さて、前回までで「Local by Flywheel」のローカル環境での設定変更、チェックが終わりましたので、この結果を本番環境へ戻す必要があります。
本番環境をローカル環境に移行した「All-in-One WP Migration」でローカル環境から本番環境へ戻すこともできます。
しかし、今回行った中で本番環境へ引き継いではいけない設定をしました。テスト環境だったのであえて実験的に行った作業です。このため「All-in-One WP Migration」で本番環境に戻すと、その引き継いで行けない個所も上書きされてしまうので「All-in-One WP Migration」は使うことができません。
このため、手間がかかりますが「THE THOR」を有効化から各設定をひとつひとつ本番環境で行うことにしました。
移行手順
本番環境のテーマ変更、設定変更を行う場合、「テーマ変更中のお知らせ」などという臨時のトップページを作って作業中はアクセス不可にして作業するのが正しい方法です。でないと作業中の過程がそのまま読者に表示されてしまいますから。
ですが、そもそも趣味のWebサイトですし、正式手順を取るのは面倒なのでアクセスが少ない土曜日の朝6時から直接設定変更を行いました(^.^;)
途中経過でアクセスしていた読者の方がいましたら申し訳ありませんでしたm(_ _)m
本番環境の設定作業を行う
いよいよ本番環境での作業に入ります。まずは、テーマの変更です。これは簡単。インストールしてある「THE THOR」の子テーマを有効化するだけです。
引き続き「XMind」に記載の順番通りひとつひとつ設定をしていきます。50個所超あるので時間がかかることを覚悟していましたが2時間ほどで終了。予想外に早く終わりました。良かった!
時間短縮に貢献したのはやはり「XMind」の備忘録リストでした。これがなかったら記憶に頼るだけなので1日で終わらなかったかも、です。
そもそも「XMind」は「マインドマップ」用ソフトウェアです。今回私はこの「XMind」を「THE THOR」の設定変更リストとして利用しました。
設定完了した本番環境は当然ですがローカル環境と同じデザイン、レイアウトになりました。その上で、ローカル環境できなかったSSLの設定確認や所々設定値の微調整を行いました。ここまで一通りの作業を3時間ほどで完了。
ローカル環境で設定の細部を詰めていたおかげで本番環境では短時間で作業完了になりました。
まとめ
全体のレイアウトやウィジェットの設定は終わりました。でも、「THE THOR」独自の機能の活用などはまだ残っています。
事実、気になる点はまだあります。これらはこれから徐々に整備していきたいと思います。
読者の方で気がついた点を見つけたら知らせていただけると助かります。