作業用ボリュームを「M.2 NVMe SSD」に替え、動作速度アップを実現!

「SATA SSD」と「M.2 NVMe SSD」のスピードテストの違い

「M1 Mac mini」を「256GBモデル」から「1TBモデル」に買い替えたのは前回レポートしました。
「256GBモデル」使用時、起動用ディスクにしていた「Samsung」の「M.2 NVMe SSD」、「Samsung SSD 980 1TB」のデータを「移行アシスタント」で「1TBモデル」本体に移行。これに伴い、「M.2 NVMe SSD」が未使用となりました。
高速な「M.2 NVMe SSD」を使わないのはもったいないので、この「M.2 NVMe SSD」を作業データ用ディスクとしました。

「M1 Mac mini」の構成

「256GBモデル」時のボリューム分けは下記のようになっていました。
「256GBモデル」本体→未使用
「M.2 NVMe SSD」→起動ディスク
「SATA SSD 1TB」→作業用データ

これを「1TBモデル」では本体を起動ディスクにしたため、玉突き的に「SATA SSD 1TB」の作業データ用ボリュームを「M.2 NVMe SSD」に移行。これに伴い、「SATA SSD 1TB」は一時的に未使用となりました。

「作業データ用ボリューム」というのは、自分が作成したテキストや画像データを保存しておくディスクです。例えば、このブログのテキストや画像は、この「作業データ用ボリューム」に置いた上でテキスト修正や画像補正を行います。
動画編集はしないので「SATA SSD 1TB」でもまったく反応速度の遅さは感じませんが、「M.2 NVMe SSD」が余っているのなら使わない手はありません。

スピードテストの結果

実作業ではそれ程の違いを感じることはないとはいいながらスピードテストで速度チェックを行ってみました。下記がその結果です。

「SATA SSD」のスピードテスト。読み込み、書き込み共に500MB/s以下
「SATA SSD」のスピードテスト。読み込み、書き込み共に500MB/s以下
「M.2 NVMe SSD」のスピードテスト。読み込み、書き込み共に2,000MB/s弱までアップ
「M.2 NVMe SSD」のスピードテスト。読み込み、書き込み共に2,000MB/s弱までアップ

「M.2 NVMe SSD」は読み込み、書き込み共に2,000MB/s弱を示し「SATA SSD 1TB」より6倍程のスピードアップになりました。今まで起動ディスクとして「M.2 NVMe SSD」を使って来たので、この速度は想定通り。また、「SATA SSD 1TB」の速度も想定内です。
実際の作業においてスピードアップの実感があるかと問われれば、そもそも重い作業をしていないので、ほとんど実感はありません(^.^;)
まぁ今後もハードな使用方法は限られると思いますが、何かの際に「SATA SSD 1TB」から「M.2 NVMe SSD」にした恩恵はあると期待して運用を続けて行きたいと思います。