先日、「iPhone X」を「iOS 14.3」脱獄環境にアップデートしました。
これに伴い、「Apple Watch Series 5」も「WatchOS 7.2.2」にアップデート。「Apple Watch」のアップデートは「Apple Watch」単独ではできず「iOS」が最新版にアップデートしていないと不可なのです。「Apple Watch」は「iPhone」に紐付いているのでこのような仕様なのでしょうが、「iOS」の脱獄ツールがリリースするまでタイムラグがある脱獄囚にとっては少々不便です。
トラブル多発!
アップデートは無事に完了し、使い始めたところ複数の不具合が発生していました。いずれも「iPhone X」と「Apple Watch Series 5」の同期が取れない事例です。
・「iPhone X」で再生している「Spotify」のコントローラー機能が「Apple Watch Series5」上でできない
・「Apple Watch Series5」上でメールの通知が届かない
・「iPhone X」上でメーラー「Spark」の送信ができない
具体的な不具合の内容は下記の通りです。
「iPhone X」で「Spotify」を再生している場合、「Apple Watch Series5」が「Spotify」のコントローラーになります。再生・停止、1曲飛ばし・戻し、再生しているアルバムの曲表示などが可能です。しかし、グレーアウトでこれらが操作できません。そもそも「iPhone X」で再生している曲が表示されません。「Apple Watch Series5」上の「Spotify」のメイン画面の表示が「Apple Watch Series5」なのです。
もうひとつがメールの通知の届かない事例です。
アップデート前までの設定では振動と通知でメール受信が確認。また、受信した履歴は「通知センター」に残っていました。
ところが、アップデート後はこれらの設定がすべてオフになっていました。
一方、「iPhone X」上でもメーラー「Spark」の送信ができないことも判明しました。
そこで、「Spotify」、「Spark」の設定を「iPhone X」と「Apple Watch Series5」両方の端末でチェック。各々の設定事項をオン・オフに切り替えましたが解決に至りません。
「iPhone X」を再起動したら解決!
最後の解決策として「iPhone X」と「Apple Watch Series5」の再起動。すると、「iPhone X」の再起動で3つの事例はきれいに解決しました!
私は脱獄環境なのでそのまま再起動すると入獄状態になってしまうので、脱獄アプリ「PowerSelector (iOS 11 to 14)」で「LDRestart」を行いました。「LDRestart」は脱獄環境を維持したままでの再起動です。
まさか「iPhone X」側の再起動で3事例がすべて解決するとは思いませんでした。チマチマと設定を変更していた時間が無駄でした…
解決してしまえば原因は単純でしたが、その過程では解決策が見つかるのか不安でした。それにしても、アップデートしただけで「iPhone X」と「Apple Watch Series5」の同期が切れるってかなり設定が不安定な気もしますね。
まぁ、今後もあるであろうアップデートの際の経験としたいと思います。