「移行アシスタント」と「Time Machine」でデータ移行

USB接続ではエラーが発生

前回アップしたように「M1 Mac mini」の外付け起動ディスクを「Samsung / 980 1TB」に乗せ替えました。

それに伴い、今までのデータを「Samsung / 980 1TB」に移行する必要が発生しました。ここで初めて「Time Machine」のバックアップデータで移行作業を行うことになりました。
「macOS Catalina」までの「Intel Mac」なら「Carbon Copy Cloner」でバックアップを取り、そのままそのディスクを起動ディスクにすることができました。ところが、「M1 Mac mini」+「macOS Big Sur」では「Carbon Copy Cloner」でのバックアップが起動ディスクとして動作しなくなってしまいました
このため、新しい「M.2 NVMe SSD」にデータを移動するには「Time Machine」しか選択肢がなくなりました。
「Time Machine」での移行作業が初めて。かつ「M1 Mac mini」の移行作業も始めてということでいろいろと手こずりました。

移行作業

「M1 Mac」は外付けディスクに「macOS Big Sur」をインストールできるのは「Thunderbolt 3」のみ対応で「USB」は非対応です。

「秋葉館」のツイート I
「秋葉館」のツイート I

これは「秋葉館」のツイートで知ったことは以前記しました。
「M1 Mac mini」本体の端子は「Thunderbolt / USB 4」と記載されています。私が疑問に思ったのはこれってやはり「USB」と認識してNGになるのか? ということです。
「Thunderbolt / USB 4」端子は表記上「Thunderbolt 3」=「USB 4」です。そこで、「USB Type-C」ケーブルで「USB3.1 Gen2 」ケースに入れた「M.2 NVMe SSD」に接続した場合、もしかしたら「macOS Big Sur」をインストールできるのではないかとの一縷の望みを持ちました。

そこで、「Samsung / 980 1TB」を「USB3.1 Gen2 」ケースに入れ、「M1 Mac mini」本体の「Thunderbolt / USB4」端子(USB-TypeC)に接続して「macOS Big Sur」のインストール。
完了までの時間が表示され作業は進みました。無事に完了するか! と思いましたが、最後の最後にエラーのアラート…

USB接続ではエラーが発生
USB接続ではエラーが発生

やはりUSB接続はNGでした。そこで、「Yottamaster」の「Thunderbolt 3」ケースに入れインストールしたところ、問題なく完了
実際に試し「秋葉館」の情報通り「M1 Mac」では外付け起動ディスクには「Thunderbolt」のみが対応、「USB」は不可が証明されました。

「macOS Big Sur」がインストール後「移行アシスタント」で「Time Machine」のバックアップデータからすべてのデータを移行。「Thunderbolt 3」端子なので「Mac mini 2012」時のUSB3.0からのデータ移行よりもかなり早く移行作業が完了しました。