「Dom Teporna Italy」購入から2ヶ月弱
先日、「Amazon」で小さい財布「Dom Teporna Italy」を購入した事をレポートしました。
あれから2ヶ月弱。概ね満足して使っています。少々ある不満点としては、お札が丸まってしまうこと。ATMに入れる時に一度伸ばさないと「入れ直してください」とエラーが出てしまいます。でも、この件は事前に知っていたこと。コンパクト性とのトレードオフでこの「小さな財布」を決断したので仕方ありません。
もう一点の不満点がレシートを入れるスペースがないことです。
「Dom Teporna Italy」の前に使っていた二つ折り財布の場合、お札入れが2つに分かれていたので片方にお札、もう片方にレシートを入れていました。
「COVID-19」の感染症を避けたい現在。以前に増してお札とレシートを一緒にしたくない状況です。
「Dom Teporna Italy」を使い始めたばかりなので「Dom Teporna Italy」での改善策を探りながら別の「小さい財布」があるかを探すことにしました。もちろん価格はなるべく安くしたいのは重要な点です。
余り革を使い格安を実現した「anday」
その希望は意外と早く見つかりました。
それが、「株式会社ナダヤ」の「anday」です。価格は1,870円(税込)。送料200円を含めても2,070円。本革なのに2,000円弱と激安なのは余り革を使っているためです。
革は動物から取るので形はすべて違います。しかし、革から作り出す革製品は同じ形。このため製品化する過程でどうしても余りが出てしまいます。
そんな余り革を見て「もったいない」との現場の声から、どうにか解決したいとの考えから始まったのが「anday」。
余り革で作るため色、厚みなどは一定でありません。それを許容してもらうことにより安価で提供するというのが「anday」のコンセプトです。
私は持ち物にこだわりはありません。こだわりより安い方が重要。そこで、早速「anday」を注文しました。
色などは注文フォームの備考欄に記載すれば多少考慮してもらえるとのことでしたので、無難な黒系や茶色系を希望と記載。購入者のレビューには希望には沿わない色が届いたとの声もありました。幸い私の場合は、届いたのは希望通り茶色系でした。
「Dom Teporna Italy」と「anday」の比較
まず気が付いたのが皮の質が違うことです。
革に詳しくないので何という種類の革なのか、どのような加工の方法が違うのかはわかりません。しかし、違いは明白。
「anday」は「Dom Teporna Italy」のような光沢がありません。
また、革が柔らかいためか2ヶ月弱使用した「Dom Teporna Italy」よりも薄くなっています。「anday」の説明では最初は革が堅く厚みがあるが1ヶ月ほどで革が柔らかくなり薄くなると記載されていますが、私の所に届いた製品はもう薄い状態です。
大きさは画像でわかるように「Dom Teporna Italy」よりも少し大きいです。
この大きさの違いでお札の折れ目が違っいます。「Dom Teporna Italy」は均等に三つ折りになるのに対して「anday」はひとつの折り目がお札の端になっています。これはこれでおかしな折り目になります。
革が柔らかいのも影響しているのか小銭入れは「anday」の方が出し入れしやすいのを実感しています。
「Dom Teporna Italy」の場合はカード入れが薄さを阻害しているためカットしました。しかし、「anday」はカード入れが薄さを阻害していないことと、袋型でレシート入れとして使えると判断したのが購入の動機のひとつでした。実際に、カード入れスペースをレシート入れにしたところ、当初の目論見通り満足する結果となりました。
使い始めて直ぐに気付いた欠点があります。
「anday」はお札の端がバネホックの下になる構造です。このため、お札の端がバネホックを開け閉めをした時の圧迫の影響を受けています。何度か繰り返している内にお札が破れる予感がします。
現金をメインで使うなら長いこと財布に入っていないので被害は最小で済むでしょう。しかし、キャッシュレスがメインで現金は予備の場合、お札は財布に長く入っているとダメージが大きくなる心配があります。
しばらく使い影響がどれだけになるのか確認したいと思います。
まとめ
値段が値段だしとあまり期待をしていなかったというのが正直な気持ちでした。しかし、届いた小さい財布を実際に使い始めたら予想外に使い勝手が良く驚いています。
購入前はあくまで「Dom Teporna Italy」がメイン、「anday」は比較のための製品との位置付けでしたが、実際に使い始めて十分「anday」をメインで使えるとの感触です。
1ヶ月、2ヶ月使い「anday」の評価がどのようになるのか楽しみです。