TS抜き、CMカット問題がやっと解決!【設定編】

「OBS Stadio」の画面

前回は「BOSTIN」購入までの経緯と開封までをレポートしました。
今回は、設定と実使用をレポートします。

「BOSTIN」の仕様・接続

「BOSTIN」は「1,280pix×720pix」、「1,920pix×1,080pix」には対応していますが4Kには対応していません。しかし、私の環境では4Kはまだまだ必須項目ではないのでフルHD(ハイビジョン)までの対応で十分です。

私の環境での「BOSTIN」の接続は下記のようになりました。

「TT-4K100」の接続図
「TT-4K100」の接続図

「HDMI IN」端子に東芝チューナー「TT-4K100」を、「USB Type-c」端子に「M1 Mac mini」の「USB Type-c」端子を接続。「HDMI OUT」端子は使いません。

ソフトウェアの準備

「OBS Studio」をダウンロード
「OBS Studio」をダウンロード

画面キャプチャーは「BOSTIN」単独ではできません。画面キャプチャー用ソフトウェアが必要です。また、その画面キャプチャーに必要なソフトウェアの構成が「Windows」より「Mac」の方が面倒というのも同時に知りました。
当初私はハードウェアだけで画面キャプチャーができると思っていました。それほど画面キャプチャーボードについて無知でした…

メインのソフトウェアは「OBS Studio」です。「Windows」では「OBS Studio」だけで画面キャプテャーが可能。でも、「Mac」では「OBS Studio」単独では音声が入りません。その対策として「BlackHole」と「LadioCast」をインストールします。
この「OBS Studio」、「BlackHole」、「LadioCast」の3つのソフトウェアはフリーウェアなのでコストは発生しませんが、設定が面倒になるのは間違いありません。

「Mac」での設定方法については下記の「YouTube」がお薦めです。私もこの動画を参考にして設定しました。

YouTube

#テレワーク などでビデオ会議の内容を録画しておきたいというシチュエーションってありませんか?#Mac で画面を録画、音…

YouTube

#テレワーク などでビデオ会議の内容を録画しておきたいというシチュエーションってありませんか?#Mac で画面を録画、音…

実作業

私の環境ではキムラコウヘイ氏の「YouTube」の設定そのままとはならなかったので私の設定個所を下記に示します。
なお、「BlackHole」に設定項目はありません。

「OBS Studio」

私の場合、テレビ番組の画面収録なので「設定」の「映像」項目の「基本(キャンバス)解像度」と「出力(スケーリング)解像度」は共に「1920×1080」「FPS共通値」は「60」にしました。

「設定」の「映像」の「基本(キャンバス)解像度」と「出力(スケーリング)解像度」は共に「1920×1080」。「FPS共通値」は「60」
「設定」の「映像」の「基本(キャンバス)解像度」と「出力(スケーリング)解像度」は共に「1920×1080」。「FPS共通値」は「60」

「設定」の「音声」項目の「一般」の「サンプリングレート」は「48kHz」「チャンネル」は「ステレオ」「グローバル音声デバイス」はすべて「無効」としました。

「設定」の「音声」。「一般」の「サンプリングレート」は「48kHz」、「チャンネル」は「ステレオ」。「グローバル音声デバイス」はすべて「無効」
「設定」の「音声」。「一般」の「サンプリングレート」は「48kHz」、「チャンネル」は「ステレオ」。「グローバル音声デバイス」はすべて「無効」

「設定」の「出力/音声」項目の「音声ビットレート」は初期設定の「320」のままです。

「設定」の「出力/音声」の「音声ビットレート」は「320」
「設定」の「出力/音声」の「音声ビットレート」は「320」

「LadioCast」

「ミキサー」の「入力1」は「BlackHole 16ch」「出力メイン」は「System Sound Device」に設定しました。

「LadioCast」の「入力1」は「BlackHole 16ch」、「出力メイン」は「System Sound Device」に設定
「LadioCast」の「入力1」は「BlackHole 16ch」、「出力メイン」は「System Sound Device」に設定

キムラコウヘイ氏などの説明では正しく設定すると「入力」、「出力」共に音声レベルに比例してバーが表示されるとのことなのですが、私の環境ではバーレベルが出ません。
しかし、音声は収録されていますし「M1 Mac mini」のスピーカーからも音声が出ています。少々不思議なのですが取り合えず結果オーライとして使用しています。

「システム環境設定」

「サウンド」の「出力」項目は「BlackHole 16ch」「入力」項目は「System Sound Device」に設定しました。

「サウンド」の「出力」選択は「BlackHole 16ch」に
「サウンド」の「出力」選択は「BlackHole 16ch」に
「サウンド」の「入力」選択は「System Sound Device」に
「サウンド」の「入力」選択は「System Sound Device」に

「セキュリティとプライバシー」の「入力監視」項目の「OBS.app」にチェック「画面収録」項目の「OBS.app」にチェックをしました。

「セキュリティとプライバシー」の「入力監視」の「OBS.app」にチェック
「セキュリティとプライバシー」の「入力監視」の「OBS.app」にチェック
「セキュリティとプライバシー」の「画面収録」の「OBS.app」にチェック
「セキュリティとプライバシー」の「画面収録」の「OBS.app」にチェック

CMカットには「Avidemux」を使用

「Mac mini 2012」環境ではCMカットには「Parallels Desktop」上の「Windows 10」環境で「TMPGEnc MPEG Smart Renderer」を使って行っていました。
しかし、「M1 Mac mini」環境になったことですべてを一新する必要があります。
「TMPGEnc MPEG Smart Renderer」はメジャーアップデートしたため今までのバージョンはダウンロード不可。新しいバージョンの購入が必要。しかし、この「TMPGEnc MPEG Smart Renderer」の新しいバージョンが「ARM版」で動作するか不明です。「Parallels Desktop」は「ARM版」に対応したバージョン16.5以上が必須。
両方をアップデートすると1万円ほど費用が発生します。

「Mac mini 2012」環境での「Parallels Desktop」使用状況を振り帰ってみると、ほとんどテレビ番組のCMカットでしか使っていません。もしテレビ番組のCMカットに適した「Mac」版のソフトウェアがあったら「Parallels Desktop」は必要ないです。
そこで、Webサイトで検索。該当ソフトウェアは比較的簡単に見つかりました。フリーウェアの「Avidemux」です。

「Avidemux」ページ
「Avidemux」ページ

問題は使い慣れた「TMPGEnc MPEG Smart Renderer」に比べ使い勝手が良いか否かです。
実際に使ってみた感想は、十分満足。当然「TMPGEnc MPEG Smart Renderer」とは操作に違いはありますが、大きな違和感なし。これがフリーウェアとは信じられません。
「Avidemux」での使用に目処がたったので1万円の出費を抑えられました。

まとめ

以上でテレビ番組のTS抜きとCMカット問題が解決。結局、「ABC-4X」に固執しなかったのが解決への解答でした。これから、溜まった1.5TBのテレビ番組のTS抜きとCMカットを進める予定です。

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