「iPhone 15 Pro」のカスタマイズ【ホーム画面の透明化】

「Yidget」で擬似透明ウイジェットを作成

「iPhone 15 Pro」が到着。前機種からのデータ移行も終え、やっと使い始めました。
脱獄環境から入獄環境に移行、また旧端末から新端末「iPhone 15 Pro」に乗り換えなど、私の「iPhone」環境が目紛しく変ったここ1ヶ月強
移行作業などが落ち着いたので本格的に「iPhone 15 Pro」環境の使い勝手の向上を目指し格闘している今日この頃です。

使い勝手の向上へ

脱獄環境から脱し、使い勝手が悪化したのに我慢できず、「iPhone 15 Pro」到着前から使い勝手の向上に試行錯誤していました。
早めの始動の成果もあり「iPhone 15 Pro」を使い始めた初期段階で改善の一部が見えてきました。
脱獄環境に比べれば、まだまだ改選する余地がありますが、現時点で行った使い勝手の改善の成果を整理しておきます。

現段階で行った改善は下記の通りです。
ホーム画面の透明化
ホーム画面の「ウイジェット」の利用
ロック画面の「ライブアクティビティ」の利用
その中から今回は、ホーム画面の透明化を記します。

ホーム画面の透明化

私は、画面が大型化した「iPhone 11 Pro」以降、上部2段は手が届きにくいのでアイコンを置かないようにしています。
そのためのツールとして脱獄環境では、透明アイコンを作ることができる脱獄アプリ「BlankIcons」を利用。
「BlankIcons」は壁紙をアイコン化した擬似アイコン化ではなく、正真正銘の透明アイコンでした。正真正銘の透明アイコンのため、どこに移動も問題なし。使い勝手が良く気に入っていた脱獄アプリでした。

当然、入獄環境には「BlankIcons」のような透明アイコンを作るアプリは存在しません。
そこで、代替え方法を調べましたが、なかなかフィットするアプリが見当たりません。
脱獄環境ではないのでパーフェクトを求めず、疑似的にでも上部2段に空白を得られる方法を探り、その結果、見つけたのが「Yidget」です。

「Yidget」は透明なウイジェットを作るアプリとのウタイモンクでした。
しかし、「Yidget」の作成する「透明ウイジェット」は私が求めている正真正銘の透明化ではありません。
いわゆる、擬似透明化同じ位置の壁紙を画像化し透明になったようにしているだけ。なので、位置を移動すると画像がずれるので設定をし直さなければならない面倒さがあります。
ここが、脱獄アプリ「BlankIcons」との大きな違いです。
でも、入獄環境でアイコンを下部に移動させるには、この方法しかたどり着きませんでした。
よって、「Yidget」の擬似透明ウイジェットを利用してみることにしました。

ウイジェットと壁紙のズレ

擬似透明ウイジェットを作る「Yidget」
擬似透明ウイジェットを作る「Yidget」

「Yidget」での擬似透明ウイジェットの作り方は下記ブログなどを参照にしてください。
iPhoneのホーム画面に余白(空白ウィジェット)を作る方法
iPhoneで透明ウィジェットを追加する方法! ホーム画面の余白を自由に移動しよう
難しくはないので一度使ってみれば操作方法は理解できるはずです。

しかし、この「Yidget」で注意する点は、使い方ではありません。設定によっては、壁紙と「Yidget」で作った画像のウイジェットにズレが生じることです。
私は正にこの事例に当たりました。最初は、アプリのバグか私の端末の個別事象ではないかと疑い、もし個別事象だったら解決は難しくなる、と心配になりました。

この事象を解決するためWebサイトを調べていると、この事象がヒットし、その理由と解決策の記載がありました。
画像ウイジェットにズレが生じる理由は、「視差効果」の影響す
「iPhone」の初期設定では「視差効果を減らす」がオフ(視差効果あり)になっています。
この設定でスクリーンショットを撮ると「視差効果」により「iPhone」の傾きにより壁紙が動いた状態での撮影となります。
このため、このスクリーンショットを画像化すると実際の壁紙とズレが生じてしまうわけです。

このズレを生じさせないようにするには「視差効果を減らす」がオンにし視差効果をなしにします。
日本語の表現的に少々違和感のある言い回しですが、英語からの翻訳なのでこんな変な日本語になっているのでしょう。
「視覚効果」のオン、オフとすればわかりやすい表現なのにと思います。整理すると、
「視差効果を減らす」オフ→視差効果あり
「視差効果を減らす」オン→視差効果なし
です。

「視差効果を減らす」をオンにする
「視差効果を減らす」をオンにする

「視差効果を減らす」の場所は、「設定>アクセシビリティ>動作」の中に「視差効果を減らす」があります。これをオンにします。
その上で、「iPhone」のホーム画面を長押しし編集モードにしてスクリーンショットを撮ります。このスクリーンショットを「Yidget」の擬似透明ウイジェットの画像とすれば解決です。

「視差効果を減らす」をオフ(上側)にしたままのスクリーンショットではズレが発生。オン(下側)にすると解決
「視差効果を減らす」をオフ(上側)にしたままのスクリーンショットではズレが発生。オン(下側)にすると解決

壁紙の修正

フロントカメラや顔認証Face ID周りが前機種の「ノッチ」から「iPhone 15 Pro」では「ダイナミックアイランド」に変更になりました。
「ダイナミックアイランド」は、液晶の非表示部分が「ノッチ」より下がっています。
これにより、私が利用している壁紙の中の「林檎」の葉っぱ部分が「ダイナミックアイランド」により切れてしまう状況となりました。

そこで、「林檎」の位置を数mm下げることにしました。
下記がその結果です。

壁紙を数mm下げて(下側)ダイナミックアイランドで欠けないようにした
壁紙を数mm下げて(下側)ダイナミックアイランドで欠けないようにした

「iPhone 15 Pro」の使用時「林檎」の葉っぱの欠けていたのが気になっていました。
でも、この対応で葉っぱの欠けがなくなったので気分良く「林檎」を見てられるようになりました。

まとめ

脱獄環境の「BlankIcons」の完全透明化までは到達しませんが、「Yidget」により疑似的にですが透明化が実現しました。
入獄環境ですのでこれで一旦妥協し、次の使い勝手の改善に進んでいきます。

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