5月上旬に「iPhone 13 mini」を購入。この経緯は既にレポートしました。
あれから2ヶ月弱しか経過していないこの時期、私は「iPhone 13」を購入。それに伴い「iPhone 13 mini」を売却しました。
そのドタバタの経緯を記します。
「やはり小さい…」
5月から2ヶ月弱「iPhone 13 mini」をメイン機にして使用してきました。
「iPhone 13 mini」にした大きな理由は小さく軽いということです。
小さいというのは現在の「iPhone」のラインアップでのこと。
「iPhone」の初期機種は3.5インチともっと小さかったのです。その後、スマホの大型化により初代「iPhone SE」も画面サイズが4インチと大きくなりました。
当時、私を含めほとんどのユーザーは、その画面サイズに不満なく使っていました。
それから比べたら、「iPhone 13 mini」は5.4インチ。初期の「iPhone」と比較すれば、決して小さいとはいえません。5.4インチだから、実使用に不満が起きることはないと確信し購入したのです。
しかし、当初の予想と異なり「iPhone 13 mini」を使うごとに、画面が小さいことでの不自由さを感じるようになりました。
画面サイズが小さくなるのは承知の上。それにより、重さや大きに画面が小さくなる以上のメリットがあるとして決断したはずなのにです。
「こんなはずではないはずなのに…」というのが正直な感想でした。
6月になり「docomo」で実質案件が復活
そんな中、6月になり家電量販店での実質案件に変化が出て来ました。
完全撤退していたはずの「docomo」から「iPhone」の実質案件が出て来たのです。対象機種は「iPhone 13」と「iPhone SE 3」。
毛嫌いしていた実質案件が実はお得な案件だったことに最近気付いたとの記事は前回アップしました。
「iPhone 13 mini」に不満を持ち始めていた私にとって「iPhone 13」が2年間23円で使える「docomo」の実質案件は魅力的に映りました。
購入してから2ヶ月弱しか経過いない端末を手放して損しないかと計算したら、むしろプラスになることがわかりました。
収支計算は下記の通りです。
・「UQ mobile」の「SIM契約」でのキャッシュバック(6万円)の経費を差し引いた利益分が46,360円。
・キャッシュバック金額から購入金額を引いた実質負担額は37,160円。
・「iPhone 13 mini」の中古ショップでの買取価格は66,000円。
・「iPhone 13 mini」の購入価格から買取価格を引いた収支は28,840円。
・実質案件の負担額は22,023円。
・トータルの収支は、28,840円-22,023円=6,817円。
とマイナスにならず、僅かですがプラスになっています。この乗り換えが金銭的に無駄にならないのは嬉しい結果でした。
白ロムでの購入
「iPhone 13」の乗り換えへの理由付けが成立し、金銭的にも負担増にならないと知ったことで「docomo」の実質23円案件に進むことにしました。
ただし、3キャリアの月額料金プランはクソ高いのが特徴です。
実質案件というタダに近い支払いで端末本体を入手しても、そのままキャリアの月額料金プランを維持していたら、瞬く間に本体価格以上の出費となります。
かといって、高額料金を避けるため短期解約したらブラックになります。なので、最低半年の維持は必須です(安全を確保するなら1年間)。
そこで私は高額な月額料金プランを避けるために回線契約なしの「白ロム購入(移動機購入)」を選択しました。
幸い、現在は「総務省」から「白ロム購入」の拒否は厳しく取り締まられており、POPでも「回線契約なしの場合」の価格も併記されているので、回線契約を押し付けられる心配もなくなりました。「docomo」の「iPhone 13」の「白ロム購入」の実質負担額は22,023円(月額料金月額957円)です。2万円で2年間使えるならお得だと思います。
今回の「docomo」の実質案件は「ヨドバシカメラ」や「ビックカメラ」で6月23〜30日まで実施中と事前情報を入手していました。私は近場の「ビックカメラ立川店」に行き、立川店でも実施していることを確認。
「回線契約なしを希望」と伝えましたが嫌な顔せず案内してもらえました。朝イチで行ったので待ち時間なしでしたが、それでも手続きに1時間強かかりました。
契約用のテーブルに案内されると担当者が早速契約を進めようとしましたので、確認したい事項があると断り質問し回答を得ました。
私が確認したかった事項は下記です。
・一括払い可能かの確認
・返却時期の確認(1年後返却など)
・返却時の損傷範囲の確認
・返却時の付属品
・事務手数料の確認
ほとんどは、Webサイト上の実質案件を取り上げているブログなどで記載はあるのですが、いちユーザーの情報には間違いや改定などで古くなった情報もあるので、契約時点での正しい情報は担当者の口から答えてもらうのが大事です。
また、後で言った言わないとならないように、それらのやり取りはスマホでしっかりと録音しておくのが大事です。
当日、担当者の回答は下記の通りでした。
一括払い可能かの確認
毎月1,000円弱を引き落とされるのも面倒なので22,023円を一括で払えるのか聞きましたが、ダメとのことでした。
つまり、2年経過する前に端末を返却しても支払いはその後も続くということです。
返却時期の確認(1年後返却など)
レンタル期間は2年間ですが、その前に返却してもOK。Webサイト上の情報では1年経過するとOKと出ていましたが、当日の担当者は翌月でもOKとのことでした。
返却時の損傷範囲の確認
実質案件でもっとも気になる点がこれです。損傷による追加料金が発生しない範囲ってどの程度なの?ということです。
液晶割れや水没、本体へこみなどの場合は追加費用が発生するとの記載はありますが、通常使用では避けられない擦り傷などはどの程度まで許容範囲なのか知りたいところです。
しかし、これについては明言を得られませんでした。通常使用による擦り傷などは大丈夫だと思うが、実際は確認する担当者による判断になる、とのこと。
担当者は「総合的判断」と言っていました。キャリアが使う便利な言葉です。
「iPhone 13 mini」から「iPhone 13」にしたので、なるべく軽くするためケースなしの使用も考えていましたが、どうもそれは避けた方が良さそうです。
返却時の付属品
2年後返却する際、端末本体のほか充電ケーブルや箱も必要かを聞きました。
返却は本体だけでOK。充電ケーブルや箱は不要とのことです。
「iPhone」は外箱だけでも数千円で売却できると聞きます。箱などが不要なら売却してしまうのも手ですね。
事務手数料の確認
「au」に続き「docomo」と「SoftBank」も事務手数料が3,850円に値上がりしました。
しかし、「docomo」の店頭POPには事務手数料が3,300円と記載されていたので確認をしたところ、「白ロム契約」の場合事務手数料はないそうです。てっきり3,300円徴収されるのだと思っていましたので得した気分です。
「白ロム販売」の場合、通常の家電販売と同じ扱いなのでしょうね。
なお、「白ロム販売」は「docomo」の販売システムからはイレギュラーになります。「docomo」の販売システムは物品販売のみの設定がありません。
そのため、「docomo」は紛れの対策として、最初の契約手続き時は回線ありの契約で進め、最後に回線契約をキャンセルとすることで「白ロム販売」を成立させています。
Webサイトでの情報でこのことは知っていましたが、今回の契約時に担当者が最後に「では、『白ロム販売』で」と言っていたので、その情報に間違いないと確信しました。
「SoftBank」と異なり「docomo」はここ5年以上契約していなかったのでブラックで契約拒否になる心配はありませんでした。
でも、少々ドキドキしていました。「MNP乞食」の性でしょうか(^.^;)
「iPhone 13 mini」の売却
無事に「iPhone 13」が「白ロム販売」で入手できたので、次は「iPhone 13 mini」の売却です。
1ヶ月以上前から「イオシス」が新宿東口店を新規オープンすると告知していました。新規オープンするなら、必ずオープンキャンペーンを実施するはずです。
もしかしたら「iPhone 13 mini」売却のタイミングでオープンキャンペーンで買取価格アップに巡り合えるかもと期待していました。
6月中旬にオープンキャンペーンのお知らせがありました。
予想通り、買取価格アップキャンペーンが実施されます。また、その内容が予想外に良かったので私的にはハッピーでした。
内容は、下記の通り。
・売却金額3万円以上で、3,000円買取価格アップ
・新宿東口店限定で、2,000円買取価格アップ
・買取成立で1,000円チケット
つまり、新規オープンした新宿東口店で売却すれば買取価格が5,000円もアップです!
今回、売却を予定している「iPhone 13 mini」は通常買取価格が65,000円なので、キャンペーンを利用すれば70,000円になります。
これは、嬉しすぎる!
なお、新宿西口店オープンの際もキャンペーンを利用しましたが、その時は4,000円だったので、それよりもアップです。
私が行ったのはオープン初日の6月30日11時半頃。
当日は雨でしたが、開店前から行列ができていたようです。私が到着した11時半には行列していた人たちが終わった後だったらしく、買取も直ぐに対応してもらえました。
着席して10分ほどで査定終了。満額と新宿東口店オープンキャンペーンの5,000円アップを含め70,000円の買取となりました。
「じゃんぱら」の査定はバックスペースで動作確認を行うので最低でも1時間かかりますが、「イオシス」は店頭でのチェックだけなので10〜15分で終わります。「イオシス」は、お店を出て時間潰しをする必要もなければ待機スペースで待つ必要もありません。案内された机で待つこともなく査定が完了します。
でも正直、シッカリとした査定が行えているのか、いつも心配になります。
収支計算
さて、これで「iPhone 13」の実質案件での入手から「iPhone 13 mini」の売却までを記しました。
で、結局収支はどうだったのか気になるので計算しました。
「iPhone 13 mini」の売却は「イオシス」のキャンペーンで5,000円アップになり70,000円。
一方の支出は、「iPhone 13」の実質案件は事務手数料なしだったので実質負担額の22,023円だけ。
よって収支は、70,000円-22,023円=47,977円のプラスです。
でも実際は、最初に「iPhone 13 mini」を購入した際の支出があるのでそれを加味して計算すると下記のようになります。
92,800円(「iPhone 13 mini」価格)-9,280円(コンビニ10%オフキャンペーン)-46,360円(SIM契約収支)=37,160円
「iPhone 13 mini」購入時の実質負担額は37,160円。
よって、これを加味した上での収支は、
47,977円-37,160円=10,817円
です。
つまり、「iPhone 13 mini」購入時の負担額から「iPhone 13 mini」の売却益までを含めたトータルの収支は、10,817円のプラス。
結局、「iPhone 13 mini」を2ヶ月弱しか使わず売却しましたが、それでも1万円強儲かった計算となりました。
「iPhone 13 mini」から「iPhone 13」の乗り換えは悪くない選択だったといえます。
実機設定
「iPhone」のデータ移行は簡単。「iPhone 13 mini」から「iPhone 13」へのデータ移行は互いを近づけるだけ。
後は「iPhone」の指示通りにタップしていけば移行完了まで進みます。
「iPhone 13」はレンタル品。2年後に返却する際に破損などによる余分な請求を得ないためケースと液晶保護フィルムは必須です。
いつもの通り、ケースは「Ali Express」で購入しました。「iPhone 13 mini」の時のケースが気に入ったので同じ販売店から「iPhone 13」用を購入。色は、グリーン、ブルー、グレーの3色にしました。
ただし、「iPhone 13」購入時点では、まだ到着していません。
「iPhone 13 mini」は7日間で届いたので、そう遠くない時期に到着するはずです。
液晶保護フィルムは、「Amazon」から「BELLEMOND」のアンチグレアのガラスフィルム「GAG B0688」を購入。私にとって、「iPhone」の液晶保護フィルムはアンチグレアが標準です。
まとめ
「iPhone 13」に乗り換えて感じたこと。
この大きさが一番フィットして落ち着くようです。
長く初代「iPhone SE」を使い、「iPhone 13 mini」の大きさに違和感はないはずと思っていました。
しかし、その後「iPhone X」になり「iPhone 11 Pro」になり、知らないうちに5.8インチが自分の中で「iPhone」の標準サイズになっていたようです。
確か「iPhone X」に買い替えた時は、「デカ過ぎる!」と文句を言っていたはず… 人間、馴染むと変るものですね。
4月以降、「iPhone 13 mini」購入から「iPhone 13」に乗り換えと忙しかったので、ここで乗り換えは落ち着けたらと思っています。
追記
7月11日に「Ali Express」で注文していた「iPhone 13」用ケースが到着しました。6月23日注文なので到着までに20日近くかかりました。
到着した3色の中からブルーを選びました。
実際に色を確認し、どの色も違和感がなかったのですが、今回はブルーにしました。
「iPhone 11 Pro」で使っているケースの色がグレーなので、「iPhone 13」は変えておきたかった気持ちがありました。
折角の「iPhone 13」本体の明るい「スターライト」と真逆な濃い色となりますが、私はあまり気にしません。
もし、「スターライト」を活かしたくなったら、その時にまた「Ali Express」で透明なケースを購入することにします。
でも、ケースを付けると急に重くなりますね。
裸で「iPhone 13」を持った時「iPhone 11 Pro」とかなり重さに差がありましたが、ケースを着けてしまうと裸の時の軽さがなくなり重さに差が感じられなくなります。
中古買取を前提で使うなら細かい傷も査定に響くのでケースが必須ですが、「iPhone 13」はレンタル。通常使用での傷は許容範囲だということなので、もしかしたら裸族での使用に切り替えるかもしれません。
やはり、「iPhone 13 mini」からの乗り換えなので軽さを維持したいとの思いが強いです。