やっと! やっと! 「Mac mini(M1 2020)」を買いましたヽ(^O^)ノ
買ったの は基本モデルの「Mac mini(M1 2020)/メモリー・8GB/ストレージ・256GB」(以降「M1 Mac mini」)です!
購入後、「M.2 NVMe SSD」を外付け起動ディスクにするため最新の「macOS Big Sur」をインストール。「移行アシスタント」で元の「Mac mini 2012」環境を「M1 Mac mini」コピー。その後ソフトウェアや周辺機器の動作確認などがあり、使用できるまで多くの手順を要しました。
ゴールデンウイーク(以降「GW」)の前半で移行が完了する予定だったのですが、いろいろなトラブルが発生しGWで片が付かず、GW以降も設定を続ける羽目になりました…
その経緯を順を追いながらレポートします。今回は購入に至った経緯をレポートです。
入手までの経緯
そもそも、入手が半年も遅れた理由は、「Apple Silicon M1」というまったく新しいチップゆえ周辺機器の対応状況が不明だったからです。動作しなくなるソフトウェア、周辺機器などがあるのは当然です。でも、自分の環境で必須のソフトウェアや周辺機器が動作できないなら購入が無駄になります。それゆえ、ソフトウェア、周辺機器などの動作確認をしっかり見極めたかったからです。
ソフトウェアは発売と同時に購入したユーザーのブログなどのレポートがあり「ほとんどのソフトウェアは『Rosetta 2』環境でほぼ正常動作」との情報を得たので早々に解決。一方、周辺機器はそう簡単にはいきません。すべて自分と同じ周辺機器を使っているユーザーはいないので、個々の機器ごとに確認する必要があります。
懸念のひとつがカラーレーザープリンターでした。
使用しているのは「brother」の「HL-3170CDW」。1世代前の「macOS Catalina」までは対応しているのは確認しました。しかし、発売は2013年と8年前なので、まったく新しいチップを搭載した「M1 Mac」への対応をメーカーに期待するのは少々難しいと考えていました。メーカーのWebサイトのサポートページに情報があれば解決することなのですが、その情報がないため「M1 Mac」購入後に実環境で試すしかありません。プリントアウトは頻繁にはしませんが、無いと困る程度に利用していますので、ダメだったら買い替えになります…
しかし、一番の懸念事項は以前から言っているように「M.2 NVMe SSD」の外付け起動ディスク化の可否です。
「M.2 NVMe SSD」の外付け起動ディスクの可否
「M1 Mac mini」は、ストレージを基本の256GBから512GBにカスタマイズすると22,000円(税込)アップ、1TBにすると44,000円(税込)アップです。私の希望ストレージ容量は1TBなので「Apple」の仕様で購入すると大幅なコストアップになってしまいます。
そこで、手持ちにある「M.2 NVMe SSD」1TBを外付け起動ディスク化すればコストを抑えられます。一方、外付け起動ディスクの動作確認ができないと「M1 Mac mini」の購入ストレージ容量を決められません。
ところが、「M.2 NVMe SSD」を外付け起動ディスクとして利用するユーザーは少ないのか、「M1 Mac」発売から数か月経過しても「M.2 NVMe SSD」を外付け起動ディスク化の可否の情報がありません。
情報不足で購入が足踏みしていたところ、やっと有力な情報がアップされたのが3月末でした。それは、前回レポートしたように「秋葉館」のツイートです。
いち「Apple」好きのブログユーザーの情報では不確定で購入の決断には至りません。しかし、今回は古くからの「Mac」専門店が検証した上での情報なので信頼性が高いと判断できます。本当にこのツイートが購入の決め手になりました。その結果、当初の予定通り、
「M1 Mac mini」メモリー・8GB、ストレージ・256GB
「M.2 NVMe SSD」1TB
のシステム構成での運用に自信を持ち購入を決断しました。
そして、購入したのは「整備済製品」です!
「整備済製品」とは?
購入の決定に約半年かかりましたが、一方で半年経過したお陰で「M1 Mac mini」が「整備済製品」に出てきので、ある意味丁度良いタイミングでした。
「Apple」ユーザーでも「整備済製品」を知らない人が多いようなのでチョット説明します。
「整備済製品」とは、一度販売したが返品などで「Apple」に戻ってきた製品を「Apple」が厳重にチェック、不具合部分を整備した上で再販売する製品のことです。
返品というと故障品のイメージになりますが、「Apple」は14日以内ならユーザー都合での返品可能なので完動品も戻ってきます。いずれの経緯で返品された製品も「Apple」の技術者が整備しますので安心できる製品です。「整備済製品」は新品と同じ「Apple」による1年間の保証や「AppleCare」も付けることができます。さらに今なら新品と同様「Apple TV+」1年間無料も付いています。
なお、「Apple」のWebサイトでの「整備済製品」の説明は下記の通りです。
そう、「整備済製品」の最大のメリットは販売価格が約15%オフになることです。「M1 Mac mini」は約15%オフで12,100円安の67,980円(税込)でした!
家電量販店のポイント還元でも「Apple」製品は5%が限度。最近「Amazon」で「Apple」専用ページができましたが、そこでも5%です。
中古ショップでは未使用品でも保証期間が最大でも3ヶ月程度、他の特典もありません。また、価格的にも「整備済製品」の方が未使用品より割安なことが多いです。このように整備済製品には多くのメリットがありますので積極的に活用しなければ損です!
「M1 Mac mini」が初めて整備済製品として出たのが3月末。それ以降コンスタントに出ています。いずれの場合も在庫が多いのか、即完売になることはありません。
ただ整備済製品はすべての機種があるわけではありません。返品機種が入手しないと整備済製品にならないので在庫は不安定。希望する機種がなかなか出ないことも多々あります。
しかし、今回私が希望したのは「M1 Mac mini」の標準機種だったので毎回必ず販売リストに載っていたので入手が容易でした。
希望機種を入手!
購入手続きをしたのが4月26日、到着したのが28日。初めての「Apple」ECサイトでの手続きだったので購入時にエラーが発生しハラハラしました。
注文は「整備済製品」ページの「M1 Mac mini」を選択。下部の「Apple Payで注文手続きを行う」をクリックし購入手続きを進めます。
「ご希望の受け取り方法は?」では「配送を希望する」を選択。本当は「お客様がご自身で受け取る」を選択し実店舗の「Apple Store」で引き取りを希望していたのですが、「COVID-19」が収束しない現在、感染防止のため実店舗での引き取りは不可になっていました。
配送日は任意の日時を選べるわけではなく翌々日一択で時間だけが選択できました。「Amazon」のように日時が自由に選べるともっと便利になるのではないでしょうか。
「Mac mini 2012」で手続きを進めていたのですが、決済方法を「Apple Pay」したため支払いの認証は「iPhone X」でした。決済は「iPhone X」のサイドボタンをダブルクリック。
しかし、エラー…
「Mac mini」側で「Apple ID」のウインドウが出て住所が不明と表示されていました。「編集」で住所を確認しましたが間違っていません。再度決済しましたが、同じくエラー…
住所を細かく見直したところ、「市町村」欄に番地まで記載され「番地」欄が空白でした。そこで「番地」の項目に入力し保存。その上で「iPhone X」のサイドボタンをダブルクリックし決済をしたところ無事に決済が通過しました。
最初のままでも住所の間違いではないのですが「Apple ID」のシステム上「番地」欄にデータが入力されていないと不具合になる仕様のようです。ヤレヤレです…
「Mac mini 2012」との比較
半年も経過し、ブログなどで出し尽くした感があるので今さら開封の儀でもありませんが、「整備済製品」は梱包などが少々異なりますので、その点を参考にしてください。
今回は今まで使用していた「Mac mini 2012」モデルと比較してみました。
まず外箱の違い。
「Mac mini 2012」の外箱は天面に「Mac mini」の写真があります。しかし、「整備済製品」は真っ白。
外箱側面も「Mac mini 2012」はAppleロゴがありますが「整備済製品」はなにもありません。
一方、本体上面はほぼ同じです。
「Mac mini 2012」のフロント面には今はなき「IRレシーバ」があるのが違いです。また、LEDランプが「Mac mini 2012」が上部にあるのに対して「M1 Mac mini」は下部にあります。LEDの明るさも「Mac mini 2012」が抑え気味なのに対して「M1 Mac mini」はかなり光量が強いです。
「M1 Mac mini」のリア面はご承知のように「Mac mini 2012」で4つあったUSB3.0端子が2つに削減。その代わり「Thunderbolt 3/USB4」が2端子付いています。個人的には今更ヘッドホンジャックなんていらないからそのスペースにUSB3.0端子を追加し4つにして欲しかったです。
また、製造番号も「整備済製品」は違います。通常製品は「MGNR3xx/A」、「MGNT3xx/A」ですが「整備済製品」は「FGNR3L/A」になります。
中古ショップで買取してもらう場合、この製造番号で新品購入と「整備済製品」がわかってしまい、その分少し安くなってしまうと言われています。なので、短期間での買い替えを考え新規購入時に既存の製品を中古で売却し頭金にしたいと考えているなら購入時には高くても通常製品を購入した方がメリットがありそうです。私は使い倒しするつもりなので購入時に安い「整備済製品」を選択しました。
「M.2 NVMe SSD」への「macOS Big Sur」のインストールなどの外付け起動ディスク化などは次回に!