今更の「iPhone 13 mini」購入【「SIM契約」でキャッシュバック】

SIM契約に遭遇した立川の「フロム中武」

「SoftBank」案件を購入できない理由

前回の記事で説明が不足している部分がありましたので、最初にその点について補足します。

4月以降も「SoftBank」のみ「iPhone 13」と「iPhone 13 mini」の実質24円を実施していました。
実は、私は4月以降「SoftBank」で実質案件を契約しようとしたのです。しかし、「総合的判断」により契約拒否に遭いました。
理由は、わかっています。

4月以降も「SoftBank」では実質案件をやっていたが...
4月以降も「SoftBank」では実質案件をやっていたが…

昨年2022年3月、当時家電量販店では大々的に「iPhone」一括案件を行っていました。
「MNP乞食」を経験した私は、「一括案件」という言葉に昔を思い出し燃えるものがあり、久々に「MNP乞食」をやることを決意。
その結果、2台をMNPで契約、即売却しかなりの利益を得ました。その経緯は、「久々の『MNP乞食』」にアップしてあります。

この際に契約した1件が「SoftBank」です。でも、「SoftBank」は、最安プランでもの月額料金が高いのがネックでした。
「SoftBank」はそもそも嫌いなキャリア。今後、積極的に利用しようと考えていません。
そこで、ブラックになるのも上等と3月28日契約した回線を30日解約と超短期解約しました。私の中で「SoftBank」が、ブラックになっても被害は最小との判断です。

一方、「au」は私がメインで使用している回線。「docomo」は何だかんだといいながら、万が一の際の回線状況が信頼できるキャリアです。
なので、この両キャリアがブラックになるのは避けなければなりません。

ブラックになっても1年もすれば喪も明けるので、次年度の年度末商戦には影響は出ないだろうとの読みもありました。
しかし、1年経過した2023年4月。喪明けを期待して契約手続きに望みましたが、「総合的判断」という返答でブラックのままと知りました。
つまり、1年前の超短期解約が原因で、4月唯一実施していた「SoftBank」の実質案件を契約できなかったのです。
1年前は、まさか「SoftBank」だけが実質案件継続するとは思っても見ませんでした。むしろ、「SoftBank」がいの一番に安売りから撤退すると予想していました…

「iPhone 13 mini」決定の経緯

機種比較
機種比較

前回で、「mini」シリーズの「iPhone 12 mini」か「iPhone 13 mini」まで高入機種の絞り込みまで進みました。
2023年4月現在、「iPhone 12 mini」は量販店の実質案件には登場しません。入手可能なのは中古ショップです。
また、ブログなどにある購入者の「iPhone 12 mini」の評価を読むと、「iPhone 13 mini」とはスペック的にはほとんど変わらないのですが、「iPhone 12 mini」には発熱という大きな問題点があることがわかりました。IT系ライターの方の意見もあるのでこの問題は事実なのだと思いました。
それに対して、「iPhone 13 mini」はそれらが改善され安定しているとの評価です。

スペックが変わらなくても、発熱問題が解決した「iPhone 13 mini」の方が購入するのに適しているといえます。多少購入価格が安いにしても、わざわざ「iPhone 12 mini」を買うのはメリットはないでしょう。
以上の理由から購入機種は「iPhone 13 mini」に決めました

「SIM契約」に遭遇

4月になり実質案件も「SoftBank」以外終了。その「SoftBank」もブラックで私は契約できないことが判明しました。

正直、「詰んだ!」と思いました

でも、僅かの望みにかけて4月中旬の週末、「ビックカメラ立川店」に行きました。
当然、実質案件がやっているわけなく、寂しくお店を去ったのです。

SIM契約をした立川の「フロム中武」
SIM契約をした立川の「フロム中武」

「ビックカメラ」の隣の「フロム中武」というビルにフラッと入りました。
奥に向って歩いていたところ、エスカレーター脇に「UQ mobile」の出張店舗がありました。

3キャリアがやっていない実質案件を「au」のサブブランドがやっているわけないとわかっていましたが、何となくPOPなどを見ながら通り抜けようとしたら、出張店舗の若い店員が声をかけてきました。
正直、「鬱陶しい」と思いましたが、「『iPhone 13 mini』の実質案件なんてやってないですよね?」と優しく聞いてみました。
若い店員は予想通り「今は、やってないですねぇ」と返したので、立ち去ろうとしたところ、出張店舗の責任者のような年配の店員が「実質案件はないけど、2回線SIM契約してくれれば1回線3万円で2回線6万円のキャッシュバックをする。それを資金に量販店などでiPhoneを買うこともできるよ」と提案してきた。

これが、「SIM契約」かと思いました。
実質案件がなく実質案件もしょぼくなっている現在、新たに「SIM契約」というキャンペーンが発生しているとの情報が、「iPhone」などの格安情報ブログや「YouTube」に出ていました。
しかし、Webサイト上の情報の割には、私の行動範囲ではそれまで「SIM契約」に会うことは皆無。そのためもあり「SIM契約」について真剣に考えてきませんでした。
それが、こんなタイミングで遭遇するとは…

そもそも、「UQ mobile」の出張店舗が出ていた「フロム中武」はケータイとまったく関係のないビルです。
Webサイトでの情報では、出張店舗は「イオンモール」や「ララポート」などショッピングモールのような人手の多い場所に出ているはず。でも今回、遭遇したビルは立川駅前とはいえ家族連れで賑わうような場所ではなく、ショッピングモールではなく、少し大きな雑居ビルといった作りなのです。
だから、余計に意外でした。

4月になり、一括案件は元より実質案件もなくなった状況。出張店舗の責任者の言うように「SIM契約」でキャッシュバックをもらい、それを資金源に「iPhone 13 mini」を買うのは悪くない考えです。というか現状「それ以外の方法はないなぁ」と思いました。
また、Webサイトでの情報によると、「SIM契約」の相場は2万円。3万円のお店があったら即契約とのことでした。
なので、責任者の提示した金額は十分美味しい内容といえます。
そこで、契約前提にスタンスを変え、交渉をしました。

想定外の展開だったので、当然MNP予約番号は取得していません(6月現在は予約番号がいらないようルールが変わっています)。
そこで、「今日は時間もないし、予約番号も取っていないので、明日でも同じ条件なら準備をした上で契約するが?」と言ったら「OKです。同じ条件で明日の来店をお待ちします」と現場責任者と話が付きました。

キャッシュバックで6万円入手できれば「iPhone 13 mini」の購入負担金額が大幅に下がります
概算で、「iPhone 13 mini」の定価が9万円なので、キャッシュバックが6万円あれば、自己負担額は3万円で済みます。自己負担額が9万円では購入不可でしたが3万円なら購入可能に大幅に近づきます。
一括案件、実質案件などが消滅し「iPhone 13 mini」購入にあった大きな壁が、一転乗り越え可能な小さな壁になった気持ちでした。

「楽天モバイル」2回線をMNPにする

「楽天モバイル」の一括1円キャンペーン
「楽天モバイル」の一括1円キャンペーン

4月14日から「楽天モバイル」が「Rakuten Hand 5G」を回線契約ありで一括1円キャンペーンをしていました。
私は「iPhone」ユーザーなので「Android」機は必要なかったのですが、「MNP弾」を用意するのにこのキャンペーンは有効と考えました。
何故なら、「Rakuten Hand 5G」は中古ショップで6,000円で買取していたのです。つまり、1円で購入した端末が即買取してもらうだけで6,000円、2回線で1.2万円。
「楽天モバイル」は事務手数料など無料。最低月額料金も1,078円と格安。「MNP弾」の維持費を考えても十分元は取れます。おまけに、ブラックの敷居も低いとのことなので「MNP弾」には最適です。

一括1円キャンペーンで「楽天モバイル」2回線契約
一括1円キャンペーンで「楽天モバイル」2回線契約

このような経緯での回線契約なので、どこかのタイミングで「MNP弾」にする予定でしたが、こんなに早く役立つとは思いませんでした。
逆に、この「楽天モバイル」回線がなかったらMNP出来なかったので、「Rakuten Hand 5G」のキャンペーンで2回線取得していたことが幸いしました。
「楽天モバイル」はWebサイトから申し込めば即MNP予約番号を発行してくれるので手間もかかりません。

「SIM契約」手続き

翌日、MNP予約番号を持って「UQ mobile」の出張店舗に行きました。
昨日約束の契約内容を確認。間違いなくOKでした。
一連の契約手続きを行いましたが、少々驚いたこともありました。

「MNP乞食」以降今まで、ケータイショップや家電量販店での契約がほとんどで、出張店舗での契約は始めてです。
また、昨今は、契約に伴う確認書のチェックが厳しくなり購入者に説明の上、購入者自身がレ点チェックをするようになっています(「MNP乞食」全盛期はその辺はいい加減でした)。
しかし、今回の出張店舗では購入者への説明やレ点チェックがまったくありませんでした。
出張店舗ではこれが普通なのか、このお店だけがルーズだったのかはわかりません。
私は、「MNP乞食」での経験があるので不明点は聞いて確認をしましたが、初心者だと購入者との認識の齟齬があり、後々問題になるのではないでしょうか。

「SIM契約」で2回線契約
「SIM契約」で2回線契約

「UQ mobile」の出張店舗の契約では、懐かしいオプション契約が必須になっていました。
その無料期間や契約解除可能時期などの説明もないのです。購入者が間違って解約手続きすると「UQ mobile」ブラックになってしまうのではないかと心配になりました。

ある程度、知識がある私でも勘違いしている点がありました。契約変更についてです。
「docomo」では即「ahamo」に契約変更OKですが、「UQ mobile」は「au」本ブランドの「povo2.0」に即契約変更するとブラックになるとの説明でした。
私は、「ahamo」即契約変更なので「povo2.0」への変更も即OKと思っていました。危ない、危ない… 確認して良かったです。
なお、SIMカードは物理SIMカードでもeSIMでも可能でした。
通常、ケータイの契約だと契約書類が多く、手提げ袋に入れてもらい帰るのですが、ここの出張店舗は契約書類が1枚もないのでSIMカード2枚だけもらって終了です。

今回のオプションは下記の3つでした。
・スマートパス
・自転車サポート
・増量オプション

出張店舗の説明ではすべて初月無料とのことでしたが、帰宅後調べたら「自転車サポート」は初月から500円かかる仕様でした。6万円に対しての500円なので我慢しますが、このような時のために書面の要求か口頭での説明の録音が必要と感じました。
「スマートパス」と「自転車サポート」は翌日以降解約OKとのことだったので、忘れない内にと翌日即解約しました。
しかし、「UQ mobile」のWebサイトからの解約が非常にわかりづらい。結局、電話で解約をしました。
なお、契約書は後日SMSからPDFで届きました。

収支結果

さて、今回の「UQ mobile」2回線キャッシュバックの収支を計算しました。
収入は6万円は変更なしです。
経費として、事務手数料が1回線3,850円なので2回線で7,700円です。
私が契約したのは「au」の事務手数料が3,300円から3,850円と550円も値上げになったばかりのタイミングでした。2回線で1,100円アップ。契約回線が多いとかなり響きますね。

今回契約した2回線は、「UQ mobile」(および「au」)回線でブラックにならないよう、6ヶ月間は解約や「povo2.0」に逃がすことができません。
そこで、今回契約した1回線をメイン回線として使用することにしました。残りの1回線は寝かせて置きます。
一方で、今まで使っていた回線を「povo2.0」のeSIMへ転出し、「iPhone 11 Pro」のサブ回線として無料維持することにしました。
以上を実施することで、MNPした2回線の内維持費として計算するのは1回線だけにすることができます。
寝かせ回線は「UQ mobile」の最低プランの「くりこしプランS +5G」にすることで月額990円、6ヶ月でも5,940円で済みます。

収支は下記の通りです。
60,000円(キャッシュバック)-5,940円(回線費用)-7,700円(事務手数料)=46,360円
46,360円が粗利です。
「iPhone 13 mini」の「Apple Store」での価格が92,800円なので、92,800円-46,360円=46,440円が実質負担額です。
これに、キャンペーンなどの割引で4万円程になることを期待しています。

以降は、次回に!

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