「Apple Watch Series 5」のバッテリー消費が突然早くなった…

バッテリーの減りが増大!

8月頃から私の使っている「Apple Watch Series 5」のバッテリー消費が早くなりました。
それまでは、満充電したら翌日帰宅まで(約22時間)で40%前後の残容量がありました。ところが、8月以降は20%を切りレッドゾーンに突入する日も頻発し、かなりヒヤヒヤな状況です。

以前は帰宅時にも40%前後だった
以前は帰宅時にも40%前後だった
使わない時には50%台だったこともある
使わない時には50%台だったこともある

一次的な現象かと思い、そのまま使用していましたが元のバッテリー残容量に戻る気配は見られません。
バッテリー消費が多いアプリを追加したり、操作頻度が上がったのなら理解します。しかし、そのような覚えないので原因が掴めません。

その間の大きな変化は気温の上昇だけ。冗談ではなく暑くなったから熱暴走的な現象でバッテリー消費が増えたのかと思いました。
しかし、9月も半ばが過ぎ秋の過ごしやすい気温になりましたが、バッテリー消費の増大はそのままです。

そこで、検索で同じ事例を探しました。
「WatchOS 6.x」での事例はありませんでしたが、一般的な「Apple Watch」のバッテリー消費増大の対策がありましたので、ひとつひとつ試してみました。

「Apple Watch」の再起動

一番簡単だったのが「Apple Watch」の再起動です。
これで治るなら楽なので早速実行!
でも、何の変化もありません…

ペアリングの解除・再設定

次に行ったのが「Apple Watch Series 5」と「iPhone X」のペアリング解除です。
「iPhone X」側から「Apple Watch Series 5」を一度解除作業を行います。その後、再度「Apple Watch Series 5」をペアリング設定しました。
これは、「ECG」の有効化を行ったと同じ作業です。

残念ながら、この作業を行っても復旧しません

原因は?

8月前後、「Apple Watch Series 5」で変更したことは「iOS」と「WatchOS」のアップデート。「iOS 13.6.1」にアップデートしたのが8月22日、「iOS 13.7.1」にアップデートしたのが9月5日です。

でも、「iOS 13.6.1」に伴うバグだとしたら「iOS 13.7.1」にアップデートした時点で解消するはず。逆に「iOS13.7.1」でのバグなら8月時点では正常だったはずです。よって、アップデートが原因とは考えられません

一方、「iOS 14.0」と「WatchOS 7.0」へのアップデートでバッテリーの消費が激しいとの事例が多く発生しているとの情報があります。
このため、「iOS 14.0」と「WatchOS 7.0」へのアップデートも怖くて実行できません。

「iOS 14.0」と「WatchOS 7.0」のアップデートによるバッテリー消費改善のための対策が「Apple」からリリースされていますが、その対処策も上記と同じ再起動とペアリングの解除・再設定です。
ということなので、「iOS 14.0」と「WatchOS 7.0」のバッテリー消費増大の問題が解決したバージョンがリリースされるまで我慢するしかないと諦めました。

【追記】

10月13日、「Apple」がバッテリー消費増大に対処した「WatchOS 7.0.2」をリリースしました。
今回の「iOS 14.0」と「WatchOS 7.0」は共にバグが多いとの情報です。なので、今回のアップデートも人柱の方々の結果を受け、実際に改善が見られたら実行したいと考えています。このアップデートで私の「Apple Watch Series 5」も解決することを願っています