今更の「iPhone 13 mini」購入【脱獄環境維持のために】

今更「iPhone 13 mini」を購入

今回、「iPhone 13 mini」を購入しました。
「iPhone 13 mini」発売から既に1年半。こんな時期外れに購入した理由は「脱獄」環境維持をしながら最新の「iOS」環境を手に入れたいためです。

脱獄環境が「iOS14.8」からアップしない

私の「iPhone」履歴は初代購入時点から「脱獄環境」が標準となっています。
現在は、「iOS」や「App Store」のアプリが充実しているので、脱獄は不要とし入獄に宗旨替えするユーザーも多いと思われます。むしろ、脱獄を標準環境にしているユーザーはごく一部でしょう。
でも、脱獄環境に馴れてしまうと「痒いところに手が届く」ちょっとしたアプリや設定への追加機能で「iPhone」が格段に使いやすくなる快感は捨て難いものです。

しかし、その脱獄環境が「iOS14.8」で止まってしまっています。
もっとも、これは「A13」チップの「iPhone 11 Pro」の場合です。「A11」チップ以下だと「iOS 15.x」まで対応していますし、「A13」チップでも「Fice ID」を使わないなら「iOS 15.x」まで脱獄できます。

脱獄環境が標準の私
脱獄環境が標準の私

3ヶ月後(2023年9月)には「iOS17」がリリースされるのに、脱獄環境はいまだに「iOS14.x」が上限
ここに来て(2023年3月)「iOS15.4.1」まで対応の脱獄ツールがやっとリリースされましたが、「iOS14.x」の脱獄囚は「SHSH」の関係で「iOS15.x」にアップデートはできません。つまり、私の「iPhone 11 Pro」は脱獄環境を維持するなら今後も「iOS14.8」で留まるしかないのです。

「Apple」のセキュリティー強化で今後も脱獄ツールがリリースされるのは数世代遅れが当たり前に、さらに「iOS16.x」以降はバージョンごとに「SHSH」の互換性がなくなってきているため、「0.x」バージョンの違いでも脱獄ツールを新たに開発しなくてはいけなとのこと。
これは、脱獄囚にとっては最新の「iOS」環境を使える機会がなくなっている状況です

最近の「iOS」には劇的な進化がないため、「数世代前の『iOS』でも不自由しないよ!」という気持ちも嘘ではありません
ところが最近、一部アプリでアップデート時に「iOS14.x」非対応とのアラートが出るようになって来ました。9月に「iOS17.x」がリリースされれば3世代も前の「iOS14.x」に非対応のアプリが増えるのは想定の範囲です。

「Apple Watch」にも影響

「iPhone 11 Pro」を最新「iOS」にアップデートできないという状況は「Apple Watch」にも影響が出ています。
「Apple Watch」はペアリングしている「iPhone」が最新「iOS」でないとアップデートできない仕様となっています。
このため、私の「Apple Watch Series 5」は購入した時の「WatchOS 7.3.3」のまま…

「Apple Watch」は最新「iOS」からでないとアップデートできない
「Apple Watch」は最新「iOS」からでないとアップデートできない

このような環境で不具合が発生したのが「Spotify」です。
「iPhone 11 Pro」で何の疑問も持たず「Spotify」をアップデートしたら、「Apple Watch Series 5」の文字盤にあった「Spotify」アプリが消えてしまいました
いろいろと調べたところ、「Apple Watch Series 5」が「Spotify」の最新バージョンに対応していなかったのが原因でした。
「iPhone 11 Pro」側では問題は発生していないので「iPhone 11 Pro」からの操作は可能ですが「Apple Watch Series 5」から操作できないのは、どう考えても不便です。

この状況を改選するため利用したのが脱獄アプリの「AppStore++」
「App Store++」は「App Store」アプリを希望のバージョンまでダウングレードしてくれる優れものです。
「App Store++」で、「iPhone 11 Pro」の「Spotify」アプリを「Apple Watch Series 5」で表示されるバージョンまでダウングレードしたことで、今回の不具合は解消しました。

一般アプリも非対応が増加する可能性大

今後、「iOS14.8」環境のままでは非対応アプリが増えるのは明白です。
現在も一部アプリで「iOS14.x」環境非対応とのアラートが出ています。幸い、ほとんどは使用していないアプリなので削除対応で解決していますが、メインのアプリで非対応が出てくるのも時間の問題です。

「iOS17.x」になった場合、セキュリティー面から「Wallet」系アプリが早めに非対応になることを危惧しています。
「iPhone 11 Pro」で「Wallet」系アプリが使えなくなるということは同時に「Apple Watch Series 5」でも「Wallet」系アプリが使えなくなることです。
「エクスプレスカード」を始め、「iPhone 11 Pro」をわざわざ出さずに決済を完了することができるのが「Apple Watch Series 5」の魅力のひとつ。「iOS14.8」のままだとその魅力のひとつが失われます。

これを解決するには、
「iPhone 11 Pro」での脱獄環境は諦め「iOS」を最新版にアップデートする
「iPhone 11 Pro」での脱獄環境を維持するため、最新「iOS」をインストールできる「iPhone」を追加し2台運用をする
の2つの選択になります。
つまり、脱獄環境を維持するか諦めるの選択です。

以降は次回へ!

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