この程、「ひらくPCバッグ mini」を購入しました。
「ひらくPCバッグ mini」が発売されたのは2016年2月。既に5年も経過しているので、今更自慢げに購入レポートも意味ありませんが、何故このタイミングで購入した理由を記したいと思います。
結論から言うと、修理に出すため約1ヶ月「ひらくPCバッグ」がなくなるため、その替りのバッグが必要だったからです。
「ひらくPCバッグ」修理の経緯
「ひらくPCバッグ」は2014年12月に購入しました。購入の際の記事は下記にアップしています。
評判通り使い勝手が良かったので、購入依頼外出時に持ち出すのは「ひらくPCバッグ」だけになりました。購入時には高いと思いましたが、6年半毎日使い続けられるバッグなんてありません。結果としてまったく高くなかったとの実感しています!
それでも6年半毎日使っていればさすがに少々痛んできます。
私の場合、数カ月前にメインファスナーの開け閉めの金具に付いている革の取っ手(正しくはなんて言うのだろう?)が取れてしまいました。「ひらくPCバッグ」以外のバッグがなかったので、少々不便なりましたが取っ手のある方をメインで使うようにして対応。しかし、しばらくしたらファスナー脇の布も切れているのを発見しました。
実は、革の取っ手が取れる前からメインファスナーが引っかかることがあるのは気付いていたのです。でもその時は、長く使い続けて本体が型くずれし、その影響でファスナーの開け閉めがスムーズでなくなったのだろうと思って済ませてきました。
実際は、その切れ目が原因でファスナーが引っかかっていたわけです。この切れ目が徐々に大きくなり次第に開け閉めができなくなることが予想できます。悪くなっても良くなることはありません。
そこで、修理依頼を決断です。「ひらくPCバッグ」の販売元の「Super Consumer」では何年も前に買った商品でも修理も受け付けていると評判でした。
なので、まだまだ「ひらくPCバッグ」を使い続けたいので「Super Consumer」のWebサイトの「リペアーセンター」に修理依頼をしました。
「リペアーセンター」の修理料金見本で「ひらくPCバッグ」のファスナー修理料金は5,500円〜となっています。メールでの問い合わせに対して即返答があり見積もり料金が6,500円弱でした。私の場合、修理個所が2ヵ所あるので想定内の修理料金です。1万円以上もしたら買い替えを考えていましたが大丈夫でした。しかし、修理期間が約30日となっています。
上記のように6年半「ひらくPCバッグ」だけを使い続けてきたので「ひらくPCバッグ」以外のバッグがありません。修理で「リペアーセンター」に行っている約1ヶ月間のバッグをどうしよう? と考えてしまいました。
そこで、「ひらくPCバッグ mini」の購入で解決しようと考えました。
「ひらくPCバッグ mini」購入の経緯
発売当初から「ひらくPCバッグ mini」は気になっていました。
「ひらくPCバッグ mini」が気になっていた理由は、縦長になりバッグの幅が身体の幅を超えない設計になったからです。「ひらくPCバッグ」の横幅は身体の幅を超えているので都内の通勤電車内や人混みでは結構邪魔。その点、「ひらくPCバッグ mini」は横幅が身体の幅に収まっているので邪魔にならないことが容易にわかりました。
また、「mini」と名前は付いていますが、内容量は「ひらくPCバッグ」とほぼ変わらないと購入したユーザーのレポートで上がっているので今までの内容物が入らない心配はないことも安心でした。
とはいいながら、既に「ひらくPCバッグ」があり行動範囲が限られている私にとってバッグを2個も持つ必要がないので購入に至りませんでした。
しかし、今回「ひらくPCバッグ」が修理で約1ヶ月手元からいなくなります。そこで、機会に「ひらくPCバッグ mini」を購入しようとの決断に達したのです。
「ひらくPCバッグ」を修理しないで「ひらくPCバッグ mini」を購入すれば修理料金6,000円が助かるわけですが、今後の利用シーンを考えたらやはり「ひらくPCバッグ」は持っておきたいと思っています。
「ひらくPCバッグ mini」の注文を11日にしたのですがメーカーの夏休みに入ってしまっていたので到着が少々遅れ17日になってしまいました。届いた「ひらくPCバッグ mini」が入っていた段ボールに「ひらくPCバッグ」を入れて翌日「リペアーセンター」に発送。宅急便代が予想外に高く1,290円もかかりました(^.^;)
約1ヶ月後、修理完了して新しくなった「ひらくPCバッグ」が届くのを楽しみにしているところです。
「ひらくPCバッグ mini」の使い勝手
さて、新たに購入した「ひらくPCバッグ mini」。
事前情報では内容量に大きな違いがないとのこと。そこで、今まで「ひらくPCバッグ」に入っていたモノすべてが「ひらくPCバッグ mini」に入るか試しました。確かに入りました。
でも、どうにか入った感じです。このままでは使い勝手が悪すぎます。
やはり、横幅が「ひらくPCバッグ」の1/2程になっているので、「ひらくPCバッグ」と同じ収納方法ではいろいろと不都合な個所が出ます。
「ひらくPCバッグ mini」に適した収納方法への変更が必要です。また、収納場所の変更だけでなく、中に入れるモノも整理しないとダメ。内容量に大きな差はないとは言え形状が異なっているので使い勝手の面からは中に入れるモノの整理は必要です。
でも、そうなると必要なものはすべてバッグの中に入れっ放し、「外出先でも部屋の中でも出し入れはしない」という「ひらくPCバッグ」の元々のコンセプトから逸脱してしまうのですよね。
そもそも、「ひらくPCバッグ」は高さを低く横長にし三角形にしたことにより一般的バッグにあったバッグ上部に産まれていたデッドスペースを解消し効率的に収納しているのが特徴でした。
しかし、「ひらくPCバッグ mini」は縦長にしたことでこの特徴が消えてしまい、一般的バッグと同じ欠点が生まれています。入れ方を直しても上部にデッドスペースが生まれます。
このデメリット、いままでいろいろなブロガーの「ひらくPCバッグ mini」レビューを見てきましたがどこでも触れていません。実際に使えば簡単にわかる欠点について触れないというのですから、やはり商品提供のレビューは100%信じてはいけないと感じました。
とは言いながらメリットがないわけではありません。
やはり横幅が狭くなったことは都内でで満員の通勤電車を利用しているような方ならメリットです。
とは言いながらローカルな話ですが、大江戸線利用者は注意が必要です。
大江戸線の車両は多くの私鉄やJRに比べかなり小さな車体です(工事費削減でトンネルが小さくなったためと言われています)。車体高も低いため網棚上のスペーも一般的な鉄道車両ほどスペースがありません。
私は現在、通勤に大江戸線を利用していて網棚に「ひらくPCバッグ」を置いた時高さがギリギリだったので予想はしていました。実際に「ひらくPCバッグ mini」で大江戸線に乗車して網棚を利用したところ、やはり立てては置けません(他の私鉄やJRの網棚は縦置きOKです)。
私は通勤時にはバッグの中にいつもポットを入れています。バッグの中でこぼれないよう横置きにしません。しかし、大江戸線では縦置きができないのでリスク覚悟で横置きにするか、網棚に置かず肩掛けのままにするかありません。ローカルネタですが少々不便です。
まとめ
このように考えていくと、2万円もかけ購入した「ひらくPCバッグ mini」ですが、残念ながらサブのバッグになりそうです。
メインは「ひらくPCバッグ」。単に使い慣れているだけではなく、やはり設計ポリシーが素晴らし過ぎます!
でも、「ひらくPCバッグ mini」は、旅行時のバッグには便利そうです。
旅行で観光地を回る時はは荷物はそれほど多くないので「ひらくPCバッグ」ほどの容量は必要ありませんから「ひらくPCバッグ mini」で十分。
また、海外旅行に行った場合、スリに注意が必要とはよく言われること。このスリ対策からも身体の幅に収まる「ひらくPCバッグ mini」の方が安心です。
早く「COVID-19」が収束し以前のよう気軽に海外旅行に行けるようになって欲しいものです。