【「M1 Mac mini」を「1TBモデル」に買い替え!】改善確認編

外付け「NVMe SSD」と「1TBモデル」本体とのスピードの差は歴然

予定より早く25日に到着した「M1 Mac mini 1TBモデル」。しかし、「256GBモデル」から「1TBモデル」へのデータ移行作業にはかなりの時間がかかるのでゴールデンウィークの29日まで置いたままにしていたので早く到着したメリットが受けられませんでした。

データ移行作業

到着した「1TBモデル」で最初にすることは「256GBモデル」からのデータ移行です。
事前の情報では「M1 Mac」ではデータ移行の条件に制限が加わったとの記事もありました。「Time Machine」からではNGとか、元の「Mac」と直接つないでもNGとかいろいろな情報があり何が正しく何が間違いなのか不明の状況でした。
もしかしたら試行錯誤で時間が取られることも想定し、休日となる29日まで作業を延ばしたわけです。しかし、予想に反して作業は順調に進み2時間ほどで完了してしまいました。結果論ですが到着即作業しても大丈夫でした。

「256GBモデル」から「1TBモデル」にセッティング変更。「1TBモデル」の接続端子は「256GBモデル」と同じ接続しました。
接続が完了したら「1TBモデル」を起動、画面の指示に従い作業を進めます。言語設定などをすると「移行アシスタント」が起動し、データ移行について聞いてきます。そこで、「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選択

「移行アシスタント」で「Mac」からのデータ移行を選択
「移行アシスタント」で「Mac」からのデータ移行を選択

次の「このMacに情報を転送」画面には「256GBモデル」時の「Time Machine」と外付け起動ディスクとしていた「M1 Mac mini」が選択先として表示されました。
外付け起動ディスクは移行元には認識されないとの情報もありましたが間違いだったようで、問題なく認識され選択肢となっています。「M1 Mac mini」は「256GBモデル」で使っていたデータ元なので、この「M1 Mac mini」からデータ移行ができればすごく楽です。

外付け起動ディスクに使っていた「M.2 NVMe SSD」も選択可能に
外付け起動ディスクに使っていた「M.2 NVMe SSD」も選択可能に

ただし、選択肢と認識されていても作業の途中でエラーになる可能性もあり安心できません。しかし、そのような心配を無視するかのように何の不具合も発生せずデータ移行完了しました!
また、「M1 Mac mini」は「M.2 NVMe SSD」を使用し「Thunderbolt 3」で接続しているのでデータ移行は想定より早かったです。8時38分に「移行アシスタント」での作業を始めましたが、9時7分には再起動し起動画面が表示されました。500GBのデータ移行にかかった時間は30分弱!

「Thunderbolt 3」接続だったのでデータ移行は30分弱で完了
「Thunderbolt 3」接続だったのでデータ移行は30分弱で完了

いつも、何らかのトラブルが発生し、予想外に時間がかかるのに馴れてしまっているので、トラブルもなく移行スピードも早く完了してしまい、拍子抜けでした。
あまりに順調過ぎて物足りない(^.^;)

起動スピード、スピードテスト

さて、無事にデータ移行が完了したので起動速度をチェックするため改めて起動しました。
この起動時のスピードの改善も期待していた個所です。結果は、計測しなくても明らかに早くなっているのが明白でした。
実際の測定したところ「256GBモデル」で外付け起動ディスク「M.2 NVMe SSD」使用時での起動時間が約1分半だったのに対して「1TBモデル」本体起動では20秒ほどです!
「1TBモデル」の本体起動にした効果に大満足です!

次ぎに、スピードテストです。これも予想以上に良い結果でした!
「256GBモデル」の外付け起動ディスク「M.2 NVMe SSD」使用時よりは早くなるのは想定内ですが、具体的な数値は下記の通りです。
外付け「M.2 NVMe SSD」の読み込みは1,971.9MB/s、書き込みが1,913.8MB/sだったのが「1TBモデル」では読み込みが2,773.3MB/s、書き込みが2,856.7MB/s書き込みは40.6%、読み込みは49.3%と大幅アップです。

「256GBモデル」の外付け「M.2 NVMe SSD」のスピードチェック
「256GBモデル」の外付け「M.2 NVMe SSD」のスピードチェック
「256GBモデル」本体のスピードチェック
「256GBモデル」本体のスピードチェック
「1TBモデル」本体起動時のスピードテスト結果
「1TBモデル」本体起動時のスピードテスト結果

また、「256GBモデル」本体起動と比べても「1TBモデル」本体起動の方が数値がアップしました。
具体的には、「256GBモデル」の読み込みは2,854.8MB/s、書き込みが2,284.5MB/sでしたが、これが「1TBモデル」では読み込みが2,773.3MB/s、書き込みが2,.856.7MB/s読み込み速度は誤差範囲内でほぼ同じ数値ですが、書き込み速度は明らかにアップしました。

「256GBモデル」の売却

「イオシス・新宿西口店」オープン
「イオシス・新宿西口店」オープン

「1TBモデル」の動作確認が済み、希望した結果が得られたので(希望した数値が得られなかったら返品することも視野に入れていました)、次は「256GBモデル」の売却です。
当初、いつも下取りで使用している「じゃんぱら」を考えていました。しかし、売却の時期に「イオシス」の新宿西口店がオープン。開店記念で買取価格アップキャンペーンを行っていたので「イオシス」での売却に変更しました。

「256GBモデル」が「じゃんぱら」が47,000円、「イオシス」が46,000円でした。しかし、「イオシス」は開店記念で3,000円アップ、かつ新宿西口店では「じゃんけん増額キャンペーン」も同時開催。スタッフとじゃんけんして勝つと2,000円、負けても1,000円アップ。最低で4,000円アップ、最高で5,000円アップという魅力的なオープン記念キャンペーンです。

「M1 Mac mini」は外に持ち出しなどしないので1年間使用しても傷などはなしのきれいな状態。なので、査定は満額の46,000円、プラス開店記念3,000円増額で49,00円。じゃんけんには負けたのでプラス1,000円に留まりましたが合計50,000円での買取でした。当初予定の売却価格よりも3,000円アップなので満足!

まとめ

「整備済製品」と正規販売品のパッケージの違い
「整備済製品」と正規販売品のパッケージの違い

今回の「1TBモデル」購入は正解でした。
起動時間の短縮、スピードテストの数値の向上とも満足する結果。これにより外付け起動ディスクに使っていた「M.2 NVMe SSD」が不要になり「Thunderbolt 3」1端子が空きました。当初予定していた不満点がすべて解決。
でも、これって「256GBモデル」を購入する際に参考にしたアキバの「秋葉館」のリツイートそのものですね。

結局、これが正解だった...
結局、これが正解だった…

最初から「秋葉館」のスタッフさんの言葉に従って行動すれば1年間遠回りをしなくても済んだということです。
まぁ、でも遠回りをしたから、この結論に達したとポジティブに考えることにします。