今開催されている「FIFA女子ワールドカップ」で、「なでしこジャパン」の第2戦のキックオフが平日26日の14時でした。
当日、私は終日外出先。しかし、試合行われる14時から16時は視聴する時間はあったので、そのため外出先での方法がないかを考えました。
「FIFA+」での視聴
「FIFA女子ワールドカップ」のテレビ中継は、開幕直前に「なでしこジャパン」の試合だけ「NHK」で放送することが決まりました。
なので、テレビが見れるなら問題なかったのですが、当日の環境にはテレビがありません。
テレビがないとない場合の視聴するツールとして考えたのが「FIFA+」です。
「FIFA+」は昨年4月に「FIFA」が提供し始めたインターネットで「FIFA」が主催する試合を無料でライブ中継するサービスです。
「女子ワールドカップ」も「FIFA」主催の大会なので「FIFA+」でのライブ中継があります。
また今回、日本国内で「なでしこジャパン」の試合中継がなくなる恐れがあったためか「FIFA+」での「FIFA女子ワールドカップ」は全試合(「なでしこジャパン」以外の試合でも)は日本語アナウンスが付いています。
「楽天」のモバイルルーター
「FIFA+」での視聴にはインターネット環境が必要です。
外出先でインターネットを見るツールとしては「iPad Air 5」があります。しかし、私の「iPad Air 5」はWi-Fiモデル。単独ではインターネットに接続できません。
当日の私の環境ではテレビがないだけでなくWi-Fiもありません。別途なんらかの方法でインターネット環境を用意する必要がありました。
そこで考えたのが6月に1円で購入した「楽天モバイル」のモバイルルーター。
1円モバイルルーターを介してなら「iPad Air 5」で「FIFA+」を視聴できます。
でも、問題は当日の場所で「楽天モバイル」がつながり安定した通信環境を得られるか否かです。
3キャリアとは異なり「楽天モバイル」の回線は郊外や屋内、地下などでの回線速度に問題を抱えている点は、まだ解消していません。
「楽天モバイル」回線がでもローミング回線の「au」回線をつかめれば良いですが、その場所に行かないと回線速度の品質がわからないのが現実です。
他に解決策がないので、その手段に賭けました。ということで、試合日当日の朝、到着してすぐに回線速度をチェックしました。
それが、下記です。回線速度は40Mbps弱。
これだけの回線速度が出ていればライブ中継の視聴でも問題ないと思われます。
良かった!
そして当日。14時前から準備をしキックオフを待ちました。
試合開始から終了まで、何回か数秒の遅延がありましたが、概ね回線トラブルなく、なでしこジャパンとコスタリカ女子代表との観戦をすることができました。
試合もなでしこジャパンの2-0での勝利と良い結果でした!
試合翌日、当日のパケット使用量をチェックしたところ、5.18GB!
2GBくらいで済むのかと思っていたので、予想以上にパケットを消費しているのに驚きました。
「楽天モバイル」は直近3日間10GBの制限がないので安心ですが、3日間10GB制限があるキャリアサービスやMVNOサービスだと、毎日「FIFA+」での観戦は楽しめないことになります。
まとめ
災害やキャリアの回線トラブル、万が一のための通信手段として購入した「楽天モバイル」の1円モバイルルーター。
それが、災害や回線トラブルではなく、サッカー観戦のツールとして使うことになるとは想定外でした。
本当に使うのかとの心配もあったモバイルルーターが、想定外の利用とはいえ役に立ったので良かったです。