オンラインストリーミングの録画が可能
前回までで、新しいTS抜きとCMカット方法が構築できました。これで、当初の目的は達成です。
一方、使用し始めた「BOSTIN」はHDCPというコピーガードを解除する機能があります。この機能は通常コピープロテクターがかかっている「Netflix」や「DAZN」などオンラインストリーミング映像の録画できてしまうとのこと。
オンラインストリーミングサービスは有料会員になっても録画できません。テレビ番組のようにHDDに録画して後々見るという今まで普通に行っていた楽しみがNGになっています。
しかし、「BOSTIN」など多くの「画面キャプチャーボード」ではそれが可能に! ちょうど、オンラインストリーミングサービスの録画問題に直面していたので実行することにしました。
それが、「DAZN」のサッカー日本代表戦の録画です!
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W杯アジア最終予選のアウェー戦が「DAZN」でしか放送されない問題
現在行われているW杯アジア最終予選。今回W杯アジア最終予選のアウェー戦のテレビ放送がなくなりました。
テレビ放映がなくなったのはサッカー日本代表戦の人気が低下しただけが理由ではありません。AFC(アジアサッカー連盟)が放送権料を高額に設定。しかし、深夜のアウェー戦では視聴率が望めないので日本の放送局は手を上げることができなかったのが大きな理由です。
一方、オンラインストリーミングの「DAZN」はすべて試合のストリーミング契約を取りました。「DAZN」は、ここで契約者と増やすため半年間半額キャンペーン(1,078円/月(税込))を実施。つまり、「DAZN」とを契約すればアウェーの日本代表戦を観ることができます。そこで、私は「DAZN」の視聴契約をしました。
しかし、オンラインストリーミングサービスには録画できない問題があります。やはり、サッカー中継は後から振り返るため録画しておきたいのがサポーターの素直な気持ちです。そこで、「BOSTIN」のHDPC解除機能を利用すればこの問題を解決できるはず。
テレビ番組のTS抜きのために購入した「BOSTIN」ですが「DAZN」の録画もできれば一石二鳥です。早速、試すことにしました。
「DAZN」録画の方法
接続方法は東芝チューナー「TT-4K100」の代わりに「Apple TV HD」を接続するだけ。
「DAZN」映像は「Apple TV HD」内のコンテンツから選択します。「OBS Studio」、「BlackHole」、「LadioCast」の設定は「TT-4K100」のままです。
「BOSTIN」を使用せず「OBS Stadio」などソフトウェアだけで「DAZN」映像の録画ができるか事前にチェックしてみました。
やはりダメです! ブラウザー内で「DAZN」を再生することもちろん可能。しかし、「OBS Stadio」内で「DAZN」を再生すると音声だけで映像なし真っ暗画面になります。
予想通りです。ということで「BOSTIN」経由で録画検証を行います。「Apple TV HD」を接続した「BOSTIN」経由で「OBS Studio」を起動。「Apple TV HD」内のコンテンツから「DAZN」を選択し再生。その結果、思惑通りに映像も音声も問題なく表示できましたヽ(^O^)ノ
「OBS Studio」で録画後問題なく再生されているかもチェック。すべてOKを確認です!
また、「Apple TV+」のコンテンツも録画できるかもチェックしました。「Apple TV+」は、4月に購入した「M1 Mac mini」が「Apple TV+」1年間無料キャンペーン適用になっていたので視聴可能な環境となっています。
これも問題なくクリアー!
まとめ
以上のようにテレビ番組だけでなく「DAZN」などオンラインストリーミングサービスの録画も確認できました。
1万円でテレビ番組、オンラインストリーミングサービスまで録画ができるようになったのはラッキーです。
でも、「ABC-4X」に固執していなければ、もっと早く「画面キャプチャーボード」を知り楽な環境を得ることができたはず。無駄な出費と無駄な時間を過ごしてしまった感はあります…