーする感染防止のためのひとつツールです。
現在の日本の検査体制はいまだにPCR検査を行わない方向です。それならば「接触通知アプリ」で自分自身を守る必要があります。
その意味からも「接触通知アプリ」のインストール数が増えることを願っています。

「陽性者通知機能」の実働結果

陽性者通知機能が開始になりましたが、実際自分の生活圏内でどの程度インストールされ、接触ログがどの程度取得されるのかが一番の関心事です。

現在私のCOVID-19感染者との接触の可能があるシーンは通勤電車内と昼食で利用するレストランやフードコートです。
現在、時差通勤のため電車内は昨年までのラッシュ時に比べ混雑度はかなり下がっています。それでも緊急事態宣言解除以降はそこそこ混んできました。

「接触通知アプリ」が接触ログを取得する条件は1m以内で15分以上です。
現在の通勤社内の混雑状況だと4人程度、昼食時の店内は椅子がひとつ置きで距離を確保しているので左右ひとりづつ程度になります。
インストール率6%でこのような環境下だとそれ程多くの接触ログは発生しないと思っていました。
接触ログは「設定>プライバシー>ヘルスケア>COVID-19接触のログ記録>接触チェックの記録」にあります。
6日、9日、10日は1日に1件のレベルでしたが、15日に処理番号発行トラブルが解消した後は一挙に接触ログが20件に増えました。

「接触通知アプリ」のログ記録を見る

「接触通知アプリ」のログ記録を見る

ログ記録。15日以降大幅は20件/日に増えている

ログ記録。15日以降大幅は20件/日に増えている

「提供されたキーの数」が「2」になっているのは、15分以上30分以下の場合

「提供されたキーの数」が「2」になっているのは、15分以上30分以下の場合

15日に続き18日も20件程と大幅に増えたことから、以前の1日1件は正常動作ではなく15日以降の件数が正常値なのでしょう。
また、接触ログの中で2件とあるのは15分以上30分以下の接触者との理解になるようです。
接触ログは24時間に1回の間隔で通知されます。日時はログを書き出した日時で接触した日時ではありません。
間違いやすい点です。何故なら18日は雨の休日だったので一歩も外出していませんが、接触ログの日時は「今日の14:34」で20件となっています。なのでこの18日分の20件は昨日分となります。日時が表示されないので何時誰に会った際の記録かはわからないようになっています。この辺りはプライバシーを重視した「Apple」と「Google」のAPIの基本仕様です。

陽性者との接触と情報登録

陽性者との接触と情報登録

濃厚接触者なし

濃厚接触者なし

正直、インストール率が6%強と生活環境の割りには1日20件は正直多いと思いました(行動履歴からもほぼ通勤電車内と判断されます)。もし6割のインストール率になったら接触ログは1日に何千件にもなるのでしょうね。まぁ、ログなので何千件になっても容量を圧迫する程のデータ量にはならないので安心です。
厚労省のWebサイトから確認したところ17日現在、陽性登録件数は19件。幸い私んい陽性者との接触確認には通知が来ていませんでした。

 

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