前回、「Apple」純正USB有線マウスが動作不良になり予備しておいた同マウスに代替えしたことをレポートしました。
併せて、予備として同じマウスを購入したいと記しました。しかし、いつも利用しているアキバ界隈の中古ショップ「じゃんぱら」や「イオシス」、「Sofmap」などをチェックしましたが、在庫がありません。そもそも、「Magic Mouse」以前の「Apple」純正品マウスは市場にまったく出ていない感じです。
そこで、「Mac」専門店「秋葉館」を見ましたが、やはりありません。最近、「Mac」関連の古い商品で何度か購入した「Macパラダイス」。ここはジャンクに近い「Apple」純正商品も扱っていますので、期待をしました。すると、やはり、このショップは強い。私が希望している「Apple」純正USB有線マウス(型番M9035G/A)が在庫ありでした。しかし、価格が5,520円(本体4,950+送料570円/税込)と予想より高かったです。
10年以上前に購入し予備としていたマウスは「Sofmap」で6,600円(税込)。約10年経過しても中古価格はほぼ同じ。他の中古ショップに在庫はなかったので今購入するなら選択肢は「Macパラダイス」だけです。
しかし、予想より高かったので購入を躊躇し海外通販でないだろうかと思い検索し探したところ、英国・リバプールの「The Bookyard」がヒットしました。「The Bookyard」は「Apple」専門中古ショップです。「Apple」関連の商品を購入なら、単なるPC関連の中古ショップより「Apple」専門ショップなら信用できそうです。
「The Bookyard」では、私が希望している純正USB有線マウスがAランクで9.98ポンド。安い!
ただし、送料が無料ではなく9.33ポンドかかります。本体価格と同じくらいの送料がかかるのがネックですが、それでも合計19.31ポンド、日本円で約3、000円です。送料含めても国内中古ショップより安いとわかりました。
「The Bookyard」の配送は英国郵便の「Royal Mail」を使用。英国から日本へは3〜14日で到着と記載されています。
この「The Bookyard」は、検索しても日本でのヒットはほとんどないので評判がわからないのが心配な点。今回は送料入れても3,000円なので「The Bookyard」の信用度を測るお試しという面も含め購入してみました。
配送状況
「The Bookyard」で購入手続きをしたのが日本時間22日20時、自宅に到着したのが30日12時。注文から到着までは8日間でした。追跡データは下記の通りです。
このところ海外通販で「Ali Express」を使っていたので8日での到着が早いと感じてしまいます。
そもそも、注文完了(現地時間22日14:37)から商品発送(現地時間22日19:44)までが5時間と短かったのが驚きです。さらに英国・ヒースローの空港を出発するのに7時間弱(現地時間23日02:26)。
「Ali Express」だと、現地空港を出発するまでに1週間かかりますので雲泥の差。もっとも、無料配送と比べるのが間違っていますが…
荷物を載せた飛行機は「Ali Express」だと2〜3週間行方不明になるのですが、「Royal Mail」は5日で日本に到着(現地時間28日03:12 / 日本時間28日11:12)。東川崎の税関に到着してからは、日本郵便の仕事になるので2日ほどで到着することは経験済みです。やはり、海外通販も1週間くらいならストレスなく待っていられますね。
実機チェック
早速、届いた荷物をチェックです。まずは梱包。
今回は「Apple」純正USB有線マウス。「Apple Watch」のバンドのように雑な梱包でも被害がない商品とは違います。梱包が雑だとマウスの破損につながるのでクッション材などでマウスを保護されているかが第一のチェックポイント。プチプチ付き厚封筒の簡易な梱包だったらどうしようと心配していましたが大丈夫でした。
シッカリ段ボールに入って到着。ただ、「Amazon」のような新品の段ボールではなくガムテープでグルグル巻きの外観、別の物が入っていた段ボールの再利用のような感じです。まぁ、国内でも小さなショップならよくありますので許容範囲ですね。
内部の商品の保護に関しても隙間にはクッション材があり、マウス本体もプチプチに包まっていて破損などの心配はないよう配慮されていました。梱包に関しては合格です!
プチプチを取りいよいよ肝心のマウス本体の品質チェック。
マウス本体に黄ばみや使用感、キズはありません。満足できる品質です。正直、15年以上前に製造終了した商品なのでもっと使用感があるかと思っていましたが、箱がないだけで本体の品質は確かにAランクです。
これが、1,350円(本体価格)とは安い!
送料と加えても約3,000円と国内の同じマウスの中古品より安いなんてウソみたいです。探せば今でも上物はあるんだ、といった感想です。
今回、初めての海外通販先だったので心配しましたが、十分信用できる会社でした。
品質も価格も満足なレベルだったのでこれからも贔屓にしたいところですが、「The Bookyard」は「Mac」本体の中古販売がメインではなく「Mac」の補修パーツ販売がメインのようです。
現在の「Apple」製品はユーザーが分解してパーツ交換などができないので、どちらかというと「The Bookyard」の対象は「Apple」製品を修理しているビジネスがメイン顧客のように感じます。イチ「Apple」ユーザーでは中々利用する機会がなさそうです。
まとめ
さて、実際にキーボードのUSB端子に接続して実使用しました。
うん、操作感問題なしです! クリック時に引っかかる感じもないし、動きもしっかりと追随します。外観のキレイさだけでなく動作も心配なさそうです。
まだ、使い始めたばかりですが数ヶ月で壊れるイメージはありません。
「Sofmap」購入マウスと「The Bookyard」購入マウスのどちらを使うか迷いましたが、「The Bookyard」購入マウスを使用することにしました。「Sofmap」購入マウスは以前の会社で約2年使用実績がありますので不良や故障になる可能性は低いと判断しました。
一方、「The Bookyard」購入マウスは使用実績がないので、しばらくすると不具合や故障が発生する可能性がないとはいえません。中古品でも国内なら通常1ヶ月くらいの保証期間が付きます。「The Bookyard」は英国の会社なので保証期間がわかりません(Webサイトに書いてあるとは思いますが、英語なので探していません…)が、親切なショップなら初期不良対応してくれるかもしれないと考えた結論です。
万が一、早々に不良が発生したら不具合レポートをアップしたいと思います。そんなことがないことを祈っていますが…