「M1 Mac」が発表になった直後にアップした「『Apple Silicon Mac mini』が発表されたが、知りたいのは『M.2 NVMe SSD』の起動ディスク対応だ!」で記したように私が「M1 Mac」で一番気にしていたのは「M.2 MVNe SSD」の外付け起動ディスク化です。
しかし、年が明けても確かな情報が出て来ません。2月になっても同様です。
これだけ時間が経っても情報が出てこないというのは外付け起動ディスク化が問題なく動作しているというポジティブな見方もできますが、一方でそのような使用環境をするユーザーがいなくて情報がないとも考えられます。
購入ユーザーのブログなどでの情報がないので「Appleサポート」に電話し「Apple」の公式見解があるのか聞くことにしました。しかし、「Appleサポート」でも発売開始数ヶ月しか経過していないので情報が集まってしないようで、可否の判断ができないとの返答でした。
返品交換でアップグレードを検討
「Appleサポート」での公式見解がないなら人柱で動作確認するしかないのか…
人柱になるにしてもお金を無駄にしたくはありません。そこで「Apple」の返品制度の利用を考えました。
「Apple」は初期不良ではなくユーザー都合でも購入14日以内なら返品可能な制度があります。米国では一般的な制度らしいですが、それを日本でも適用している企業はほとんどありません。この返品制度を活かせば無駄な出費をすることは防げます。
手順は次の通りです。
まず最小スペックの「M1 Mac mini(M1 2020)」ストレージ256GBモデルを購入します。その「M1 Mac mini(M1 2020)」ストレージ256GBモデルで、外付け「M.2 NVMe SSD」が起動ディスクとして正常に動作するか検証。これで動作検証ができれば「M1 Mac mini(M1 2020)」ストレージ256GBモデル+外付け「M.2 NVMe SSD」でそのまま使います。
もし、動作検証で「M.2 MVNe SSD」の外付け起動ディスクが不可となったらストレージ256GBモデルを返品。新たにストレージ1TBモデルに買い替える計画です。
ただし返品の場合、クレジットカード支払いではカードに返金。現金購入の場合は銀行などへ返金。いずれにしてもストレージ256GBモデルの購入金額が即戻るわけではないと判明しました。つまり、一時的としてもストレージ256GBモデルとストレージ1TBモデルの両方の支払いが発生し、少々辛いです。
そこで、「M1 Mac mini」ストレージ256GBモデルを「Apple Store」実店舗で購入。返品は店舗に持って行き、その場で4万円を払いストレージ1TBモデルの買い替え購入を考えました。これならその場で追加出費4万円を支払えば済みます。返金に伴う余分な時間と余分な一時的な出費もかかりません。
早速、「Appleサポート」に電話で問い合わせ! しかし、返答は「不可!」でした…
理由は、店舗ではストレージ1TBモデルを扱っていないためです…
そう、現在実店舗では「M1 Mac」の基本機種しか扱っていません。カスタマイズ機種はオンラインのみの対応。これも構想倒れでした。
「秋葉館」のツイートで解決
「M1 Mac mini」の購入スペックの正解がわからずモヤモヤしていたところ、2月にアキバにあるMac専門店「秋葉館」のツイートで回答が出ました。下記がそのツイートです。
つまり、外付け「M.2 MVNe SSD」の動作は可能とのことです。
最初のツイートには起動ディスクで動作するかは明言していなかったので確認のためリツイートし問い合わせしました。すると、外付け「M.2 NVMe」の起動ディスクでも動作するとの返答が来ました。
私の一番希望していた動作確認がここで確認されました!
通常のパソコンショップなら、こんなイレギュラーな使用環境まで動作確認しません。仮にショップ内で行っていても確証が得られないので公表しません。しかし、「秋葉館」は長いこと「Mac」を扱っています。その経験から動作の確証を得られたので「動作可能」と返答したのでしょう。さすが「Mac」専門店です!
まとめ
「秋葉館」のツイートで私が希望していた「M1 Mac mini」での外付け「M.2 NVMe SSD」の外付け起動ディスク化が実行可能とわかりました。
これで安心して「M1 Mac mini」ストレージ256GBモデルに絞って購入することができます。「秋葉館」には感謝です。
構成は、
「M1 Mac mini」ストレージ256GBモデル+外付け「M.2 NVMe SSD」1TB
でに決定です。
さてさて、どのような購入方法にしましょうか?
無難に「Apple」のWebサイトで購入しましょうか? 実店舗? 5%のポイント還元が付く「ヨドバシカメラ」?
それとも、放送大学の学割を使いましょうか? そろそろ「整備済製品」も出てきたのでそれも狙い目かも?