「Amazon Prime」と「Spotify」の学割終了! 継続するか否かを考える

「Spotify」と「Amazon Prime」の学割

私は放送大学に在学しています。放送大学はカルチャースクールではなく4年制大学などと同じカテゴリー。ゆえに、学割が適用になります(ただし、通信教育のため学割定期はありません)。

私は、この学割で「Amazon Prime」と「Spotify」を利用していました。この両サービスとも学割は正規料金の半額です。放送大学の学籍は10年間有効ですが、「Amazon Prime」と「Spotify」の学割適用の最大期間は4年と決まっています。

早いもので私が「Amazon Prime」と「Spotify」の学割を利用して2021年が4年目。このため、今後「Amazon Prime」と「Spotify」のサービスを継続利用するには通常の年会費(今までの2倍!)がかかります。2倍にもなるので、この機会に継続すべきかどうかを考えました。

その結果、
・「Spotify」は継続
・「Amazon Prime」は解約
と決定!
理由は下記の通りです。

「Spotify」継続の理由

「Spotify Premium Student」は480円/月(税込)
「Spotify Premium Student」は480円/月(税込)

「Spotify」は音声広告が入ることを許すなら無料で視聴することができます。そもそも当初「Spotify」利用時は無料ユーザーでした。曲が選べずランダム選曲になるのは我慢できましたが、頻繁に入る音声広告にはヘキヘキしました。
音声広告は30分に1度程度と言われていましたが、実際は10分に1度くらいの頻度。つまり、2~3曲毎に音声広告が入るのでかなりウザいです。このイライラを解消するため月額490円(税込)なら割安感があったので有料ユーザーになりました。

しかし、「Spotify」の年間正規料金は11,760円(税込)。今まで年間6,000円だったのが12,000円になるのでかなりの負担増です。
単に料金負担を増やさないなら、このタイミングで「Spotify」から「iTunes Music」の学割に乗り換えるのも手です。「iTunes Music」の学割は利用したことがないので乗り換えれば再び4年間半額の年間11,760円(税込)でストリーミング音楽を利用できます。
しかし、「iTunes Music」ってインターフェースも含め使いづらいです。「Apple」機器を多く持っているユーザーで「Apple」が好きですが「iTunes Music」ってクソだと思います。使い勝手が評価される「Apple」が何故何年も「iTunes Music」のインターフェースを改善しないのか不思議です。

また、「iTunes Music」以外にも「Amazon Music」もあります。「Amazon Music」は「Amazon Prime」を契約していれば無料です。私は視聴したことも触ったことありませんが、世間の評価から判断しても「Spotify」に匹敵するようなサービスとは思えませんのでスルーです。

現在「Spotify」は片道1時間半の通勤時に視聴。利用時間がかなり長いので時間単位のコストからすると、必ずしも高くはないと納得し「Spotify」の有料正規ユーザーを選択しました。

「Amazon Prime」解約の理由

「Amazon Prime Student」の特典は通常の「Amazon Prime」と同じ
「Amazon Prime Student」の特典は通常の「Amazon Prime」と同じ

一方、「Amazon Prime」は解約です。
「Amazon Prime」の正規料金は4,900円(税込)。「Spotify」の「Standard」の年間費用の半額以下、さらに「Spotify」の学割よりも安いのですが、活用頻度が低いので解約です。

私はECサイトの買い物では「Amazon」を一番多く利用しています。とはいっても月に1度程度です。
一方で、「Amazon Prime」に付随するその他のサービスはほとんど利用していません。「ビデオ」は年間で数回視聴する程度、「フォト」はゼロ。その中で「kindle」の「Amazon Prime」の無料購読は利用していました。でも、どちらかと言うと暇つぶしアイテムとしての利用です。本当に欲しい書籍はお金を払って購入するので無くて困るという性格のサービスではありません。

私に取って「Amazon Prime」特典のメインである翌日配送。しかし、年間10回程度の買い物を翌日に届けてもらうだけのために年間5,000円払うのは無駄です。「年間5,000円払わなくて済むなら配送が2~3日後でも良いんじゃない」と思います。また今は、2,000円以下だと「Amazon Prime」でも配送料が発生したり、商品によっては翌日ではなく翌々日になることも多いのが「Amazon」の配送状況です。
むしろ現在、「ヨドバシドットコム」の方が配送の評判が高いくらいです。
以上のような理由で「Amazon Prime」は解約しました。

まとめ

以上の決定で年間支払いは下記の通りになりました。

「Spotify」「Amazon Prime」合計
学割5,880円2,450円8,330円
一般11,760円(4,900円)11,760円

「Amazon Prime」を解約したのに年間の負担額は3,430円(286円/月)アップしてしまいました。こう考えると「Spotify」のストリーミング音楽って結構高いんですね。
ながらで音楽を聴くだけなら「Amazon Prime」に加入して付属サービスの「Amazon Music」を聴くのが一番負担の少ない選択なのでしょう。改めて「Amazon Prime」の年間4,900円は、かなり高いコストパフォーマンスと認識しました。