「BOSTIN」作業
「Amazon」で購入した画面キャプチャーボード「BOSTIN」。
1.5TBあったテレビ録画データを休日にひたすら再生しTS抜きデータにし先日18日にすべての作業を完了しました。
テレビ番組のTS抜きデータ作成と同時に「DAZN」のサッカー中継も「BOSTIN」で録画しました。
9月から始まったサッカーW杯アジア最終予選。テレビではアウェー戦を放送しないので「DAZN」を契約。オンラインストリーミングサービスではテレビ放送とは異なり録画ができません。そこで、「BOSTIN」で解決。「DAZN」はテレビ放送と異なり「見逃し放送」があり後からでも録画が可能です。しかし、「見逃し放送(フル再生)」は通常1週間ほどで「見逃し放送」はなくなりダイジェスト版のみになるので、その都度なるべく早く録画作業をする必要があります。
CMカットは「Avidemux」を使用
テレビ番組をTS抜きにした後はCMカットです。
CMカットというと手間がかかるイメージ。しかし、私が主に録画しているのはサッカー中継です。テレビのサッカー中継の場合CMは試合前と試合後、ハーフタイムの3カ所だけ。一般のテレビ番組のようにCM個所がランダムに複数あるためCM個所を探すのに手間がかかることがないのはサッカー中継の利点です。
サッカー中継以外でもNHK・BSでの録画が多かったのでCMは番組の前後だけ、民放放送のCMカットに比べれば時間はかかりません。
今回CMカットで使ったのはフリーウェア「Avidemux」です。
「Mac mini 2012」でCMカットに使っていたのは「Parallels Desktop」上の「Windows 10」環境でシェアウェア「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」。「M1 Mac mini」環境では「Parallels Desktop」も「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」もアップデートしないと使用不可になっていました。現状「Windows 10」環境で使うのはテレビ番組のCMカットしかありません。それに対して両ソフトウェアのアップデートに新たに約1万円支払うのは少々勿体ないと感じました。
そこで、「M1 Mac mini」の「macOS」環境でCMカットできる安いソフトウェアがないか探したところ、予想外に簡単にフリーウェアの「Avidemux」が見つかりました。評価はかなり高かいソフトウェアです。
しかし、今までも世間一般の評価は高くても自分自身の使用用途では必ずしも最適でなかった例はたくさんありました。まして、フリーウェアなのでシェアウェアとは異なり細かい所で使い勝手が悪い箇所があるのは想定されます。そこで実際に試すことが一番です。
その結論は、満足!
ある意味、予想以上に良かったです。いや、シェアウェアの「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」よりも操作感が良い印象です!
まず、第1の評価ポイントは、CMカットに付けるマークの場所が適格。「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」はCMカットに付けるマークに多少のズレがありました。プレビュー画面では番組とCMの間にマークをつけても実際にカットするとCMがワンカット残ってしまうケースが多々ありました。
を防ぐため番組側に数コママークを付けるようにするテクニックが必要でした。
しかし、「Avidemux」はそのようなズレは発生しません。番組とCMの切れ目にマークを付ければ確実にCMがカットされます。
またデータ変換も早いです。
「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」もそれほど長い時間はかかりませんでしたが、「Avidemux」はCMカット後のデータ変換にかかる時間は2分ほど。「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」よりも短時間で作業が完了します。
もっとも「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」は「Mac mini 2012」の「Parallels Desktop」上の「Windows 10」環境だったので基本スペックが「M1 Mac mini」に比べかなり低いので公平な比較ではありません。「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」も「M1 Mac mini」の「Parallels Desktop」上の「Windows 10」環境で動作させれば「Avidemux」同等の早さを実現するかもしれません。
CMカット作業が予想外に早かったので、1.5TG、88個のすべてのテレビ録画データのCMカットをするのに土日のわずか2日間で完了! 予想外の速さで驚いています。
フリーウェアだからと軽く考えていましたが今は何故もっと早く乗り換えなかったのかと後悔しています。