シンプルな「iOS」アプリ3種

シンプル「iOS」アプリ3種

久々にインストールしたいと思う新しい「iOS」アプリを見つけました。
見つけたのは、「iPhone」関連のチップス動画を多数投稿している「マメ」という方が運営している「YouTube」です。

シンプル

今回私が興味を持ったのはメモアプリ、ToDoアプリ、カレンダーアプリの3種類です。
アプリのコンセプトはシンプル!

「Apple」純正アプリの多くは機能を絞ったアプリです。
それに満足しないユーザーはサードパーティーの多機能なアプリを求めます。多機能アプリは無料、有料を含め多数あります。
私も過去「Apple」純正にない機能を求めいろいろ探し、インストールしました。しかし、今私は多機能アプリにはもう飽きました
そもそも、私の使い勝手では結局多機能の多くは使わないケースばかりでした。

それ以上に苦労したのがサービスの停止した時です。
長い間「Mac」や「iPhone」などを使っていると無料アプリだけでなく有料アプリでもサービスが突然停止になる事例をたくさん経験しました。サービスを停止した時、そのアプリやソフトウェアをメインとして使っていると別のアプリ、ソフトウェアを見つけるのが大変です。さらに、やっと見つけたアプリ、ソフトウェアがまた数年後にサービス停止することも多々あります。

最近の私のスタンスは、なるべく「Apple」純正を使うことに方向転換
なんだかんだ言ってもサービス提供期間が長いのは「Apple」純正だったりします。「Apple」純正の場合、仮にサービス停止となったとしてもほとんどは「Apple」が代替えのサービスを提供してくれるケースが多いのに気づきました。

そのため、ここ数年はサードパーティーのアプリはほとんどインストールしていません(例外は脱獄アプリだけ)。そんな中、今回興味を持った「iOS」アプリが下記の3種類です。

「Memolia」(メモアプリ)
「シンプルToDoリスト」(ToDoタスク管理アプリ)
「minical」(カレンダーアプリ)

特徴は、「Apple」以上にシンプルなことです。

「Memolia」

メモアプリ「Memolia」
メモアプリ「Memolia」

このメモアプリ「Memolia」の清さは保存機能がないことです。シンプルの究極ですね。

正直、保存機能がないのにどうやって使うの? と思いました。
でも、「iPhone」を使っていると一時的なメモを取るシーンって結構あります。
今までなら「Apple」純正の「メモ.app」を使っていました。この結果、保存用の多くのメモの中に一時的メモが埋まり、見失いアプリ内でゴミとなるケースが多々あります。
このようなことを防ぐため一時的なメモは「Memolia」に書くことで「メモ.app」内にゴミが溜まることを防ぐことができます。

保存機能はないのですが、万が一「Memolia」の内容を保存する必要がある場合、キーボード上部の「共有」ボタンからコピーすることで、他のアプリに保存できるので安心です。
痒いところに手が届く考えられた機能搭載で使い勝手が良くなっているのは評価できます。

「シンプルToDoリスト」

ToDoタスク管理アプリ「シンプルToDoリスト」
ToDoタスク管理アプリ「シンプルToDoリスト」

「シンプルToDoリスト」の特徴は、1画面ですべてのToDoリストが見れることです。
一般的なToDoリストは「仕事用」や「プライベート用」などとフォルダ分けします。これはこれで、仕事とプライベートをハッキリと分けられるメリットがあります。一方で、すべてのToDoリストを1画面で見ることができない点がデメリットになります。

「シンプルToDoリスト」はフォルダ分けしないので1画面ですべてのToDoリストが見られます。この仕様は、ユーザーの使い方により評価が分かれる所です。
しかし、現在、仕事でToDoリストを使うことはないので、少なくとも私の使用環境では1画面ですべて表示するのはメリットしかありません。

今まで私は、最適なToDoリストアプリがなく、「リマインダー.app」や「メモ.app」をその場その場で使っていました。明確な基準がないため一時的なToDoリストが散財しメモと同様各アプリの中にゴミとして残ってしまうのが問題でした。

「シンプルToDoリスト」を利用することで、買い物リストなど一時的なToDoリストは「シンプルToDoリスト」に集約することで、スッキリとした管理と「リマインダー.app」や「メモ.app」にゴミを発生させないことを実現できます。

「minical」

カレンダーアプリ「minical」
カレンダーアプリ「minical」

現在私はカレンダーとして「Apple」純正「カレンダー.app」を使っています。
しかし、「カレンダー.app」の欠点は月表示で予定が表示されないことです。日付の下に黒丸だけが表示されるので予定があるのはわかるのですが、内容が月表示からでは不明。
その点、「minical」はシンプルながら月表示で予定が表示されます。これにより、その都度タップして予定内容を確認する手間が省かれます。

また、私的に「minical」を評価するのは「minical」に表示される予定は「カレンダー.app」の情報を取得していることです。
「カレンダー.app」の情報を取得せずサードパーティーアプリでの入力しか表示しない仕様となると、将来そのアプリを使わなくなった場合、過去のデータが消滅してしまいます。「カレンダー.app」のデータをリンクしていれば、過去の予定は残るので大切な仕様です。

私は、「iOS」側では予定の確認だけで、予定を入力するのは「M1 Mac mini」からすることがほとんどです。
このため、「iOS」側でのUI(ユーザーインターフェース)が大事。このような私の使い勝手からも「minical」のUIはフィットします。

まとめ

以上、シンプルな3種類の「iOS」アプリを紹介しました。
「Apple」を上回るシンプルさを売りにするサードパーティーアプリってあまりないですよね。
ユーザーインターフェースも中々優れていて使って心地良いのも評価のポイントです。また、3種類の作者は違うのですが、UIが似ていて一緒に使って違和感がないのもメリットです。
シンプルが売りなのでアップデートで機能が追加され使い勝手が悪くなる心配はありません。後は、長くサポートを続けて欲しいというのが希望です。